日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

やっぱりブエナビスタは強い!桜花賞制覇でまず1冠目。

2009年04月13日 | 競馬

2009年のクラシック競走が遂に開幕!12日は阪神競馬場で牝馬3冠シリーズの第1戦・第69回桜花賞が行われました。「桜の女王」をかけ、阪神1600m・18頭によって争われたこのレース、今年は昨年の2歳女王で現在3連勝中の⑨ブエナビスタが登場。クラシック前から注目を集めていた馬ということで、牝馬3冠の偉業の期待がかかっています。1つ目の関門である桜花賞を軽くクリアできたのか?「打倒ブエナビスタ」組では、フィリーズレビューを制した⑥ワンカラット、フラワーカップ優勝の⑦ヴィーヴァヴォドカ、関東の刺客・①ダノンベルベール、デビュー2連勝の⑱レッドディザイア、桜花賞男・武豊騎手とのパートナーで挑む⑤アイアムカミノマゴなどが出走しました。


直前の単勝オッズでは、ブエナビスタが1.2倍という圧倒的1番人気に推され、2番人気以降は2ケタのオッズで、2番人気のレッドディザイアは14.4倍、3番人気にダノンベルベール(17.1倍)、4番人気以降は⑦サクラミモザ(22.4倍)、⑮ジェルミナル(25.2倍)と続きました。
スタートでブエナビスタは後方に下げ、先行争いではヴィーヴァヴォドカと⑩コウエイハートの2頭が競り合い、サクラミモザは3番手、ダノンベルベールは②ツーデイズノーチスと並走の6番手争いの中、アイアムカミノマゴは9番手、レッドディザイアはワンカラットと13番手争い、その後ろにジェルミナル、ブエナビスタは後方2番手から徐々に進出していきます。
前半800mを46秒台で通過し、最後の直線でブエナビスタは大外に持ち出し、ヴィーヴァヴォドカが先頭に立つが、内側からアイアムカミノマゴが差し、ブエナビスタと同時に進出してきたディザイアが前に出るが、ゴール前でブエナビスタが差し切ってゴールイン!強烈な末脚で他馬を鮮やかにごぼう抜き!2歳女王の底力を見せつけて1冠目を獲得です!

最終成績&払戻金
1⑨ブエナビスタ     1:34.0
2⑱レッドディザイア    1/2
3⑮ジェルミナル     1.1/2
4⑥ワンカラット      3/4
5⑭ルージュバンブー    ハナ
6⑤アイアムカミノマゴ   クビ
7⑪レディルージュ      1
8①ダノンベルベール   1.3/4
9⑧デグラーティア      2
10⑦サクラミモザ     クビ
11⑰アンプレショニスト   1/2
12④ヴィーヴァヴォドカ   1/2
13②ツーデイズノーチス  クビ
14⑬カツヨトワイニング  1.3/4
15⑯ルシュクル       3/4
16⑫イナズマアマリリス  アタマ
17⑩コウエイハート     1
18③ショウナンカッサイ  1.1/4
単勝 9 120円
複勝 9 110円  18 270円  15 330円
枠連 5-8 550円
馬連 9-18 640円
馬単 9-18 780円
ワイド 9-18 320円  9-15 420円  15-18 1,650円
3連複 9-15-18  2,480円
3連単 9-18-15  5,680円

ブエナビスタが末脚炸裂で期待に応える完勝、2着にはレッドディザイアが入り、5番人気のジェルミナルが3着入線。3番人気のダノンベルベールは8着、サクラミモザは10着に終わりました。ブエナビスタに騎乗した安藤勝己騎手は桜花賞3勝目、49歳で優勝したことで、クラシック競走最年長優勝記録を69年ぶりに塗り替える偉業を達成しました。今後もブエナビスタとのコンビで最年長記録を更新しそうです。
いやいやいや、ブエナビスタは本当に強かった!これで通算成績は5戦4勝、GI競走2勝目を飾りました。レース前は「ブエナビスタが負けるなんてあり得ない」と思っていたので、その考え通りの結果となりました。これだけの内容を見せれば、次戦以降も普通に勝てるし、将来的には「女傑」と言われるようになるでしょう。次はオークスで2冠目に挑戦すると思いますが、オークスを回避してダービー参戦というのはどうでしょうか?ダービーだったらロジユニヴァースやアンライバルドとの直接対決も見られるし、牡馬を相手に末脚で抜きまくるというのも見てみたいもんです。なんだか今後のブエナビスタの活躍が楽しみになってきました。

来週は牡馬3冠第1戦の皐月賞。デビュー4連勝のロジユニヴァース、4戦3勝のアンライバルド、リーチザクラウンの3強が出揃い、2歳王者・セイウンワンダー、フィフスペトル、アーリーロブスト、リクエストソングといった馬が登録されています。今年の皐月はロジユニヴァースが中心であることは間違いありません。4戦4勝と3強の中でも一番の実績と強さを誇っています。お父さんのネオユニヴァースは皐月とダービーを制した2冠馬ですが、息子はその偉大な父を簡単に越えていきそうな逸材です。同じ「ネオユニチルドレン」のアンライバルドも歯が立たなそうだ。今後の牡馬クラシック戦線を占う重要な大一番、ロジが5連勝で皐月を制するのか?決戦は4月19日だ!


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石川遼初めてのマスターズは6オーバーの予選落ち

2009年04月12日 | Sports

オーガスタGCで開催中のマスターズゴルフトーナメントは、日本時間の11日に第2ラウンドが行われました。初日を1オーバーの51位タイでスタートした石川遼選手、決勝ラウンドに進むためには猛チャージが必要だったんですが、この日もオーガスタの難コースに苦戦しました。

2日目は緑のサンバイザー&白のシャツで臨んだ石川選手、1番ミドルでティーショットを林の中に打ち込み、4打目であわやチップインというようなアプローチを見せたものの結果はボギー。2番と3番をパーで終えた後の4番ショート、1打目をバンカーに落とし、2打目はグリーンをオーバーして2つ目のボギー。3オーバーで迎えた8番ロング、絶妙な3打目のアプローチでこの日初めてのバーディーを取りますが、続く9番でボギーを叩いてしまい、前半終了時点で3オーバーと予選通過が厳しくなります。
何とか巻き返したい石川は後半、10~14番まで5連続パー。12番では惜しいバーディーパットを見せると、13番ロングでは4打目のアプローチをピン近くに寄せるアプローチショットでパーをセーブ。反撃の兆しが見えない中で迎えた15番パー5、フェアウェイからの第2打をグリーンに乗せ、イーグルこそはなりませんでしたが、この日2つ目のバーディーで2オーバー。残り3ホールとなり、予選突破に最後の望みをかけるところで、悲劇が待っていました。16番パー3で1打目をバンカーに落とすと、2打目のバンカーショットはピンの位置を超えて長めのパーパットを残します。そのパーパットを決められず、ボギーパットでは左に逸れてダブルボギー。このダボが影響したのか、17番でも短いボギーを外してしまい、2ホール連続のダブルボギー。最後の18番はパーでホールアウト。終盤3ホールでスコアを4つ落としてしまった石川は、この日は2バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの77(5オーバー)で回り、通算6オーバーの73位で予選落ちとなりました。


15番を終えたところで2オーバー、予選カットラインの1オーバーだから、バーディーを取れば決勝進出というところで、悪夢の2連続ダブルボギーを叩いてしまった石川選手。メジャーの洗礼を浴びる形でオーガスタを去ることになりました。試合後の会見では、「36ホールの間、一度も楽しめなかった。そう簡単ではなかった」とコースの難しさを実感しておりました。若さと勢いで予選突破を目指しましたが、終わってみれば経験の少なさが響いたのかもしれません。でも、17歳の若きサムライがアメリカの舞台で自分なりのプレーができたからよく頑張ったと思います。この経験を日本ツアーで活かして、来年以降オーガスタに再び挑戦してほしい。


石川選手以外の日本人選手では、初日4位タイと好スタートを切った片山晋呉選手は、この日は我慢のゴルフとなりました。2ホール連続パーの後の3番でボギーを叩きます。4番はあと一歩でバーディーを逃し、6番ではナイスアプローチでパー、9番では短いバーディーパットを決められず、チャンスをモノにできずにパーで終えるというのが相次ぎ、前半は1オーバーで折り返します。10番では右のラフに落ちてピンチを迎えますが、アプローチとパーセーブでピンチを乗り切ります。この後14番まで11連続でパーセーブとなりますが、15番のロングで3打目のアプローチでミス、微妙な距離のパーパットを沈められずこの日2つ目のボギー。16番ではバンカーショットを上手く寄せてパー、そして最終18番、2打目をピン内側につけると、最後はバーディーを決めてガッツポーズ。この日は1つスコアを落として通算4アンダー。6位に後退しましたが、依然としてトップ10圏内をキープしています。
石川と同様51位タイスタートの今田竜二選手は、2番と8番にバーディーを奪って1アンダーと予選通過に大きく前進します。しかし、後半は一転して苦戦を強いられてしまいます。10番と12番でボギーを叩いてスタート時の1オーバーに逆戻り。13番のバーディーでイーブンにした後、14~16番の3ホールをパーで粘りますが、17番でボギーとしてカットライン上の1オーバー。ボギーなら予選落ち決定の18番、2打目をバンカーに落としてピンチを迎えます。バンカーで何とかリカバリーし、運命のパーパットをしっかりと決めて予選通過。この日はイーブンパーで1オーバー、42位タイで2日目の競技を終えました。
これで日本人選手は、片山選手と今田選手の2人が決勝ラウンド進出。片山選手は初日の好スタートが効いて首位とは5打差の6位、日本人初優勝という可能性は0%ですが、2001年に記録した伊沢利光選手の4位という日本人最高順位を上回るチャンスは十分にあるでしょう。それに16位以内に入れば来年のマスターズに出場できます。今田選手はボーダーラインギリギリのところで予選を突破しました。決勝ラウンドでは全米ツアーの経験を活かす形で順位上昇を目指します。


2日目終了時点でチャド・キャンベルとケニー・ペリーの2人が9アンダーでトップタイ、タイガー・ウッズは2アンダーの19位タイ、前回王者のトレバー・イメルマンもギリギリで予選を通過しました。アンソニー・キム選手が7つスコアを伸ばして6位タイと大躍進。予選落ち組では、久々のマスターズ出場となったグレッグ・ノーマンや韓国のチェ・キョンジュ、トム・ワトソンがオーガスタを去ることになりました。
現在3日目の競技が行われているみたいで、今田選手は現在9番を終えて2アンダーの28位タイまで順位を上げてきました。タイガーやフィル・ミケルソンといったトップゴルファーはどこまで順位を上げられるのか?大会3日目「ムービングサタデー」ということで、順位変動が激しくなるでしょう。片山選手と今田選手には勝負の3日目を上手く乗り切ってもらいたいところです。



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石川遼が夢の舞台に初挑戦!マスターズ初日は51位タイで終える

2009年04月11日 | Sports

オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで行われる「ゴルフの祭典」マスターズゴルフトーナメントが今年も開幕しました。アメリカ4大メジャーの第1戦となるこの大会は、タイガー・ウッズ、ジャック・ニクラウス、ビジェイ・シン、フィル・ミケルソンといったトップゴルファーが優勝しました。今年は17歳のプロゴルファー・石川遼選手が日本人最年少でオーガスタ初出場。他にも日本ツアー賞金王の片山晋呉選手、全米ツアーレギュラー参戦中の今田竜二選手が出場。憧れのオーガスタに初めて挑む石川選手、初日の成績は?


最終組で登場した石川は、赤いシャツで登場しました。1番ホール(パー4)でボギーを叩きますが、続く2番(パー5)でバーディーでEVENに戻します。3,4番で連続ボギーのあと、5番でこの日2つ目のバーディーを奪います。その後7番と9番でボギーを記録し、前半9ホールを終えて2バーディー5ボギー、3オーバーと苦戦します。
後半に入り、10番パー4の第1打を左ラフに落とし、2打目をグリーンに乗せるもピンより遠い位置。長い距離のバーディーパットをカップ近くまで寄せ、パーで終えます。11番でボギーと1つスコアを落として4オーバーで迎えた12番(パー3)、1打目をピン奥につけてバーディーチャンスを迎えますが、バーディーパットを沈められずパー。14番で3つ目のバーディーを挙げた後の15番(パー5)、ラフからの第2打を果敢にグリーンを狙う。ボールはグリーンに乗るが、傾斜で下がっていって池まで行きそうになりますが、カラーの部分で何とか止まります。3打目のアプローチを上手く寄せ、なんとかバーディーを奪った石川、初めての連続バーディーで2オーバー。16番と17番を続けてパーで沈めた後の最終18番ホール(パー4)、ティーショットをフェアウェイに乗せ、9番アイアンを使っての2打目は、絶好の位置でバーディーチャンス。これをしっかりと決めた石川は、初日は5バーディー、6ボギーの1オーバーでホールアウトしました。


海外メジャー初挑戦の石川選手、初日を終えた感想は、「あっという間だった。もう少しスコアを落としているかと思ったけど、まさか1オーバーで上がれるとは」と語っていました。緊張とプレッシャー、難しいコースに苦戦が続き、一時は4オーバーまで落としましたが、14~18番の残り5ホールで3バーディーを奪いました。この巻き返しは2日目に必ず繋がると思います。初日は51位と厳しいスタート、2日目終了時点で首位から10打差以内or44位までの選手が決勝進出ということで、現在の順位だと予選通過は厳しいでしょう。スコアを伸ばすことも重要ですが、オーガスタの罠にはまらなければ決勝進出も行けるかもしれません。
他の日本人選手では、片山晋呉選手は初日から絶好調。1番でバーディーを取った後、3番でもバーディーを奪い、前半はボギー無しと安定したスコアを残します。後半は12,13,15番と3つのバーディーを奪い、17番でこの日唯一のボギーを叩いた後、最終18番でバーディーを取り返し、67のスコアで5アンダー、首位とは2打差の4位タイと好スタートを切りました。石川選手と同じくマスターズ初出場の今田竜二選手は、アメリカでの経験を活かしたいところでしたが、前半は1バーディー、1ボギーと我慢のゴルフとなり、後半はバーディーとボギーが交互とスコアが全く伸びず、最終18番でボギーを叩いて3バーディー4ボギーの1オーバー、石川選手と同じく51位タイで初日を終えました。
マスターズを4度優勝しているタイガー・ウッズは、5番までパーが続きますが、6番にようやく初めてのバーディーを奪います。前半をイーブンで折り返したタイガーは、13~15番で3連続バーディーを見せましたが、最後の18番でボギーを叩いてしまいました。結局この日は2アンダーで20位タイスタート。復活を遂げたタイガーの逆襲はこれからです。
そして初日首位に立ったのはチャド・キャンベル選手で、1番から5連続バーディーを奪ってみせると、後半も12~15番まで4連続バーディーと9アンダーまで伸ばし、コースレコードの可能性もありましたが、最後の2ホールで連続ボギー。それでも7アンダーで単独首位スタートを切りました。

マスターズは現在2日目のプレーが行われているようで、石川選手は3ホールを終えて通算2オーバーの61位タイと順位を下げております。首位のキャンベル選手は9ホール終了時点で通算10アンダー、前半で3アンダーと伸ばしていますね。決勝に進出するためにはこれ以上スコアを落とせない石川選手、この後の巻き返しはあるのでしょうか?



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上原浩治メジャー白星デビュー!

2009年04月10日 | Sports

読売ジャイアンツからFA宣言し、アメリカ大リーグのボルティモア・オリオールズに入団した上原浩治投手が日本時間の9日、本拠地のカムデンヤーズでニューヨーク・ヤンキース戦でメジャー初登板を果たしました。この試合は、ヤンキースの4番・松井秀喜選手との「元巨人軍の4番VSエース」対決で注目が集まりました。元同僚対決の行方はどうなったのか?


上原は初回、先頭打者のジーターに四球を許しますが、後続を打ち取って2死とし、2死1塁の場面で松井との最初の対決を迎えます。上原は松井を連続で空振りさせた後、2連続ボールでカウント2-2、そして5球目のフォークで2塁ゴロに打ち取り、最初の対決は上原の勝利。上原を援護したいオリオールズ打線はその裏、ヤンキース先発・王健民から3番・マーカキスと4番・ハフの連続タイムリー2塁打で2点を先制します。
上原は2回にヒットと味方のミスで2死1,3塁とピンチを迎えますが、ガードナーをライトフライに打ち取ってピンチを凌ぎ、3回は先頭打者に内野安打を許し、2死1塁の場面で松井と2度目の対戦を迎えます。初球にジーターが盗塁して2死2塁と反撃のチャンスを迎えましたが、最後は遊撃ライナーに終わり、2回目も上原の勝ち。序盤の3回を無失点に抑えた上原ですが、4回に2死からヒットを許すと、ランソムにセンターの頭上を越える2塁打を浴びて1点を失ってしまいます。なおも2死2塁と同点のピンチを迎えますが、ガードナーをライトフライに抑えてピンチ脱出。
4回裏、オリオールズはヒットと四球で無死1,2塁の追加点チャンスに、ゾーンがタイムリー2塁打、続く打者が凡退する間に1点追加。この後犠牲フライでさらに1点を追加し、2死1塁の場面でマーカキスが2ラン本塁打を放ち、王健民から5点を奪う猛攻を見せました。大量援護を貰った上原は、5回に1死からデーモンに内野安打を許し、2死1塁の場面で松井と3度目の対決。今度こそ上原を打ち崩したい松井は、ストレートをレフトへ弾き返しますが、打球は全く伸びずレフトフライ。3度目も上原に軍配が上がりました。上原は5回を投げ切り、勝利投手の権利を得たところでマウンドを降りました。
試合はこの後、ヤンキースはポサダとカノの連打で1点を返し、オリオールズは6回以降ダメ押し点が奪えません。9回にヤンキースは2死1塁の場面でジーターがライトへの2ランを放って3点差にすると、2死1塁の場面でテシェイラが右中間へのタイムリー2塁打で2点差。なおも2死2塁で松井が登場。一発が出れば同点に追いつき、上原の白星が消滅するところでしたが、3塁フライに倒れて試合終了。7-5でオリオールズが勝利し、上原投手がメジャー初勝利を挙げました!


オリオールズ-ヤンキース (オリオールパーク、19:05 日本時間:9日 8:05)
NYY 000 101 003  5
BAL 200 500 00X  7
【投手】
(ヤ)王建民、ラミレス、アルバラデホ、ベラス-ポサダ
(オ)上原、アルバーズ、バエス、サーフェート、シェリル-ゾーン
【責任投手】
(勝)上原1勝
(S)シェリル1S
(敗)王建民1敗
【本塁打】
(ヤ)ジーター1号2ラン
(オ)マーカキス1号2ラン

上原投手がスター軍団のヤンキースを相手に5回まで5安打1失点の好投でメジャー初登板初勝利!33歳のオールドルーキーが野球人生の新たな第1歩を踏み出しました。毎回のようにランナーを出しながらも強力なヤンキース打線を凡打で打ち取り続けました。松井選手との直接対決は、3打数無安打に抑えた上原投手の完勝。試合後には「正直めちゃめちゃうれしい。野球をやってきてよかった」と喜びを明かしておりました。ヤンキースの選手たちも上原投手のピッチングを評価し、ジーター選手は「チームとして攻略できなかった」、テシェイラ選手は「オリオールズには大きなプラスになるだろう」と警戒していたそうです。名門からも認められた上原投手、日本での経験を大いに活かしてメジャーでも「雑草魂旋風」を巻き起こし、オリオールズのエースとして活躍してほしいものです。シーズン中には松坂大輔投手との投げ合いが見られるか楽しみだ。


さて9日は、上原投手以外でも日本人メジャーリーガーが活躍しました。ヒューストンでのアストロズVSカブス戦では、アストロズの松井稼頭央が1番セカンド、カブス・福留孝介は2番センターで揃って先発出場。福留は最初の打席でセンター前ヒット、2打席目にライト前に弾き返せば、3打席目は右中間への2塁打で3打席連続ヒット。4打席目には四球を選んだ後に盗塁を決め、9回の第6打席ではライトスタンドへの今季第1号本塁打を放ちました。対する松井稼は、5回の第3打席でカブス先発・リリーからレフトへの今季1号ソロ本塁打を放ちました。福留は5打数4安打1打点、松井稼は5打数1安打1打点という結果に終わり、試合は両チーム通じて7本の本塁打(カブス2本:アストロ5本)が飛び出る打撃戦となり、11-6でカブスが勝利しました。
ボストンでのレッドソックスVSレイズ戦は、レイズの岩村明憲が9番セカンドで先発。先頭打者で登場した3回の第1打席では、レッドソックス先発・レスターからレフトオーバーの2塁打を放ちます。その後、2打席目と4打席目にセンター前を放ち、4打数3安打の活躍でチームの勝利に貢献しました。また、レッドソックスに移籍した斎藤隆投手は、8回に4番手として登板しましたが、レイズ先頭打者のロンゴリアに一発を浴びてしまい、1失点という内容に終わりました。なお試合は7-2でレイズが快勝しています。
マリナーズの城島健司捕手はツインズ戦で7番に入りましたが、4打数無安打で2試合連続のノーヒット。試合も5-6で敗れてマリナーズ2連敗。今季はケン・グリフィー加入で不振脱出を目指しているマリナーズですが、イチローの胃潰瘍による離脱が影響しているのか苦しいスタートとなりました。そのイチローですが、血液検査で順調に回復している事がわかったため、9日のルーキーリーグでの紅白戦で復帰することに。マイナーですがイチローの快音が久々に聞かれます。当分の間はマイナー調整で、メジャー復帰はしばらく経ってからとなるでしょう。イチローが復帰すればチームも波に乗れるかもしれません。
9日はWBCで2大会連続でMVPに選ばれたレッドソックスの松坂大輔投手がレイズ戦で今季初先発。岩村との「侍JAPAN」対決は一体どうなるのか?今年も「JAPAN POWER」で盛り上がるだろうメジャーリーグ、11月まで続く熱戦は始まったばかりです。





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AFCチャンピオンズリーグ グループステージ第3戦

2009年04月09日 | soccer

AFCチャンピオンズリーグは、7日と8日の2日間にグループステージ第3戦が行われました。7日は名古屋グランパスがニューカッスル・ジェッツ(豪州)、鹿島アントラーズはアームド・フォーシズ(シンガポール)と対戦。8日はガンバ大阪がスリウィジャヤ(インドネシア)、川崎フロンターレはアウェーでセントラルコーストと対戦しました。


名古屋グランパスVSニューカッスル
1勝1分け・勝ち点4でグループE首位の名古屋は、ホーム・瑞穂競技場でニューカッスルと対戦。ホームで勝ち点3を獲ってベスト16入りに前進したいところでしたが、前半8分、ジェシックのミドルシュートのこぼれ球をエルリッチに押し込まれて先制点を奪われてしまう。この後も名古屋の守備のミスを突いて決定的チャンスを作りますが、追加点はならず。名古屋も前半残り10分のところで前線にでるものの、同点ゴールが生まれないまま前半が終了します。
1点を追いかける名古屋は後半も相手の速攻に苦戦。4分にはスルーパスからエルリッチが抜け出しますが、GK・楢崎正剛が阻止します。後半8分に右サイドからのクロスを途中出場の玉田圭司が合わせますが、サイドネットに直撃。そして後半18分、ゴールやや右寄りのところでFKを獲得すると、玉田が左足で直接決めて同点に追いつきます。後半35分には小川佳純がFKを狙うが、壁に直撃。42分、ニューカッスルはカウンターからウィールハウスがシュートを放つもバーの頭上。名古屋は終了直前に2度チャンスを迎えましたが、逆転することはできずに試合終了。1-1の引き分けに終わり、ホームで勝ち点1という結果になりました。


アームド・フォーシズVS鹿島アントラーズ
2節終了時点でG組3位の鹿島は、敵地・シンガポールに乗り込んできました。高温多湿に人工芝、おまけに水原三星戦で惨敗を喫した金色のユニフォームという不安要素いっぱいの中で迎えた第3戦は、開始から鹿島が試合のペースを掴みます。前半10分にアームドGKのパスミスを拾うと、野沢拓也がシュートを撃ってきますが、枠を捉えられません。そして前半22分、右サイドの内田篤人のクロスに本山雅志が合わせて鹿島が1点を先制。しかし3分後、アームドのFKからハフィズ・オスマンのヘディングで同点に追いつかれます。40分にチャイマンのスルーパスにドゥリッチが反応しますが、鹿島守備陣がシュートを撃たせず。その2分後、鹿島はCKのクリアボールを拾ってカウンター攻撃を仕掛け、野沢がドリブルで持ち込むと、パスを受けた内田が右足で決めて勝ち越し!鹿島が良い時間帯で勝ち越しゴールを奪って1点リードで折り返します。
後半開始早々、マルキーニョスのクロスを大迫勇也の飛び込みヘッドで1点を追加。大迫はACL2試合連続ゴール!リードを2点に拡げましたが、後半10分に内田がペナルティエリア内で相手を倒してしまいPKを献上。このPKをドゥリッチが蹴りましたが、GK・曽ヶ端準が右手一本でセーブしました。この後、鹿島は興梠慎三などを投入して追加点を奪いに行きますが、なかなかゴールが決まらず。マルキーニョスが決定的シーンを演出するも4点目が遠い。このまま試合終了かに思われたロスタイム、青木剛のクロスがベネットの足に当たってオウンゴール。ラッキーな形で4点目を挙げた鹿島が、4-1でアームド・フォーシズに快勝しました。

ガンバ大阪VSスリウィジャヤ
ACL連勝スタートで波に乗るガンバ大阪。第3戦はホーム・万博記念競技場でスリウィジャヤと激突。この試合は日本在住のインドネシア人を無料招待したということで、スリウィジャヤのチャントも聞こえました。試合は前半からガンバが圧倒し、スリウィジャヤゴールを襲いかかります。前半7分にはショートコーナーから山口智が頭で合わせるもゴールならず。8分にレアンドロ、15分に下平匠、18分に中澤聡太、29分にはレアンドロが決定的なシュートを放つも、あと一歩で先制ゴールが生まれません。そろそろ決めてもらいたい中で迎えた39分、佐々木勇人のループパスにレアンドロが右足ボレーで決めてようやく先制点をゲット。43分にはルーカスのクロスにレアンドロが頭で合わせて2点目!レアンドロの連続ゴールでガンバが2-0で折り返します。
エンドが変わった後半、ガンバのゴールラッシュが続きます。後半4分に佐々木から途中出場の播戸竜二へのパスが相手選手の足に当たり、ボールはコロコロとゴールに吸い込まれてオウンゴール。これはアンブリザルがかわいそうだ…。後半5分には左サイドでレアンドロが倒されてFKを獲得。遠藤保仁が上げると山口が頭で合わせて4点目。後半21分には途中出場・安田理大もゴールを決めて5-0と大きくリード。このままでは終われないスリウィジャヤは、後半33分にカウンター攻撃を仕掛け、最後はガンブスがシュートを放ちますが、サイドネットに当たって反撃点が決まらず。ガンバは最後まで攻撃の姿勢を崩さず、5-0でスリウィジャヤに快勝して3連勝を飾りました。

セントラルコーストVS川崎フロンターレ
H組首位の川崎は、Aリーグ王者・セントラルコーストとの直接対決に挑みました。負ければ2位転落ということで落とせない試合です。試合は開始早々にセントラルコーストが決定的チャンスを迎えますが、川崎GK・川島詠嗣が先制を阻止します。前半7分、川崎は右サイドのスローインから森勇介がクロス、これをチョン・テセがヘディングで決めて1点を先制。1点を追うセントラルコーストは、15分過ぎに決定的な場面が2度起こるも同点ゴールは生まれず。川崎は20分に左CKから谷口博之が頭で合わせて2点目を挙げると、36分にはジュニーニョのゴールで3点目。前半終了間際にセントラルコーストの反撃シーンがあったが、川崎守備陣が1点も与えず、前半は3-0で折り返します。
後半も川崎の勢いは止まりません。2分に中村憲剛が落として、ヴィトール・ジュニオールがシュートを放ち、ボールは枠内に飛んだが相手選手がブロック。後半4分、パスを受けた憲剛の左足ミドルが決まって4点目。どんな形でもいいから1点を返したいセントラルコーストは、後半20分に右サイドのクロスにクワスニクが押し込もうとしますが、バーを越えてしまいます。川崎は25分、ジュニーニョのパスにレナチーニョが決めて5点目。この後も川崎が攻撃面で圧倒し、5-0で完勝。アウェーで勝ち点3を獲得し、ベスト16入りに一歩前進です。


ということで、ACLグループステージ第3戦の日本勢は3勝1分けという結果になりました。名古屋グランパスはホームで2試合連続ドローに終わり、またもホーム初勝利はならず。それでも勝ち点5でE組の首位をキープしています。鹿島は上海戦に続いての連勝、大迫選手が2試合連続ゴールを決めれば、内田選手は1ゴール1アシストの活躍を見せました。同じ日に行われた水原三星VS上海申花戦では2-1で上海が勝ったため、勝ち点6で3チームが並びました。順位で見ると得失点差で鹿島が2位に浮上。混戦模様のG組で2位以内に入れるか?
ガンバ大阪は3連勝で勝ち点9、F組首位を独走中。レアンドロ選手はスリウィジャヤ戦で2得点と活躍し、3試合で7ゴールとゴール量産中。この勢いは止められそうにありません。次戦はアウェーで再戦、スリウィジャヤの熱狂的サポーターを黙らせるような攻撃力で4連勝を目指します。川崎はガンバと同じく5得点。土曜日の名古屋戦では3得点を奪い、その勢いを持続しての圧勝劇となりました。開幕時は1点止まりの試合が続きましたが、チーム独特の攻撃力が完全復活。2点目を挙げた谷口選手は、先日結婚したことを発表したばかり。ACL戦でゴールを決めたことで、公私共に好調をアピールしてますね。
この後の日程ですが、4月21日と22日に第4戦があります。第3戦で対戦した相手と場所を入れ替えて戦うことになっています。21日にF組とH組、翌日にE組とG組が行われます。鹿島と川崎はホームで、ガンバ大阪と名古屋はアウェーに乗り込んで戦います。もしかしたら次の試合でベスト16を決めるチームが出てくると思います。グループリーグは3試合終えてちょうど折り返し。後半戦も日本勢の戦いに期待しよう。




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マキシマムザ・ホールトンの7回きっちり無失点!

2009年04月09日 | HAWKS

前日は楽天先発・田中将大の前に完封負けを喫した福岡ソフトバンクホークス。8日は楽天との2回戦で、来日2年目のホールトンが先発しました。ホールトンの好投で楽天の開幕5連勝を阻止したいところでした。

この日の先発オーダーは打順を入れ替え、不振が続く柴原洋をスタメンから外し、3番に田上秀則が指名打者で今季初スタメン、松中が4番レフト、森本学が9番サードに入りました。
ソフトバンクは初回、本多と川崎が楽天先発・朝井の前に相次いで凡退して2死となりますが、田上が四球で選ぶと、松中のレフト前ヒットで1,2塁。この場面で小久保が平凡なセンターフライで3アウトと思われましたが、楽天センター・鉄平がボールを見失い、センター前へポトリと落ちて行きました。これを見て田上と松中が生還。小久保は2塁へ。ラッキーなタイムリーで先制したソフトバンクは、長谷川とアギーラの連続四球で満塁となり、高谷が四球を選んで押し出し。3連続四球で1点を追加し、この回3点を先取しました。2回には、本多の四球、川崎がライト線を破る2塁打で無死2,3塁と追加点のチャンス。田上三振で1死後、松中が1塁手のグラブを弾くライト前タイムリーで2点を追加。2回までに5-0とリードします。
先発のホールトンは、1回に先頭打者を3塁ゴロに打ち取った後、小坂に四球を許した後、盗塁で2死2塁とピンチとなりますが、鉄平とセギノールを連続三振に仕留めて無失点。2回には2つの四球で2死1,2塁とまたピンチを背負うも、代打・伊志嶺を空振り三振に仕留めてピンチ脱出。ホールトンは4回まで四球による走者を出しながらも後続をしっかりと抑えて無失点。4回時点で5四死球ですが、楽天打線を相手にノーヒットピッチングが続きます。
ソフトバンク打線は3回以降、楽天2番手・木谷の前に追加点が奪えず。3回は高谷が内野安打で出塁するも後続が凡退。4回には内野ゴロ3連発で3者凡退、5回は松中・小久保・長谷川が3連続三振。手も足も出ません。6回、高谷と本多の2本のヒットで2死1,2塁と久々のチャンスを迎えますが、川崎がレフトフライに倒れて追加点ならず。
ホールトンは5回、先頭打者の伊志嶺にセンター前ヒットで初安打を許しますが、後続を打ち取って反撃点を与えません。6回にはセギノール、中村紀洋、山崎といった強力打者を相手に3者凡退。ようやく3人に抑えたホールトンは、7回も楽天打線を2イニング連続で3者凡退に抑える見事なピッチング。結局ホールトンは7回を投げ終えたところでマウンドを降りました。8回、神内が2番手で登板。その神内は先頭打者のリックにレフトへ弾き返され、長打になるところを松中がナイスキャッチ。松中の好プレーで安堵した神内は、無失点のリリーフで任務完了。
9回、ソフトバンクは2死から松中がレフトへの2塁打を放つと、続く小久保が右中間を破る2塁打でようやく追加点を挙げます。なおも2死2塁の場面で、長谷川の代打・中西健太がライト前タイムリーを放ってもう1点追加して勝負あり。楽天との差を7点に拡げたその裏、今季初登板の馬原孝浩が楽天の反撃を0点に抑えて試合終了。ソフトバンクが7-0の完封勝ちで、楽天の開幕5連勝を阻止しました。


パシフィック・リーグ公式戦 2009/04/08(水)
楽 天-ソフトバンク 2回戦 
(1勝1敗、Kスタ宮城、18:00、13373人)
H 320 000 002    7
E 000 000 000    0
【投手】
(ソ)ホールトン、神内、馬原-高谷
(楽)朝井、木谷、渡辺恒、グウィン、佐竹-嶋、伊志嶺
【責任投手】
(勝)ホールトン1試合1勝
(敗)朝井1試合1敗


いやぁ~勝った勝った。やっと楽天の勢いを止めることができました。今回の試合は、2回まで5得点を奪い、先発・ホールトンが7回無失点の好投を見せれば、神内→馬原の投手リレーで楽天打線を散発の3安打に抑えて完封勝ち。チームも5試合終えて3勝2敗と白星先行です。この試合は初回の楽天のまずい守備が試合の流れを決めたと言ってもいいでしょう。普通だったら小久保のセンターフライで3アウトのはずが、鉄平選手が見失って2塁打となりました。野村監督が昨年「バッカじゃなかろかルンバ♪」とボヤいてましたが、鉄平さんの信じられないミスは正しく「ルンバ」だと思います。
この日の先発のホールトンは、7回まで27人対して112球、1安打・7奪三振・5四死球という内容。4回までは毎回のように四球を出したけど無安打の投球、6回と7回には連続して3者凡退に抑えました。5つの四球を与えながらも無失点だったのは大したもんですよねえ。O・Sだったら四球を出した後に炎上して、ベンチに戻って号泣してますよ。(名前は誰だか知ってるよな)「四球は丁寧に投げた結果だから気にならない」とヒーローインタビューで語ったホールトン投手、次は四球をできるだけ少なくしましょう。
打線の方は全体で10安打7得点。松中が4打数3安打2打点、小久保は2本のタイムリー2塁打を放つ活躍を見せ、5打数2安打3打点。MKコンビが5得点を叩き出しました。MK以外では高谷が2打席連続ヒット、本多は開幕から5試合連続ヒットと絶好調です。この日3番に入った田上選手は4打数無安打に終わりました。
楽天との3連戦を1勝1敗の五分としたソフトバンク、木曜日は左ひじ痛からの復活をかける大隣憲司が先発。昨年はチームの勝ち頭として活躍、今年は2年連続の2ケタ勝利を目指します。2カード連続の勝ち越しを決めて、同率首位に立ちたいわぁ~。




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マキシマムザホルモンの「肉に撃たれて眠りたい」 第151回 PART2

2009年04月08日 | マキシマムザホルモン
4月からレポートすることになった「マキシマムザホルモンの肉に撃たれて眠りたい」。肉撃たレポ1回目となる4月4日放送分の番組は、「出張裏FINALツアー」の大阪公演(@Zepp大阪)の翌日で、WBC決勝「日本VS韓国」の試合がやっている最中に収録が行われていました。さて今回はゲストが登場するそうですが、ホルモンも知らないゲストとはいったい誰なのか?さっそく電話してみることに。

ダイスケはん:「当てるって事?」(プルルルルル…)
ナヲちゃん:「いきなり出会ったことがない人とかはやめてくださいね」
電話の音が2度鳴った後に出てきましたよ。
X:「もしもしぃ~?」声が怪しいがな!変質者かっつーの。「もしもしぃ?ワシや!」だから誰やねんな?Who are you?ワッチャネーム?
ダイちゃんが「あっ、わかった!」その声の主の名は?「ミナミの金貸しや」借金取りだったらそんな番組に出ません!「万田や」わかりませ~ん。「これは何や?ワシを当てるっていうやつか?」たぶんそうだと思いますが。「もともとの声にいろんな声が携えてあるからホンマの声が残ってるからずぅ~っと」とダイちゃん。あの~、万田さんってどんな人なのかわかりませんが…。ダイちゃんがバレてると指摘し、君のCD置いてたよって事はアーティスト系ですね。
ダイ:「君の大阪の担当者がおったよ」 万田さん:「ワシや言うとるがな?やしきや!やしきたかじんや」ウソだぁ~!本物のたかじんさんがこの番組に出たらサプライズなんですけど!「やっぱ好っきゃね~ん」ええ声なんだけどなぁ~。すると電話の声の主がスタジオに乱入!これにはホルモンも「あーーっ!全然違った!」とビックリ!その声の主は、「TAKUMAじゃないです!そんなに人気者じゃないです。どうも10-FEETの…」10-FEETのTAKUMAじゃない事はわかりますが、「このWBCに今決勝で戦っている時にやって参りました!THE冠の冠徹弥です!」たかじんさんのモノマネめっちゃ上手いですね~。エビ~バディ炎ぅっ!
冠さんは3月18日に最新アルバム「傷だらけのヘビーメタル」をリリースしたばかり。ダイちゃんは先日、東京で冠さんと会ったらしく、肉撃たの収録と新曲キャンペーンが偶然にも一致したということで今回の出演に至りました。ホルモンの2人はTAKUMAだと思っていましたが、冠さんは竹内力さんを意識していたそうだ。今回は番組リニューアルのお祝いに来たようですが、どうみても新曲のPRじゃないですか。新曲が切られたことで「竹内力の『欲望の街』にチェンジしますよ」と勝手にリクエストする冠さん。FMに合わんだろ。「大阪の夜はぁ~」はいダメー!「おもろいおっちゃん」が来たことで、今回は騒がしくなりそうです。
27日にも高知でホルモンと冠さんが再会。その時もわーわー騒いでたんだろうな。「高知が轟くハイトーンですよ」。冠さんのハイトーンボイスとダイちゃんのデス声で南国土佐に津波がおこるでしょう。「僕はもう達者ですか?」来たばっかりなのにもう帰っちゃうの?まだいてくださいよぉ~。今回の新曲は、元イエローモンキーの吉井和哉さんとリリース日が全く同じで、「オリコンチャート7,8位のかなり下の100位ぐらい」って全然売れてないじゃん!ダイちゃんとは先日飲みに行き、千原兄弟のライブを見に行ったそうです。ほほぉ、結構仲が良くて飲む機会が増えてるみたいですね。

冠さんが「ホントは宣伝したくない」ってもう宣伝してますね。すると、WBC決勝で動きが。ナヲちゃんが「あっ1-3になってる!」と言うことは、8回に岩村の犠牲フライで日本に3点目が入りました。みんなも「よっしゃー!」って大喜び。「優勝できるやん」と優勝を確信した冠さん。この時はまだ日本がまだリードしてたんですが、9回にダルビッシュがなぁ~。「何でもありなんや」そうです。野球見ながらラジオ収録してるんだから。
「もうすっごいアルバムが出来てしもうてね~。歴史的なものになってね~って人がみんな言うてる」ってオイオイちゃっかり宣伝してんじゃないですか。ダイちゃんもこのアルバムをヘビーローテーションで聴くことを決意されたみたいですよ。「7割方は僕の実体験」というこのアルバム、ダイちゃんも「素晴らしいですよ」と褒めてました。スタジオ裏ではVAPとソニーの関係者が名刺交換をやってるみたいですね。すると冠さんが「仕事くださーい!」と悲痛な叫び。NACK5ならあるぞ!
「傷だらけのヘビーメタル」に「僕が僕である限り嫁は泣いている」、「アホみたいに泣いたっていいじゃない」という歌詞があるみたいですが、何だか切なそう。「タイトな革パンにねじ込む」ってBoAのパクリじゃねーかよ。「ど頭はギャートルズからいただきました」ってマジっすか?「マンモ~ス、ドテチーン、ガイコーツ」重いわぁ~。更には侍ジャイアンツからも頂いたというらしい。アニメネタが続いてるじゃんか。ナヲちゃんが「ついてこれるかな?若者は」ごめん。ついて行けないかもしれない。40代=アラフォーを意識してますね。
昨年12月にTHE冠のライブにホルモンも参加していて、ダイちゃんたちもTHE冠のライブパフォーマンスにやられてしまったそうだ。LIVEをエンターテインメントに変えてしまうというところに驚いてました。「お尻出してるだけですよ」と言う冠さん、ちょっと見てみたい気がする。お菊=肛門(アナル)を見せてるだけでファンを喜ばせるのは凄いことだわ。マキシマムザ肛門じゃねーかよ。「菊からのシャウト」つまりオナラor脱糞ってことですか?やばい、こんな事書いてたらブログが炎上してしまう。
今後のLIVEでは、5月21日に渋谷O-WESTでレコード発売記念ライブを行い、ロットングラフティー、巨乳まんだら王国も参加。6月には心斎橋ドロップでもやります。冠さんは俳優業もやっており、劇団☆新感線の「五右衛門ロック」が映画化され、5月16日から全国各地で上映します。「お時間と金があれば、物販的なものをいっぱい使って、定額給付金をTHEに注ぎ込んでほしい!」それじゃ無駄遣いの一般例だわ。長嶋茂雄さんの「ミスター」のように、「THE冠」の「冠」を省いて「THE」で呼ばれたいという。「THE」ってつくのは結構あるぞ。マキシマムザホルモンも「THE」と言う名前がついてますけど、カタカナなんだな。CDショップで「ザ」のところを探しても無く、「カ」のところに置いてあるので、「ザのところに置いとけ!THE=ワシやがな」あくまでも「THE」で推したいという冠さん、希望に応えてくれるCD屋はあるのか?

ナヲちゃんが「せっかくなんで冠さんには来週も…」というと、冠さんは「無理無理無理!」と拒否したがる。でもホントは喋りたいんだよねぇ~。「1回帰ってまた来るのか…」たぶん2本録りだと思います。この後竹内力のブランドショップでスーツを買いに行くという冠さん、「RIKI TAKEUCHI」というブランドショップが本当に大阪にあるみたいですよ。「来週は桑名さんと一緒に登場します」って無理だろ。で、桑名正博さんのモノマネをしちゃった。芸達者だねぇー。今回はやしきたかじん、桑名さんを連れてきたみたいですが、次回は上田正樹さんを連れてくると予告。「悲しい色やねん」を熱唱してくれるの?
そして番組も終わりに近づき、「冠徹弥が…」のところでナヲちゃんたちが「THEは?」と言ったら、「こういうところが必死やねぇ。自分の名前を覚えてもらおうと…」冠さんもブレイクしたいんです。
番組のお知らせでは、アイクルさん(FM大阪の看板DJ)、しみゆう、ナヲちゃんのトリオ名を募集しているみたいです。この番組だと変な名前になりそうだな。罰ゲームで漫才をやることになり、現在のところ「イブコ・デラックス」、「髪揮発」、「ブランカ」というのが候補名です。他にもリスナーと井上さんの罰ゲームも募集中です。「麺かたコッテリ!」とはまた違いますな。お知らせのとき、冠さんが「よくしゃべるね~」とナヲちゃんを褒める。番組の進行役ですから。次回はアレを出すと宣言しているそうですが、何が出てくるかは聴いてからのお楽しみに。最後は「“THE”でございました!」で締めたのでした。
というわけで、「肉に撃たれて眠りたい」の4月4日放送分レポートおしまいですっ。冠さん、次回も大暴れしてください。




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マキシマムザホルモンの「肉に撃たれて眠りたい」 第151回 PART1

2009年04月07日 | マキシマムザホルモン
毎週木曜日の深夜にBayFMで放送されていた「マキシマムザホルモンの麺かたコッテリ!」が、3月26日の放送を以って終了してしまいました。4月以降からはFM大阪の「肉に撃たれて眠りたい」という番組をレポートすることになりました。この番組は初めて聴くので、麺かたとはまた違う番組内容であるかどうかは定かではありません。麺かたでコッテラーだった皆様、これからもよろしくお願いします。そして肉撃たリスナーの皆様、はじめまして。


3度の飯より、飯が好き!
マキシマムザホルモンの「んっ…」

ナヲちゃんタイトルコール言ってないでしょ!なんで黙ってるの?ダイスケはんはWBC(ワールドベースボールクラシック)をテレビ観戦中。「これがON AIRされている時は『もう何を言うとんねん』どっちかわからんけど『優勝したやなかいかい』って」侍JAPANが連覇しましたが、本当に盛り上がりましたよねぇ~。WBCに夢中になっていますが、今は肉撃たの収録に専念しましょう。ナヲちゃんが「数時間後にはわかっている」あっ、この番組は「日本VS韓国」の決勝戦の日に収録されたものです…。ダイちゃんの話によると、WBCのおかげで生活リズムが夜型の人が早起きできるようになったそうで、locofrank(ロコフランク)の木下さんもWBC効果で早起きしていて、実際に会ってみたら肌つやが良くなっていたとか。「でもフランスパンをかじったような顎は変わらない」失礼ですよ!
「4月4日でございまして…」はい、2009年度がスタートしましたね。ナヲちゃんが「これ改編乗り越えておりますからね~」と言った事は、4月以降も継続が決定しております。ダイちゃんは「乗り越えると思ったよ」と一安心。麺かたは乗り越えられなかったよ…。プロデューサー曰く「普段から底力持ってるからな」と上から目線で言っているらしい。「外人は根性って言わないやん」たまに「ガッツ」って言ってる人いるんじゃないの?「今日も持ち前のガッツでやっちゃいましょう!」ダイちゃん、その感じでいこうぜ!
ナヲちゃんが「ガッツはどこから来てるの?」と聞くと、「ガッツ石松から来てるんじゃない?」とダイちゃんが即答。ガッツポーズってガッツさんが喜んで拳を突き上げたことから生まれたという説がありますが、実は「ガッツボウル」というボウリング雑誌から生まれた言葉なんですって。「ガッツ石松のガッツはどっから生まれたんだ?」とナヲちゃんがしつこく迫ると、しみゆうさんのお腹がなってしまいました。ちなみに、正しく説明すると、試合放棄をに近いことをする癖があったので、ガッツのあるボクサーになってほしいから「ガッツ石松」になったのです。詳しい内容はWikipediaの「ガッツ石松」の項に書かれてあるのでチェックしてください。
この収録前日、ZEPP大阪で「出張裏FINALツアー」の初日のライブをやっていて、ある社長さんがホルモンのTシャツを着用してライブに駆けつけてきてくれました。その社長にナヲちゃんが一言捧げます。「マキシマムザホルモンの肉に撃たれて眠りたい。この番組はホルモンキッズの社長が率いております八戸ノ里ドライビングスクールの提供でお送りします」自動車教習所がスポンサーの番組は業界でも滅多にないぞ。

ダイちゃんがWBCに夢中になっている際に曲紹介するんですが、ディレクターの井上さんがリクエスト表を作成していたらしい。このリクエスト表は、「マキスィマムザホルモンとか、ちょいちょい行ってると言われている専門学校の生徒にやらせている」とダイちゃんが言っています。(人が斬られた時の効果音が流れてます)井上さんらしく詰めの甘さも露呈していたとか。
ZEPP大阪公演の話になると、ホルモンにとっては3ヵ月半ぶりのライブということで、ナヲちゃんが首の痛みを訴えていました。ダイちゃんは腰・首・肩が痛い。終了後には痛くはなかったんだけど、一夜明けたら痛くなりました。ダイちゃんはWBC決勝に合わせて9時55分に起床しようとしたんですが、痛くて首が上がれなかったんだそうです。その後自分で針治療(置き針)をしたという。うーん、これは筋肉痛ですかね。3ヵ月半のブランクが響きましたか。むち打ちかヘルニアにならなきゃいいんだけど…。ナヲちゃんが離脱したら、今後にも影響するしね。
ダイちゃんがやっていた置き針というのは、ピップエレキバンに針が出ているような絆創膏を患部に貼り付けるというもの。針治療未経験者にとっては痛そうだ。普通の針治療とは違って、針がちょっと出ていて画鋲の小さいやつだとダイちゃんが言っています。痛いところに貼れば効果的、誰でも簡単にできます。「こういう話をしていると年齢ですな」。ホルモンのメンバーは殆どが30代ですよな。今回は番組継続を祝福したいという人と電話がつながっていますが、この続きはPART2でレポートします。ホルモンの2人も知らされていないという謎のゲストの正体はいったい誰なのか?




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本多のサヨナラ打で開幕3連戦勝ち越し!

2009年04月06日 | HAWKS

開幕戦で8得点&和田の14奪三振で快勝し、翌日は大場翔太が期待に応えられず敗戦。オリックスとの開幕3連戦は2試合を終えて1勝1敗の福岡ソフトバンクホークスは、3戦目となる5日に杉内俊哉投手が登板。WBC後にオープン戦で登板していないため、ぶっつけ本番の状態で先発のマウンドに上がりました。杉内の好投で開幕3連戦を勝ち越したいところでした。

この日のスタメンはこちら
1(二)本多雄一
2(三)森本 学
3(遊)川宗則
4(指)松中信彦
5(一)小久保裕紀
6(左)アギーラ
7(右)柴原 洋
8(中)長谷川勇也
9(捕)谷裕亮
 (投)杉内俊哉
森本が2番サード、川崎が3番に入り、長谷川が2試合連続でスタメンで起用されました。


久しぶりの日本での登板となった杉内は初回、先頭の大村直之にレフト前ヒットを浴び、2死後にローズを四球で歩かせて2死1,2塁のピンチを迎えますが、北川の場面で高谷が飛び出していた1塁走者・ローズを牽制で刺して先制を許さず。2回にはオリックス打線を3者凡退に抑えますが、3回に2つの内野安打で2死1,2塁と再びピンチとなりますが、カブレラを投手ゴロに打ち取ってピンチを脱出。4回はローズのヒットと北川の四球で無死1,2塁とまたまたピンチ。今度は打たれるだろうと思われましたが、後藤を遊撃ゴロ併殺打、フェルナンデスを空振り三振に仕留めて3アウト。ピンチになりながらも無失点に抑える我慢の投球が続きます。
一方で打線の方は、オリックス先発・岸田護の前に1回には森本と川崎が連続三振。2回には3者連続三振、合わせて5者連続三振に倒れてしまいます。何とか出塁したい3回、1死から長谷川が左中間を破る2塁打でチーム初安打。2死後に本多がライトへ鋭い当たりを見せますが、オリックス右翼手・浜中のダイビングキャッチに阻まれてタイムリーならず。4回、先頭の川崎が左中間への長打を放ち。俊足を飛ばして3塁まで進むも中継プレーの前にあえなく憤死。続く松中は1塁ゴロをスライディングで内野安打にすると、小久保の場面で盗塁を成功。小久保四球で2死1,2塁となりますがアギーラが凡退。5回には長谷川が3塁打で3たびチャンスを迎えますが、高谷がスクイズ失敗→長谷川が挟死。3イニング連続でチャンスを作ったものの、先制点を奪うことができません。この悪い流れは直後に影響してしまうのです…。
両チーム無得点で迎えた6回、ようやく試合が動きます。ここまで無失点の杉内が大引を空振り三振に仕留めた後、カブレラにバックスクリーンへのソロ本塁打を浴びて1点を先制されます。カブレラの一撃を浴びた杉内ですが、後続を抑えて1点のみ。ソフトバンクはその裏、2死後に松中が岸田の2球目の直球を捉えると、打球はバックスクリーン右に飛び込む同点弾。ホームランにはホームランでお返しだ!ソフトバンク4番の一振りで同点に追いつきました。
この後、杉内が7回に走者を出しながらも0点に抑え、8回に1死から大村のヒット、大引の犠打で2死2塁となったところで降板。2番手にルーキーの摂津正を投入。得点圏にランナーがいる場面でカブレラと対決した摂津は、3塁ゴロに打ち取ってオリックスの勝ち越しを阻止。9回も続投した摂津は、先頭のローズにヒットを許しますが、後続をしっかりと抑える見事なリリーフ。プロ初登板で無失点の好投。その裏にサヨナラ点を獲れば初登板初勝利のおまけ付きだ。9回裏、先頭の松中がオリックス3番手・菊地原からセンター前ヒットを放って出塁。小久保とアギーラが凡退する間に松中は3塁まで進み、2死3塁の場面で柴原の代打に中西健太が登場。しかし中西は3塁ゴロに倒れてサヨナラならず。試合は今季初の延長戦に突入。
延長10回、ソフトバンクは3番手に神内靖が2年ぶりの一軍登板。先頭打者に四球を与えると、1死後にボークを取られ、2死3塁と勝ち越しのピンチを迎えます。しかし、大引をストレートで見逃し三振。勝ち越し阻止で復活をアピール。その裏、長谷川が四球で出塁すると、途中出場の山崎が犠打で1死2塁とサヨナラのチャンス。このチャンスに本多がオリックス5番手・川越の3球目の直球をセンターへ弾き返すと、中堅手の頭上を越え、フェンス直撃のサヨナラ2塁打!ソフトバンクが延長10回の末、2-1でサヨナラ勝ちです!


パシフィック・リーグ公式戦 2009/04/05(日)
ソフトバンク-オリックス 3回戦
(ソフトバンク2勝1敗、ヤフードーム、13:01、29576人)
B 000 001 000 0   1
H 000 001 000 1x   2
(延長十回)
【投手】
(オ)岸田、清水、菊地原、本柳、川越-日高、鈴木
(ソ)杉内、摂津、神内-高谷、山崎
【責任投手】
(勝)神内1試合1勝
(敗)川越1試合1敗


福岡ソフトバンクホークスが延長10回に本多のサヨナラタイムリーで苦しみながらもオリックスに勝利!この開幕3連戦を2勝1敗の勝ち越しを決める事ができました。先発で登板した杉内は、序盤から走者を出して再三に渡りピンチを迎えますが、5回まで無失点。6回にカブレラの一発がありましたが、失点は1点のみ。8回途中まで7安打5奪三振1失点という内容。久々の日本での登板ということもあったので、感覚が掴めなかったとような気がします。初白星は次にお預け、次戦は素晴らしいピッチングに期待したいと思います。そして杉内投手は、4回にフェルナンデスを空振り三振を奪い、史上122人目の通算1000奪三振を達成しました。おめでとうございます。
この試合で勝利投手になったのは、3番手で登板した神内投手。実に2007年の4月20日以来約2年ぶりの白星を飾りました。昨年は左ひじ手術の影響で1試合も投げられず、今年のオープン戦で復活。2007年9月以来となる1軍での登板で完全復活を遂げました。本人も「帰った後に泣きます」と喜んでいたそうです。苦しい時期を乗り越えての白星。これからも中継ぎで頑張ってください。2番手の摂津投手は、オープン戦での絶好調ぶりを十分に発揮。デビュー戦で無失点の好投で、試合連続無失点記録を11に延ばしました。摂津さんには勝利の方程式の一角として活躍し、最終的には新人王になってもらいたいですね。
打線の方ですが、チーム全体で9安打で2得点。岸田の前に2回まで5者連続三振、3回から5回まで3イニング連続でチャンスの場面を迎えても1点が遠かった。先制された直後の6回に松中が2009年シーズン第1号を放ちました。今季1号の松中は、この試合4打数3安打の猛打賞。開幕3連戦は.636と好スタートを切りました。2試合連続スタメンの長谷川は3打数2安打、岸田から2つの長打を放てば、延長10回に四球を選んで出塁すると、本多の2塁打でサヨナラのホームを踏みました。対照的に柴原とアギーラはこの3試合は不調に終わりました。柴原は3試合連続の無安打、オープン戦からの不調が続いています。アギーラはこの試合無安打、3試合で.083と低打率。復調を期待したい。
開幕3連戦を2勝1敗で終えたソフトバンクは、7日の火曜日からクリネックススタジアム宮城で東北楽天ゴールデンイーグルスとの3連戦を迎えます。楽天は日本ハムに3連勝と開幕戦から好スタートを切っています。この3連戦には田中将大投手が登板してくると思います。中村紀洋選手が加入したことで打線も強さを増しています。楽天の開幕からの連勝をストップし、オリックスに続いての勝ち越しを目指してくれ。最後に、秋山監督47歳のお誕生日おめでとうございます。



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北朝鮮の核ミサイルは発射見送り。

2009年04月05日 | Weblog
北朝鮮が「人工衛星」と主張している核ミサイル発射問題。北朝鮮側が4月4日から8日の間に打ち上げると通告していましたが、遂にこの打ち上げ期間が来てしまいました…。日本中が緊張の中で迎えたXデー1日目となる4日、誤探知の報道に振り回された1日となりました。

政府では4日に打ち上げるだろうと見方を示していた北朝鮮ミサイル、既に秋田県沖にはイージス艦、自衛隊市ヶ谷駐屯地などにPAC3を設置してミサイル迎撃の準備も万端。そして午前10時30分ごろ、「人工衛星の発射準備が完了し、間もなく打ち上げる」と朝鮮通信が伝えたことを受ければ、韓国メディアも午前11時から正午の間に発射されると報道され、いよいよ発射も秒読み。
そして午後12時16分、ムスダンリから発射されたミサイルとみられる飛翔体が確認されたと政府が発表しましたが、その5分後に「誤探知」だったことがわかりました。この報道に官邸やマスコミ、自治体も大混乱。「報道特別番組」を放送していたテレビ局も対応に追われました。この報道で細田博之官房長官は「国民の皆さんにご心配をおかけしておわびしたい」と謝罪、誤探知は防衛省側のミスが原因じゃないかと語りました。防衛省も浜田防衛大臣が「自衛隊の情報伝達の不手際だった」と謝罪し、官房長官に口頭注意されました。自民党幹部は「鳥でも飛んだのか」、公明党幹部は「みっともない」と与党が揃って誤探知報道に呆れていました。結局この日はミサイルの打ち上げはなし。発射は5日以降に持ち越しとなったのでした。

取りあえず「ミサイルが発射しなくてよかった」という安堵感でいっぱいです。発射場の舞水端里(ムスダンリ)付近で強風が吹いたことでこの日の打ち上げを断念したということです。5日以降も厳戒態勢を敷いています。日本全土に落下する可能性は少ないですが、まだまだ予断を許さない状況が続きます。ミサイル誤報問題で大混乱に陥ったXデー1日目、発射されるのはいつの日になるのか…。できれば発射だけはしないでほしいし、日本に落ちてほしくない…。
もしミサイルが落下したら、国民全員が「ふざけんな北朝鮮」という感じでブチギレるでしょう。そりゃ俺だって怒りたいですよ。北朝鮮の人工衛星だかミサイルだかわからない破壊兵器を打ち上げるテロ行為なんて断じて許さないんだから。



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