日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

アジアカップ最終予選 岡崎&本田のゴールで日本勝利!

2010年03月04日 | soccer

2月の4連戦では決定力不足の課題が浮き彫り、東アジア選手権で1勝1敗1分けの3位に終わり、惨敗に終わった韓国戦ではサポーターの大ブーイングが発生。それでも日本サッカー協会の犬飼会長は岡田武史監督の続投を明言。南アフリカW杯開幕まで残り100日を切りましたが、ここ最近のサッカー日本代表は本当に不甲斐ない、とにかく本番に向け不安が募っています。
ひな祭りの3月3日は、愛知・豊田スタジアムでアジアカップ最終予選の第6戦が行われ、日本はバーレーンと対戦しました。岡田JAPANになってからはこれが6度目の対戦、過去5試合は3勝2敗と勝ち越しています。既に本戦出場を決めている日本は、この試合で本田圭佑・長谷部誠・松井大輔・森本貴幸の海外組を招集。サポーターの信頼を取り戻すためにも負けられないホームでのバーレーン戦、勝って1位通過なるか?


3日のスタメン
GK 18 楢崎正剛
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 20 内田篤人
DF 22 中沢佑二
DF 25 長友佑都
MF 7 遠藤保仁
MF 8 松井大輔
MF 10 中村俊輔
MF 17 長谷部誠
MF 57 本田圭佑
FW 33 岡崎慎司
この日の日本は4-5-1システム。中盤には松井・長谷部・本田の海外組に加え、横浜Fマリノス入団で8年ぶりにJリーグ復帰を果たした中村俊輔が先発出場。FWは岡崎の1トップで森本はベンチスタート。


日本のキックオフで始まったこの試合、前半4分にバーレーンがカウンターを仕掛け、左サイドのスルーパスにサルマン・イサが走り込んでペナルティエリア内に入ってきたが、闘莉王がスライディングでクリア。続くCKはチャンスに至らず。日本は7分に俊輔がミドルシュート、8分には内田もミドルを狙うが、いずれもGKにキャッチされた。11分、右サイドでのFKで変化をつけ、俊輔がフェイントを見せた後にクロスを上げ、松井が飛び込むもGKがパンチング。12分には左サイド・松井のクロスに本田がヘディングを狙うもクリア。クリアボールを拾うと、俊輔が前線へロングボール→相手と競り合っていた岡崎が抜け出してシュートも決まらない。14分、バーレーンのFKを長谷部が足を伸ばしてクリアしようとするが、ゴール方向に行ってしまう。ここは楢崎が抑えてオウンゴール回避。
22分、右サイドのスローインから俊輔クロス→松井オーバーヘッドも空振り→本田が左足で合わせてシュートを放つが、GKに弾かれる。こぼれ球に岡崎が詰めるもダメ。バーレーンは25分、FKのこぼれ球を繋ぎ、右サイドのアブドゥル・ハミドがクロス、ボールが直接ゴールに飛んできたところをGK楢崎がパンチング。30分、日本は左CKをショートで繋ぎ、遠藤→俊輔のクロスに完全フリーの岡崎がダイビングヘッド!しかしゴール右。
迎えた前半35分、左サイドにいた俊輔が松井にスルーパス、受けた松井が左足でクロスを上げ、最後は岡崎がヘッドで合わせてゴール!攻め続けた日本、岡崎の今季初得点ようやく先制!日本は前半ロスタイムに速攻を仕掛け、本田→岡崎→本田スルーパス、走り込んできた松井がGKと1対1となるが、シュートはGKに阻まれた。決まれば2点目でした。前半は岡崎のゴールで1-0と日本がリード。

後半も立ち上がりから日本がチャンスを形成。岡崎が相手をかわし、遠藤→俊輔クロスに本田がヘディングシュート!当たりは完璧だったが、GKが片手一本で止めた。5分には俊輔スルーパスに長谷部がシュートするもGKにキャッチされる。10分過ぎからはバーレーンもセットプレーからのチャンスを得るも、決定的なシーンは生まれず。18分、俊輔のロングパスに岡崎が抜け出し、GKが飛び出したところにループシュートを狙ってみたが、バーを大きく越えた。20分には本田のスルーパスに松井が相手と競り合った後にシュートするもGKに止められた。バーレーンGK・ジャファルの好セーブの前に追加点が奪えません。
日本は22分、松井に代えて森本を投入。その森本は24分、中澤のロングパスに反応し、相手DF抜いて反転シュートを見せようとしたが、相手のユニフォームを引っ張ったとしてファウルを取られる。NHKの実況も「ファウルか…」とガックリ。25分過ぎからバーレーンの時間帯となり、30分にFKをアドナンが直接狙うも失敗。33分に左サイドのクロスにラティフが飛び込むも合わせられない。日本は34分に岡崎がエリア内で倒されるもノーファウル。
バーレーンの反撃を凌いだ日本は、39分に本田が森本にパスを出し、これを受けた森本がターンするもオフサイド。今度は「オフサイド!?オフサイドですか」と驚く。このまま1-0で終了するかに思われた後半ロスタイム、遠藤が右サイドで粘って、内田がクロス、森本には届かなかったが、中央にいた本田がダイビングヘッドで押し込んで2点目!ロスタイムに貴重な追加点を挙げて勝負あり、日本が2-0でバーレーンに勝利しました。


最後まで攻めの姿勢を貫いた日本代表、岡崎選手と本田選手の2得点でバーレーンに完封勝利。相手GKの好セーブが少なかったら、もう1,2点追加点挙げられたんだけど…。これまではバーレーン相手に勝敗関係なく1点差での決着ばかりでしたが、2点差での勝利は初めてだと思います。これでアジア杯最終予選は全日程が終了し、日本は5勝1敗・勝ち点15でA組1位通過を決めました。敗れたバーレーンは勝ち点12で2位です。
先制ゴールを決めた岡崎選手は、これが今季代表初得点。岡田JAPANのエースがようやく目を覚ましました。東アジア選手権では目立った活躍が無く心配気味でしたが、決めたのでホッとしたよ。ちなみに、岡崎選手がゴールを決めた試合は全て勝っており、なんだかんだで不敗神話を築いています。W杯でも岡崎が決めれば、日本は勝っちゃったりして??
本田選手は決定機を2度外しましたが、ロスタイムに貴重な追加点となるヘディングを決めました。かつての古巣・名古屋グランパスのホームグラウンドで結果を出し、代表定着に大きくアピールです。代表での通算4得点は全てロスタイムで挙げたもの。終盤で勝負強さを発揮してますねえ。途中出場の森本選手は、観客を沸かせる場面もありましたが、シュート無しに終わりました。4月以降の「追試」で結果を残さなければ南アフリカに行けないかも。
今後の日程ですが、4月7日に大阪・長居スタジアムでセルビア代表戦、5月24日は埼玉スタジアムで韓国戦、5月30日にイングランド代表、6月4日にコートジボワール代表と対戦予定。これからはW杯本番を見据えた戦いが続き、5月下旬の欧州遠征は海外の強豪との試合が2試合あります。4試合とも厳しい戦いになる事は間違いなし、勝って本番に勢いづけられるよう頑張ってもらいたいところです。


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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (シバ)
2010-03-04 13:23:30
闘莉王は何故、出場できたんですか?
日韓戦でレッドカード(一発退場)でしたよね。
いつ適応(出場停止)されるのでしょうか?
返信する
Unknown (国見ボーイ)
2010-03-04 23:08:59
平山選手は何でベンチにも入れなかったのでしょうか?
返信する

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