4年に一度のサッカーの祭典「2018 FIFA ロシアワールドカップ」がついに開幕。これから1か月間は熱い戦いが続きます。日本時間15日深夜、モスクワ・ルジニキスタジアムでロシアVSサウジアラビアの開幕戦が行われました。開催国のロシア代表、開幕戦を白星で飾れたでしょうか?
試合が動いたのは前半12分。ロシアは左CKの流れから、MFゴロビンがクロスを上げ、ゴール前フリーになっていたMFガジンスキーがヘディングシュートを鮮やかに決め、ロシアが先制します!
サウジアラビアも21分にFWアルサハラウィがシュートを放つも相手DFに当たり、続くCKでは決定機は生まれず。
26分、ロシアにアクシデント発生。MFジャゴエフが太ももを痛めて負傷退場。MFチェリシェフがピッチに入る。
前半35分、ロシアが自陣で相手ボールを奪ってカウンターを仕掛け、ゴロビンがドリブルでペナルティエリアに進入し、サウジDFオサマに倒されるもホイッスル無し。
前半43分、ロシアは右サイドからゴロビン→MFゾブニンと繋ぎ、左サイドのチェリシェフが相手DFを2人かわしてから、左足でゴールに押し込む!ロシアが追加点を奪い、2-0とリードを拡げます!
後半5分、ロシアは自陣のロングフィードから、FWスモロフがシュートを放つもDFに当たる。続く右CKは不発。後半6分にはMFサメドフがミドルを放つも枠を捉えることができません。
後半11分、サウジは右サイドのDFブレイクの絶妙なアーリークロスに、ゴール前でアルサハラウィとMFアルジャシムが飛び込むも合わせられず。13分には左サイドのFKにMFファラジが頭で合わせるも枠外。
サウジは後半19分、MFオタイフに代えてFWムワラドを投入。さらにロシアはMFサメドフを下げてMFクジャエフが入る。
後半23分、ロシアはMFゾブニンのシュートをサウジGKアル・マユーフが防ぎ、ゴール前詰めていたスモロフがキーパーの弾いたボールを押し込めず。スモロフは後半25分にFWジュバと交代。その直後の26分、代わったばかりのジュバが頭で押し込み、ロシア3点目!この追加点は大きすぎる!
なんとか一矢を報いたいサウジアラビアですが、ロシアの赤い壁を破れず。37分に右サイドからシュートを放つもDFに直撃。
後半アディショナルタイム、チェリシェフがアウトサイドの左足シュートをゴール右隅に突き刺して4点目を挙げると、さらに終了間際にゴロビンがFKを直接決めて5点目!開催国・ロシアが、開幕戦を5-0の圧勝で飾りました!
ロシアW杯のオープニングマッチは、ロシア代表が怒涛のゴールラッシュでサウジアラビアを粉砕。ガジンスキー選手の先制ヘッドを皮切りに、前半に2点を挙げ、後半に3得点を追加し、5-0と大勝しました。交代組のチェリシェフ選手が2得点、ジュバ選手も代わってすぐに得点を挙げました。チェルチェソフ監督の采配が当たりすぎといっても過言じゃないですね。後半終了間際にFKを決めたゴロビン選手は、1ゴール2アシストの大活躍でした。
ロシア代表はW杯前のテストマッチで白星がなく、開幕前のFIFAランキングで70位。グループリーグ突破も厳しいと思っていましたが、W杯初戦で開催国の意地を見せつけて勝ち点3を獲得。順位は低いけど、普通に強いんじゃないか?今後は19日にエジプト戦、25日にウルグアイ戦が控えています。初戦圧勝の勢いそのままに、ベスト16入りなるでしょうか。
サウジアラビアは決定機が作れず、最後は足が止まってしまいました。前回のブラジルW杯では、アジア勢は未勝利。今大会もアジア勢の1番手・サウジが惨敗したんで、アジア勢はまた苦戦を強いられるんじゃないかと思います…。
開幕したロシアW杯、日本戦以外にも注目カードが続出。日本時間27日未明にはグループBのスペインVSポルトガル戦、16日にはメッシ選手擁するアルゼンチン代表、17日には前回王者のドイツ代表とサッカー王国・ブラジル代表が登場します。そして、日本時間19日に日本代表の初戦・コロンビア戦があります。コロンビアを相手に勝ち点を獲得することができるのか?7月15日の決勝戦まで、1か月間サッカー三昧だ!