日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

阪神巧者ゴールドシップ、史上初の宝塚記念2連覇!

2014年06月30日 | 競馬

2014年上半期のグランプリレース・第55回宝塚記念(GⅠ・芝2200m 12頭立て)が29日、阪神競馬場で行われました。12頭立ての少頭数ですが、豪華メンバーがそろい踏み。ファン投票第1位で初の連覇を狙う⑪ゴールドシップ、もう2着はイヤだ⑦ウインバリアシオン、ドバイシーマクラシック以来のレースとなる⑥ジェンティルドンナ、ヴィクトリアマイルで復活勝利を挙げた③ヴィルシーナ、昨年GⅠ3勝⑩メイショウマンボ、春の天皇賞3着の①ホッコーブレーヴ、②デニムアンドルビー、⑧トーセンジョーダンなどが出走しました。


単勝上位人気は、1番人気がゴールドシップ(2.7倍)、2番人気ウインバリアシオン(3.0倍)、ジェンティルドンナが3番人気(4.1倍)。4番人気以降は、メイショウマンボ、ホッコーブレーヴ、デニムアンドルビー、⑫フェイムゲーム、ヴィルシーナと続きました。
正面スタンド前でのスタートは、12頭綺麗にそろった。ゴールドシップは後方からのスタート。先攻争いでヴィルシーナが先手を取り、フェイムゲームが2番手につけ、⑤カレンミロティック3番手、ジェンティルドンナは4番手から。そしてゴールドシップが大外から一気に進出し、ジェンティルをかわして4番手で1コーナーを回った。
1,2コーナーから向正面に入り、ヴィルシーナが先頭、フェイムゲームが2番手、3番手カレンミロティック、ゴールドシップは4番手、その内側の5番手のデニムアンドルビーがゴルシに併せる。ジェンティルドンナは中団の6番手に下げた。その後ろの7,8番手にホッコーブレーヴとメイショウマンボ、ウインバリアシオンは9番手。後方は④ヒットザターゲット、トーセンジョーダン、⑨ヴェルデグリーンが最後方を追走する。
内回り3コーナーに差し掛かり、依然としてヴィルシーナが先頭をキープ。2番手のフェイムが徐々に接近。ミロティック、ゴルシ、デニルビの3頭が3番手集団を形成している。ジェンティルとマンボはまだ中団待機、後方ではジョーダンがヴァリアシオンを抜いた。4コーナーから最後の直線コースに入り、フェイムゲームとヴィルシーナが競り合い、外に持ち出したゴールドシップが3番手から追い上げる。ウインバリアシオンとジェンティルは伸びてこない。残り200mでゴルシが前の2頭をまとめて抜き去って単独先頭!ラスト100mで後続を引き離し、堂々1着でゴールイン!ゴールドシップは阪神に強い!宝塚記念史上初めての2連覇を果たしました!


宝塚記念 全着順&払戻金
1着 ⑪ゴールドシップ     2分13秒9
2着 ⑤カレンミロティック    3馬身
3着 ③ヴィルシーナ      1馬身1/4
4着 ④ヒットザターゲット    クビ
5着 ②デニムアンドルビー    ハナ
6着 ⑫フェイムゲーム      クビ
7着 ⑦ウインバリアシオン   3/4馬身
8着 ①ホッコーブレーヴ     ハナ
9着 ⑥ジェンティルドンナ   1馬身3/4
10着⑧トーセンジョーダン   1馬身1/4
11着⑩メイショウマンボ     クビ
12着⑨ヴェルデグリーン     4馬身

単勝 ⑪ 270円
複勝 ⑪ 170円 ⑤ 810円 ③ 820円
枠連 [5]-[8] 660円
馬連 ⑤-⑪ 8,990円
馬単 ⑪-⑤ 10,210円
ワイド ③-⑤ 9,110円 ③-⑪ 2,630円 ⑤-⑪ 2,130円
3連複 ③-⑤-⑪ 57,870円
3連単 ⑪-⑤-③ 251,440円


上半期の競馬界の総決算・宝塚記念は、ゴールドシップがファン投票1位&単勝1番人気の期待に見事に応えて快勝。昨年に続いての優勝で、宝塚記念史上初の連覇達成です。最後方からスタートすると、一気に4番手まで押し上げ、最後の直線で一気に突きぬけ、2着に3馬身差をつけての圧勝でした。2着には単勝9番人気だったカレンミロティックが入り、スタートからレースを引っ張り続けたヴィルシーナが3着に粘りました。ヴィルシーナは初めてジェンティルドンナに先着しましたね。2番人気だったウインバリアシオンは7着、3番人気・ジェンティルドンナは9着に終わりました。どちらも重たい馬場に苦しみましたね。ジェンティルに至っては過去最悪の成績ですよ。約3ヶ月の休み明けもそうだし、2走前の京都記念より馬体重が10キロも減っていた(478キロ→468キロ)のもあったかも。右回り&重たい馬場だとダメですな。
ゴールドシップは今回の勝利でGⅠ通算5勝目。鞍上の横山典弘騎手は、日本ダービーに続き、今年GⅠ2勝目。同レースは1991年のメジロアイアン以来、23年ぶり2度目の制覇となりました。ノリさんはゴルシの新パートナーに任命された後、3週続けて栗東トレセンに通い、調教を行ったそうです。調教をする度に信頼関係が強くなり、本番で素晴らしいパフォーマンスを披露したのでした。ステイゴールド産駒は宝塚記念3連覇、グランプリレースは6連勝となりました。
それにしてもゴールドシップは阪神コースだとよく走ります。これで6戦5勝・2着1回と連対率100%です。1年前に宝塚を勝った後、京都大賞典で5着、ジャパンカップで15着と大敗、有馬記念でも3着に敗れ、前走の春の天皇賞では7着でした。その間に須貝尚介厩舎の同期生・ジャスタウェイが世界ランキング1位になるまで急成長。ジャスタに立場を逆転されたんじゃないかと思われましたが、1年ぶりのGⅠ勝利で完全復活を印象付けたのと共に、須貝厩舎のエースの座を守りぬきました。
この後については未定だそうですが、できれば凱旋門賞に挑戦して欲しいなあと思っています。力の要る阪神の馬場で良い内容を出しているから、ロンシャンの馬場にも合うはずです。距離不安のあるジャスタウェイ、2400mのレースで勝てなかったハープスターよりは期待できるんだけど…。ゴルシよ、海外に行くなら今しかないぞ。




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