日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

楽天VSソフトバンク@東京ドーム 小久保の大爆発に孫正義オーナーご満悦。

2011年06月29日 | HAWKS

ヤフードームの日本ハム戦を1勝2敗で負け越したものの、単独首位をキープした福岡ソフトバンクホークス。28日からはパリーグ最下位の東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦です。28日の7回戦は「楽天グループデー」と題して東京ドームで試合が行われました。ここだけの話ですが、東京ドームで試合があるのを全く知らず、仙台=Kスタ宮城でやるのかと思っていました。初戦はソフトバンク・ホールトン、楽天・塩見貴洋の先発で始まり、ホークス打線中盤に爆発しました。


スタメンはこちら
1(遊)川宗則
2(二)本多雄一
3(左)松中信彦
4(一)小久保裕紀
5(指)カブレラ
6(三)松田宣浩
7(中)長谷川勇也
8(右)福田秀平
9(捕)細川 亨
 (投)ホールトン
この日は打順を入れ替えてきたホークス。松中を3番レフトに起用し、カブレラが5番DHで先発復帰。松田は6番に下がりました。


1回はホークス上位打線が塩見の前に3者凡退、その裏のホールトンは2死から聖沢にライト前ヒットを許すも、楽天4番・ルイーズの場面で聖沢を牽制でアウトにしました。
無得点の2回、ホークスは先頭の小久保が塩見のストレートを振り抜くと、レフトスタンド中段に突き刺さるソロ本塁打で1点を先制します。続くカブレラが四球を選ぶと、2死後に相手の暴投で2塁まで進むも、福田が1塁フライに倒れて2点目ならず。
味方の援護を貰ったホールトンは、2回に先頭打者にライト前ヒットを浴びるも、後続を打ち取り無失点。しかし3回、1死から嶋にセンター前ヒット、鉄平にレフト前ヒットを浴び、内村に死球を与えて1死満塁と一打逆転のピンチを背負ってしまいます。ここで聖沢に直球を狙われ、センター・長谷川の頭上を越えるタイムリー2塁打を浴びてしまい、逆転を許す。しかし野手陣が連携プレーで打った聖沢をタッチアウト。なおも2死3塁となるも、ルイーズをセンターフライ。相手のミスに助けられながらも2点を失ってしまった。
1点ビハインドのホークスは、4回にカブレラがヒットを放つも後続凡退。5回には長谷川が四球で出塁し、1死2塁と得点圏まで進めるも、細川と川崎が倒れて3アウト。楽天先発・塩見の前に同点打が打てません。
そんな中迎えた6回、先頭の本多が2塁への内野安打を放つと、続く松中がレフト線を破る2塁打で無死2,3塁と同点&逆転のチャンス!この絶好の場面で小久保が初球スライダーをジャストミート!完璧な打球はまたしてもレフトスタンドへ!この試合2本目のホームランは逆転3ラン!一発を浴びた塩見はここでKOとなりました。ホークスはなおも止まりません。カブレラが楽天2番手・小山の9球目のストレートを弾き返し、左中間へ高々と舞い上がった打球はそのままスタンドイン!2者連続アーチで1点を追加。2死後、福田と細川の連打がありましたが、川崎3球三振で2者残塁。しかし、この回は2本塁打で4点を挙げ、5-2と試合をひっくり返しました。
8回、福田が内野安打で出塁すると、細川の場面で2塁への盗塁を決め、さらに相手の悪送球で3塁まで進みます。1死3塁で細川が楽天3番手・片山からレフト前タイムリーを放って6点目。この追加点は大きい。
ホールトンが5回で降板した後、6回からは中継ぎ陣が登板。6回に2番手の金澤が2死から連続四球を与えるも、ガルシアを空振り三振に仕留めて反撃阻止。7回には3番手の森福が楽天下位打線を3者凡退。8回はファルケンボーグがヒットと四球で2死1,2塁とされるも松井稼頭央をライトフライに打ち取り無失点。そして9回は大場翔太が先頭打者を出しながらも無失点に抑えて試合終了。一発攻勢と投手リレーでホークスが逆転勝利を飾りました。


パ・リーグ 2011/06/28(火)
楽 天-ソフトバンク 7回戦 
(ソフトバンク5勝2敗、東京ドーム、18:00、41084人)
H 010 004 010  6
E 002 000 000  2
【投手】
(ソ)ホールトン、金沢、森福、ファルケンボーグ、大場-細川
(楽)塩見、小山、片山、川岸-嶋
【責任投手】
(勝)ホールトン11試合8勝3敗
(敗)塩見8試合1勝4敗
【本塁打】
(ソ)小久保5号ソロ(2回、塩見)、小久保6号3ラン(6回、塩見)、カブレラ7号ソロ(6回、小山)


前回の対戦では楽天先発・塩見の前に0点だったホークスが、小久保選手の2本塁打で4得点を奪いリベンジ成功。カブレラにも一発が飛び出し、6-2で楽天に勝利!ホークスは2連勝となり、2位・日本ハムが敗れたため3ゲーム差に開きました。
この日の東京ドームは4万1000人が集まり(楽天とソフトバンクの社員動員がありましたが)、孫正義球団オーナーも観戦に訪れ、試合後には小久保選手と握手を交わしていました。オーナーの前で勝つことができたのはいい事です。あと、林家ペー・パー子夫妻がバックネット裏席の最前列で観戦しており、東京MXでも確認する事が出来ました。孫さんよりもペーパーが気になっちゃったよ…。
先発のホールトンは、5回まで打者20人に対して95球、被安打6・3奪三振・無四球・2失点。序盤は毎回のように走者を出し、3回には満塁から聖沢に2点タイムリーを浴びました。苦しいピッチング内容だったため5回で降板しましたが、6回に味方が逆転したため、勝ち投手の権利を獲得。これでホールトンはチームトップの8勝目です。
打線の方はチーム全体で13安打6得点。1試合2本塁打を放った小久保選手は、この試合5打数4安打4打点の固め打ち。7回の第4打席ではライト方向への打球を放ち、あわや3本目かと思われましたが、結果は2塁打でした。あれが入っていたらホークスファンは大盛り上がりだったでしょう。最終打席でもライト前ヒットを放ちました。
小久保選手以外では、スタメン復帰のカブレラは3安打猛打賞!小久保選手とカブレラのアベック本塁打はこれが初めてでしょう。39歳同士、アラフォーパワー恐るべし。また、2つの四球を選んでいるため、5打席全て出塁しました。福田選手と細川選手の下位打線2人もマルチヒット。福田選手は2打席連続内野安打、細川選手はダメ押しのタイムリーを放ちました。
水曜日からは仙台に舞台を移し、29日の予告先発はソフトバンクが和田毅、楽天は川井貴志となっています。和田投手はチーム事情により登録抹消されていましたが、1軍にようやく合流します。和田の好投で3連勝なるでしょうか。



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