日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

トリプルプレーで流れが大きく変わった!ホークスが日ハムに逆転勝利!

2014年04月23日 | HAWKS

日曜日のロッテ戦で今季初の零敗を喫し、連勝も6で止まった福岡ソフトバンクホークス。22日からは東京ドームで北海道日本ハムファイターズとの2連戦。前回の3連戦では1勝2敗と負け越しているため、2連勝で雪辱を果たしたいところです。2連戦初戦の22日は、日本ハム・メンドーサVSソフトバンク・スタンリッジの外国人同士が投げあい、普段なかなか見られないビッグプレーが生まれました。



スタメンはこちら 
  北海道日本ハム      福岡ソフトバンク
1(中)陽  岱鋼        (二)本多雄一
2(二)西川遥輝        (遊)今宮健太
3(指)大谷翔平        (指)内川聖一
4(左)中田  翔        (一)李  大浩
5(一)ミランダ         (右)長谷川勇也
6(右)佐藤賢治        (三)松田宣浩
7(三)大引啓次        (中)柳田悠岐
8(捕)大野奨太        (捕)細川  亨
9(遊)中島卓也        (左)中村  晃
 (投)メンドーサ        (投)スタンリッジ



前回の楽天戦でホークス復帰後初勝利を挙げ、2連勝を狙うスタンリッジは、初回に1死から連続四球を与えて1,2塁のピンチを招きますが、4番・中田をファウルフライに打ち取ると、5番・ミランダには2塁ゴロに仕留め、立ち上がりのピンチを切り抜けます。2回にも四球の走者を置くも、後続を打ち取ってこの回も無失点。
3回、ホークスは先頭の柳田がライト前ヒットを放ち、初めてランナーが生まれます。しかし、次の細川が送りバントを失敗してダブルプレー。うまく繋がらず無得点に終わります。その裏、スタンリッジが日ハム先発の陽岱鋼にライト前ヒットを許すと、続く西川には2塁打を浴びる。無死2,3塁のピンチで、大谷に5球目のチェンジアップを狙われ、ライト前へのタイムリーヒット。上位打線に3連打を浴び、1点を先制される。なおも無死1,3塁とピンチが続き、中田に甘いカーブを痛打されるが、センター・柳田がキャッチ。3塁走者・西川がタッチアップ→柳田のレーザービーム返球で3塁走者が本塁憤死。さらに細川捕手が1塁走者・大谷の動きを見逃さず、すかさず2塁送球→大谷憤死でトリプルプレー達成!味方の超絶守備に助けられたスタンリッジ、無死のピンチを最小失点で潜り抜けました。
0-1と1点ビハインドで迎えた5回、ホークスは先頭の長谷川がヒットを放つと、相手の暴投で2塁、さらに松田の内野ゴロの間に3塁まで進みます。1死3塁と一打同点のチャンスで、柳田が日ハム先発・メンドーサの初球をはじき返し、センター前へのタイムリーヒットで同点に追いつきます。この後、細川が相手のエラーで出塁し、2死2,3塁で本多が初球ストレートを振り抜き、三遊間を破るレフト間へタイムリーヒットで勝ち越しに成功。この回2本のタイムリーが生まれ、2-1と試合をひっくり返しました。
味方の援護を受けたスタンリッジは、5回まで毎回走者を出すものの、更なる失点は許さず。6回に初めて3者凡退に抑えると、7回には2者連続三振を奪い、下位打線3人を簡単に退けました。その後は8回に2番手・岡島秀樹が12球で打者3人を料理すると、9回は3番手・サファテが中田とミランダを連続三振にした後、最後の打者・佐藤を2塁ゴロに打ち取り試合終了。ホークスが1点差を守り切り、2連戦の初戦を制しました。





試合結果 パ・リーグ 2014/04/22(火)
日本ハム-ソフトバンク 4回戦 (2勝2敗、東京ドーム、18:30、23311人)
H 000 020 000  2
F 001 000 000  1
【投手】
(ソ)スタンリッジ、岡島、サファテ-細川
(日)メンドーサ、宮西、クロッタ、増井-大野
【責任投手】
(勝)スタンリッジ4試合2勝1敗
(S)サファテ12試合1勝7S
(敗)メンドーサ4試合1勝3敗


今回の試合は1つのプレーで試合の流れが変わりました。3回裏に先制された直後、ホークス守備陣がトリプルプレーを達成。まず中田選手をセンターフライに打ち取り、次に中堅手・柳田選手のレーザービーム&細川捕手の好ブロックで3塁走者を本塁アウト。その直後に細川捕手が2塁を狙った大谷選手を刺殺しました。ホークスの三重殺は、ダイエー時代の1999年5月5日のオリックス戦以来実に15年ぶりだそうです。あのワンプレーで流れがホークスに傾き、5回にメンドーサ投手から2点を奪って逆転しました。Youtubeで三重殺のシーンを見たけど、柳田選手の強肩も見事だったし、細川選手の判断もよかったです。こんな神がかり的なスーパープレーは2度と見られないかもしれません。
先発のスタンリッジ投手は、7回まで106球を投げ、被安打5・3奪三振・3与四死球・1失点の内容で今季2勝目。立ち上がりは制球に苦しみ、2回まで3つの四球を与え、3回には3連打を浴びて先制点を許しました。5回まで毎回走者を出しましたが、6回と7回は続けて3者凡退の好投。前回の日ハム戦では7回途中4失点で敗戦投手となりましたが、2度目の登板で日ハム打線にリベンジを果たしました。登板前日には「東京ドームのマウンドは嫌い」と仰っていましたが、阪神時代でも巨人相手に2度も完封勝利を挙げ、この試合も勝ったから、東京ドームの相性は良いみたいですね。
打線の方はチーム全体で2ケタの10安打。ノーバウンド返球を披露した柳田選手は、バッティングでも存在感を発揮し、2安打1打点をマーク。5回の第2打席ではメンドーサ投手からセンター前への同点タイムリーヒットを放ちました。本多選手も2安打のマルチヒットを記録し、同点に追いついてなおもランナー2人置いた場面で決勝タイムリーヒット。勝ち越しのチャンスをしっかりモノにしました。現在パリーグ首位打者を独走中の内川選手は、この試合2安打を放ち、.455まで打率アップしています。
23日の予告先発は、ソフトバンクが寺原隼人投手、対する日本ハムはルーキーの浦野博司投手が登板します。寺原投手は先週の楽天戦で13球団勝利の偉業を達成。日ハム戦には4月2日の試合で登板し、7回3失点で負け投手となりました。水曜日の試合も勝って、パリーグ首位の座を守ってほしいところだが…。





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