日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

オルフェーヴル神戸新聞杯圧勝!この強さなら三冠確実か!?

2011年09月26日 | 競馬

9月2度目の3連休の最終日であり、最後の日曜日となった25日は、阪神競馬場で神戸新聞杯、中山競馬場で産経賞オールカマーが行われました。神戸新聞杯には皐月賞&ダービーの2冠を制したオルフェーヴルが、オールカマーには宝塚記念を制したアーネストリーが登場!どちらも秋緒戦を勝利で飾れたのか?


阪神競馬場のメイン・第59回神戸新聞杯(GⅡ・芝2400m)は、菊花賞を目指す12頭が出走予定でしたが、⑧クレスコグランドが出走取り消しのため11頭立てで争われました。このレースに3着以内に入れば、菊花賞の優先出走権が与えられます。3冠馬を目指す⑦オルフェーヴルに注目が集まりましたが、他にもダービー2着の⑤ウインバリアシオン、3戦3勝の⑪フレールジャック、マンハッタンカフェ産駒の⑥ショウナンマイティなどが出走しました。
11頭綺麗にスタートして始まったこのレース、スタンド前での先行争いでは、③スマートロビンが先手を奪い、④イグアスが2番手追走。1番人気のオルフェーヴルは5番手、ウインバリアシオン7番手、フレールジャック8番手でゴール板を通過。早くも縦長の状態で2コーナーから向正面に差し掛かり、単独で逃げるスマートロビンが2番手以降を大きく引き離し、2番手にイグアス、3番手①ステラロッサ、⑫ダノンミル4番手、オルフェは5番手。中団よりやや後目な位置にバリアシオンとフレールがいて、ショウナンマイティ9番手。後方では⑩ナムラオウドウと⑨カーマインの7枠2頭が並走。
外回り3コーナーに差し掛かり、スマートロビンと2番手以降の差が3馬身まで縮まり、オルフェーヴルはまだ5番手の位置。フレールジャック7番手、ウインバリアシオン8番手は変わらない。残り800mを過ぎたところでバリアシオンが追い上げ開始。それと同時にオルフェーヴルも動き出す。4コーナーから最後の直線に入り、依然としてスマートロビンが逃げ続けるが、オルフェが外から持ったまんまでスマートをかわして先頭に浮上!残り200mを目前に池添謙一騎手がムチを入れて一気に加速し、更にリードを拡げる!そしてこのまま悠々と先頭でゴール!2着以降はウインバリアシオン、フレールジャックと続きました。

強い!3冠馬を目指す馬はヤバいほどに強すぎる!オルフェーヴルが2着に2馬身半差をつけての完勝で神戸新聞杯を制覇。1番人気の期待に応え、菊花賞&3冠制覇へ大きく弾みをつけました。2着・ウインバリアシオン、4戦目にして初めて土がついた3着のフレールジャックまでが、菊花賞(10月23日@京都競馬場)の優先出走権を獲得しました。
約4か月の休み明け、秋緒戦のプレッシャーは何のその。この日の馬体重は460㎏と前走のダービーから16キロ増えましたが、その分パワーアップ。最後の直線で先頭に躍り出て、一気に突き放したシーンは、スタンドから大歓声が沸き上がりました。他の馬たちが必死に前を追う中、オルフェーヴルは余裕の表情。1頭だけ馬力が違いましたねえ。春より進化した走りと強さ、神戸新聞杯での圧勝劇を見ると、次走の菊花賞も期待せずにはいられません。2005年のディープインパクト以来、6年ぶり史上6頭目の三冠馬が誕生するでしょうか。菊花賞当日が楽しみだ!!


中山メイン・第57回産経賞オールカマー(GⅡ・芝2200m)は、9頭立てで行われました。宝塚記念でブエナビスタなどを破りGI初制覇を果たした⑦アーネストリーが参戦し、単勝1.5倍と圧倒的1番人気に支持されました。1強ムードに待ったをかけようと、④マイネルラクリマ、⑥カリバーン、①ゲシュタルト、⑨シャドウゲイトなどが出走。
スタート後の先行争いで、好スタートを切ったマイネルラクリマが出を伺うも、大外からシャドウゲイトが上がって先頭でゴール板を通過。注目のアーネストリーは3番手からの競馬。1,2コーナーからバックストレートに入り、シャドウゲイト先頭、2番手に②コロンバスサークル、3番手にアーネストリー、その後ろの4番手にマイネルラクリマ。カリバーンが5番手、6番手に⑤ダイワジャンヌ。後方グループには①ゲシュタルト、⑧ムラマサノヨートー、③マコトギャラクシーが最後方という展開。
前半1200mを通過した後も馬順は変わらず。依然として先頭のシャドウゲイトは2番手に3馬身のリード。アーネストリーはまだ3番手。カリバーンは残り600mのところで4番手に進出し、4コーナー手前でアーネストリーがようやく動き出す。残り400mを切って直線コースに入り、先頭争いはシャドウゲイト、コロンバス、アーネストリーの3頭が並び、残り200mでアーネストリーが前に出るも、コロンバスサークルも粘る。しかし、残り100mでアーネストリーが抜け出して1着でゴールイン。2着争いはゲシュタルトが真ん中を割って2着入線。カリバーンが3着に入りました。
アーネストリーGI馬の意地を見せ、秋緒戦のオールカマーを勝利で飾りました。捻挫で札幌記念を回避し、ケガ明けのレースで他馬より重い59.0㎏の斤量を背負ったものの、しっかり勝利。相手に恵まれた感はあるけど、それでもGIウィナーの責任を果たしました。今後の予定は秋の天皇賞→有馬記念に向かう予定。宝塚の勝利がフロックか実力かは、秋GIではっきりするでしょう。


来週・26日から秋のGIシリーズが開幕。その第1弾を飾るのは、秋の最速王決定戦・スプリンターズステークスです。シンガポールが誇る最強スプリンター・ロケットマンが来日。この馬は国際GIで2勝もしており、スプリンターズSも当然優勝を狙います。日本からは短距離のエース・ダッシャーゴーゴー、重賞3連勝中のカレンチャン、サマースプリントシリーズ王者・エーシンヴァーゴウ、他にもトウカイミステリー、ビービーガルダン、サンカルロが登録しています。また、香港からグリーンバーディーとラッキーナインが出走予定です。
そして夜にはフランス・ロンシャン競馬場で凱旋門賞があります。日本からヒルノダムールとナカヤマフェスタが出走します。前哨戦のフォワ賞では、ヒルノダムールが2着と善戦し、本番に期待を寄せました。ワークフォース、ソーユーシンク、サラフィナ、さらにはスノーフェアリー、ガリコヴァなどが欧州の強力馬が参戦を表明。昨年はナカヤマフェスタが2着と大健闘。今年は苦戦するかもしれないけど、ダムールとフェスタには悔いの無い走りをしてもらいたいです。



にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ





この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« マキシマムザホルモンの肉に... | トップ | ホークス楽天との最終戦に勝... »
最新の画像もっと見る

競馬」カテゴリの最新記事