日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

オシムジャパン PK戦で準決勝進出!

2007年07月21日 | soccer
 
いやぁ~、さっきまでアジアカップ「日本VSオーストラリア」の試合をテレビで見たんですけど、結果は…
オシムジャパンがPK戦で勝ちましたぁ~っ!
最後まで視聴者をドキドキさせた試合のほうを振り返りたいと思います!

準々決勝・オーストラリア戦のスターティングオーダーはご覧の通り。
GK 1 川口能活
DF 3 駒野友一
DF 6 阿部勇樹
DF 21 加地亮
DF 22 中沢佑二
MF 7 遠藤保仁
MF 10 中村俊輔
MF 13 鈴木啓太
MF 14 中村憲剛
FW 12 巻誠一郎
FW 19 高原直泰

前半開始からオーストラリアが攻撃に出ますが、日本はオーストラリアのエース・ビドゥカを封じます。9分、左サイドから高原のクロスを巻が頭で合わせますが、ボールは外れてしまいます。数分後、ビドゥカが正面からミドルを放ちますが、川口がしっかりとキャッチ。17分、ペナルティエリアで俊輔が倒されますが、ノーホイッスル。中盤以降、日本のディフェンスはビドゥカを自由にさせないよう懸命にディフェンス。オーストラリアは何度もチャンスを作りますがゴールを揺らせません。
37分、憲剛がドリブル突破!ゴール前でクロスを入れ、走りこんだ遠藤がボレーを放ちますが、わずかに弱かった…。40分、俊輔のFKからのこぼれ球を鈴木のクロス→中澤のヘッドパス→最後は高原が狙いましたが相手にクリアされました。
前半は0-0のままで終了。勝負は後半。
後半いきなり日本がチャンス!2分、憲剛が右足で狙うがGKにキャッチされました。いきなり惜しいチャンスを作った日本、先制点も見えてきた感じでした。この後も日本が再三にわたってチャンスを作ります!しかし、ゴールが遠い…。
13分、高原が強烈なシュートを放ち、GKがキャッチし損ねたボールに巻が反応するが、届かない。
後半15分、オーストラリアはビドゥカを下げてキューウェルを投入。この男も要注意人物。
日本のペースで進んでいた後半25分、オーストラリアの右CK、キューウェルが低いボールを入れると、アロイージに当たって先制…。日本、ペースを作っていただけにこの失点は悔しい。リベンジどころか返り討ちの予感がしてきた。
しかし2分後、日本が左サイドから俊輔が攻めあがる!クロスを入れると、巻が頭で繋いで、DFのクリアミスを高原が反応、反転して左足で決めたーっ!高原、気迫の同点ゴールですぐさま追いつきました!さあ1-1、これで勝負がわからなくなってきました!
30分、中盤で高原とグレッラが接触。グレッラがヒジ打ちしたとして一発レッドで退場処分!数的優位に立つ!
38分にオーストラリアが3人の交代を使い果たしたのに対し、1人も交代していなかった日本は、残り3分で加地に代えて今野泰幸を投入。
1-1で90分では決着がつかず勝負は延長戦に突入。

さあ延長戦!延長5分、遠藤のクロスに巻が頭で飛び込むもダメ。巻何やっとんねんマジで。12分に駒野が倒されてFK。FKは俊輔が蹴るもキーパーにキャッチされました。
延長前半12分 日本  12 巻誠一郎OUT 11 佐藤寿人IN 佐藤に期待したいところですが…。13分、佐藤のシュートのこぼれ球にシュートを狙うもダメ。
オーストラリアも延長前半終了間際に反撃しますが、ゴールを揺らせず。延長前半も同点のまま、勝負は残り15分。
延長後半5分、コーナーキックから中澤がボンバーヘッド炸裂!しかし、ゴール手前で相手DFにクリアされてしまいました。惜しいなぁ~!7分には憲剛のスルーパスに反応した佐藤寿人がシュートを狙うもオーバー。決まらないっ…。いつになったら均衡が破れるんだい?
延長後半10分、日本は最後の交代枠として、憲剛に代えて矢野貴章を投入。3トップにした感じ。延長後半14分、遠藤→佐藤のパスから矢野がシュートを狙うが判定はオフサイド。
ロスタイム突入、ラストチャンスにかける日本はゴール前で俊輔がシュートを狙うがGKにセーブされますが、こぼれ球に高原が狙うも決められない!終了間際に駒野のクロスをGKがこぼすと、中澤がゴール前でシュートを狙うが、キーパーチャージとしてファウルを取られました。結局延長戦でも決着がつかず、勝負の行方はPK戦へ。何度もチャンスがあったのになあ…。すっげえもったいない。

PK戦はオーストラリアが先攻。
オーストラリア1人目・キューウェル:失敗。左足で右隅を狙うが川口がセーブ!
日本1人目・中村俊輔:成功。キューウェルと同様、左足を右を狙う。GK反応するも届かず。
オーストラリア2本目・ニール:右足で狙うが、またしても川口が止めた!
日本2人目・遠藤:きっちりと決めた。GK動けない。
3本目は、オーストラリア・ケーヒル、日本・駒野が両方成功。3本目終了時点で3-1と日本がリード。
オーストラリア4人目・カールが失敗すれば日本の勝利決定でしたが、カールは成功。日本の4人目・高原は大きく外してしまった!勝負は5人目へ。
オーストラリア5人目・カーニーが成功し、これで3-3。日本の5人目・中澤が失敗すればサドンデスに突入でしたが、ゴール右上に決めました!
PK戦の結果、4-3で日本の勝利!オシムジャパンがW杯のリベンジを果たし、苦しみながらも準決勝進出を決めました!

いや~、最後はPK戦までもつれ込みました。やっと勝てたって感じですね。最後は精神力いや、環境面の慣れ具合といったところでしょう。ベトナムの暑さに慣れている日本に対し、ベトナムより暑くないタイで予選を戦ったオーストラリアは、足が攣った(つった)選手がいたほどでした。
さてPK戦開始前、オシム監督がロッカールームに逃げていました。その理由は「わしゃPK戦が嫌いなんじゃ。見ていると心臓に悪いからのお」と語っておりました。たしかオシムさんがジェフ千葉で監督をやっていたとき、ナビスコカップの決勝戦でPK戦を見ないでロッカールームに引き上げてしまったということがあったような。
事実上の決勝戦を制した日本代表、準決勝はサウジアラビアVSウズベキスタンの勝者と対戦です。場所はベトナムであります。行けるかも…。できればウズベキスタンとやりたいなあ。3連覇まであと2勝!!準決勝も勝ってくれ!


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7 コメント

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ああ、しんど (因幡の傘)
2007-07-22 00:27:50
先制点を取られた時は去年のW杯の嫌なイメージがありましたが、3分後に追いついて気が楽になりましたよ。
欲を言えば90分で決めて欲しかったが…
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Unknown (よこやま)
2007-07-22 06:51:51
かつてオシム監督が分裂前のユーゴの代表監督だった当時、イタリアでのFIFAワールドカップ準々決勝でアルゼンチン相手にPKで負けたことがあるのでそのときも同じでした。
「PKは運」ですが、勝ち上がっただけでも良しとしましょう。
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Unknown (スポーツ瓦版)
2007-07-22 07:14:29
TB有り難う御座いました。
運も実力の内と言うか川口のオカゲですね。
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TBありがとうございました (まゆ)
2007-07-22 12:32:16
なんか去年の事がよみがえってきて
感極まって泣きながら見ました(笑)
リベンジという言い方がすごくいやだったんですが、
昨日の勝ちで心が晴れましたよ。
キューウェルには悪いけどやはり
日本代表と比べてしまうとね・・・。
勢いに乗って行きたいですね!!
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TBありがとうございます (Daft)
2007-07-22 15:32:45
ビドゥカを試合から追放したのが大きかったかも
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Unknown (九州っこ)
2007-07-22 18:11:26
高原選手のゴールがなければ、負けていたでしょうね
ホークスも波にのれないですね

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コメントありがとうございました。 (魔胃蹴)
2007-07-22 23:12:28
・因幡の傘さん
本当にしんどかったです。私も同様、同点のときはホッとしたんですが、延長戦でまたドキドキしてしまいました。

・よこやまさん
イタリアW杯のときはまだ5才のとき、しかもサッカーなんて見てなかった時期だったんで、そういうエピソードは知りませんでした。

・スポーツ瓦版さん
川口はPKになると燃えますね~。前回のアジアカップ、昨年のワールドカップの日本VSクロアチア戦を思い出しました。

・まゆさん
キューウェルはシュミレーションで警告をもらったり、PKを止められたりと不幸続きでしたが、先制点のCKのアシストが唯一の見せ場だったと思います。

・Daftさん
ディフェンス陣がビドゥカを封じたのは大きいですね。

・九州っこさん
高原のように決定力のある選手がいればホークスは波に乗れると思いますよ。
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