日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

9回怒涛の7得点!12得点の快勝で9連戦白星スタート!

2009年09月16日 | HAWKS

2009年のレギュラーシーズンも残り18試合。福岡ソフトバンクホークスは15日から9連戦に突入。逆転優勝を目指すホークスにとっては、負けられない試合が続きます。最低でも勝ち越してほしいし、少しでもハムとの差を詰めて、単独首位に返り咲ければ最高なんですが…。火曜日からは大阪と神戸でオリックスとの3連戦、京セラドームで行われた15日の試合は、ソフトバンクの先発は高橋秀聡、対するオリックスは山本省吾が先発。高橋は今季オリックスに2勝と相性抜群。「猛牛キラー」の好投で連勝なるか?


15日のスタメン
1(二)本多雄一
2(遊)川崎宗則
3(指)松中信彦
4(一)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(中)長谷川勇也
7(左)オーティズ
8(捕)田上秀則
9(三)森本学
 (投)高橋秀聡
楽天との3連戦で先発を回避した多村がスタメン復帰。日曜日の試合で「9番」に入った川崎が2番に戻り、オーティズが7番レフトに降格。サードには森本学が入りました。7月に右手首を骨折して2か月間離脱していた松田宣浩が、オリックス戦で1軍に合流。復帰初戦はベンチスタートです。


ソフトバンクは初回、本多と川崎が倒れて2死の後、松中の四球&小久保の内野安打で1,2塁とチャンスを作ります。ここで多村が山本のフォークをすくい上げ、左中間を破るタイムリー2塁打。松中と1塁走者・小久保が一気に生還して2点を先制します。その裏、高橋は味方のエラーと四球で無死1,2塁、カブレラとローズを打ち取って2死とした後、ダブルスチールで2死2,3塁のピンチを背負うが、北川を3塁ゴロに打ち取ってピンチを凌ぎました。
ホークスは2回に本多が2塁打を打つも無得点、3回は山本の前に3者凡退に終わります。4回、1死からオーティズと田上の連続ヒットで1,2塁、2死1,3塁で本多がセンター前タイムリーを放って1点を追加します。5回、小久保がライト前ヒットを放つと、続く多村が3球目のカットボールを捕らえ、バックスクリーンに直撃する2ラン本塁打で更に2点追加。5-0とリードを拡げ、オリックス先発・山本をKOしました。
高橋秀は3回にもピンチを迎えるも無失点、4回は先頭の北川を四球で歩かせるも、日高を併殺打に打ち取る。4回までランナーを出しながらもオリックスの反撃を許さず無失点で抑えます。5点の援護を貰った高橋は5回、先頭の岡田に外角ストレートを狙われ、レフトスタンドに運ばれる一発を浴びて1点を失います。高橋は1点を失った後、2死1,2塁とされますが、ローズを1塁ゴロに打ち取って3アウト。6回に下山を三振に仕留めて2死としたところで降板しました。
試合はこの後、ホークスが6回と7回に追加点のチャンスを作るも、どちらもあと一本が出ず無得点。7回裏、6回途中から登板した水田が、2死2塁で後藤にセンター前タイムリーを打たれ1点を返されると、8回には3番手・ファルケンボーグが北川と日高に連打を許し、下山には四球で無死満塁の大ピンチを作ってしまい降板。4番手・摂津が岡田を2塁ゴロ併殺打に打ち取りますが、この間に北川が生還し2点差まで迫られる。なおも2死1塁という場面でしたが、山崎浩司を三振に仕留め、オリックスの反撃を1点に留めました。
ホークス2点リードの9回、先頭の松中がオリックス4番手・香月の3球目を狙い撃ち!弾丸ライナーで飛んだ打球は、右中間スタンドに突き刺さるソロ本塁打!貴重な追加点を叩き出したホークスは、ここから打線が爆発!小久保三振で1死後、多村のセンター前ヒット、長谷川の四球で1死1,2塁の場面で、途中出場・荒金がセンター前タイムリーで7点目。さらに田上の内野安打、森本タイムリーと続き、3連打でこの回4得点。1死満塁で川崎が遊撃ゴロ→併殺崩れ&相手の悪送球で2者生還、更にリードを拡げます。なおも2死2塁のところで、松田が代打で登場。松田の復帰後初打席は、三遊間を破るレフト前ヒット。2塁から川崎が還ってまた1点追加。この回打者一巡の猛攻で7得点を奪い、11-3と8点差に突き放したのでした。
9回、セーブのつかないところで馬原が登板。先頭の坂口に2塁打を打たれると、阿部・後藤と連続四球で無死満塁。金曜日の悪夢が再び起こるのか…。由田の遊撃ゴロの間に1点を返され、なおもピンチが続く。しかし北川をライトフライ、日高を三振に仕留めて試合終了。馬原はオリックスの反撃を1点に抑えました。試合は12-4でホークスが勝利。9連戦の初戦を白星で飾りました。


パシフィック・リーグ公式戦 2009/09/15(火)
オリックス-ソフトバンク 21回戦 
(ソフトバンク11勝10敗、京セラD大阪、18:00、13310人)
SH 200 120 007  12
Bs 000 010 111  4
【投手】
(ソ)高橋秀、水田、ファルケンボーグ、摂津、馬原-田上
(オ)山本、清水、川越、香月、菊地原-日高
【責任投手】
(勝)高橋秀11試合3勝3敗
(敗)山本24試合9勝5敗
【本塁打】
(ソ)多村16号2ラン(5回、山本)、松中23号ソロ(9回、香月)
(オ)岡田6号ソロ(5回、高橋秀)


勝ってホッとしたわぁ~。一度は5点あったリードが、中継ぎ陣がオリックスの反撃の前に2点差まで縮められましたが、9回に松中の一発、3連続タイムリー、松田の復帰後初安打などもあって大量7得点!12-4でオリックスに快勝してチームは2連勝となりました。これでVSオリックス戦は3連勝、今季の対戦成績で11勝10敗と白星が先行しました。
ホークスの先発・高橋秀は、6回途中まで打者25人に対して106球、被安打3・5奪三振・5四死球・1失点・被本塁打1の内容で今季3勝目。この試合も「猛牛キラー」らしいピッチングを見せ、初回と3回にピンチを背負うも凌ぎ、走者を出しながらも打たせて取るピッチングを見せました。5回には岡田に一発を浴びましたが、失点はこの1点のみでした。今季3勝は全てオリックス戦で挙げたもの、他のチームが相手だとダメなのに、どうしてオリックス戦には強いのかな?
高橋の後を受けた中継ぎ陣はイマイチでした。2番手の水田が7回に後藤のタイムリーを許してしまい、8回には「SBM」で盤石のはずが、ファルケンボーグが無死満塁の大ピンチを許して降板。摂津は岡田を併殺打に打ち取るも1点を失う。9回は馬原が出てくるも、またも満塁で1失点。摂津は日曜日に体調不良でお休みしたそうですが、その影響を感じさせず、ゲッツーと三振で流れを断ち切ってみせました。馬原は最近どうしたんでしょうか?金曜日に6失点、この日も失点を許しました。この際だから、摂津を代理クローザーをして使ってみません?「馬原の代わりはいない」と言う人もいるけど、摂津が仕事を果たせばみんな納得しますよ。
打撃陣はチーム全体でオリックス投手陣から17安打。9回に森本がタイムリーを打った事で、先発全員安打を達成しました。先発に復帰した多村は、この試合4打数3安打4打点の猛打賞。初回に先制の2点タイムリー2塁打、3打席目はセンターへの16号2ラン本塁打を放ちました。4打数2安打1打点の松中は、9回に23号ソロを放ち、本塁打数で田上と並んでチームトップタイです。この日1軍登録された松田は、3塁は森本に譲るも9回に代打で登場し、いきなりタイムリーヒットを打ちました。松田の復帰はプラス材料だし、打線も強力化しそうですね。
火曜日はホークスが勝ちましたが、首位の日本ハムが3位・楽天に勝ったためマジックが1つ減りました。ハムに敗れた楽天の先発は岩隈だったんですが、まさかの5失点KO…。ハムとの差は変わらず、3位の楽天とは5ゲーム差に拡がりました。水曜日はホークスが和田毅、オリックスは近藤が予告先発です。今度こそ和田に復活白星を…。



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