南アフリカワールドカップでベスト16入りを果たしたサッカー日本代表。ここ最近次期代表監督が決まらないという問題を抱えています。9月4日にはパラグアイ代表との親善試合が控えており、試合前までに岡田武史前監督の後任が決まるのか微妙な状態です。
次期監督候補には当初、チリ代表監督を務めていたマルセロ・ビエルサ氏、元アルゼンチン代表監督のホセ・ペケルマン氏の名前が挙がっていましたが、どちらも消滅。「最有力」とされていたビクトル・フェルナンデス氏、元オランダ代表監督のマルコ・ファン・バステン氏との交渉も難航しています。
なかなか「岡ちゃんの後任」が決まらない中で迎えた24日、次期代表監督の選考に関する記者会見が開かれました。会見には強化担当技術委員長を務める原博実氏が出席。原氏はレアル・マドリード元監督のマヌエル・ペジェグリーニ氏、ギリシャの名門・オリンピアコスの監督であるエルネスト・バルベルデ氏と交渉を行ったものの両者ともに決裂。「現段階で監督決定には至っていない」と明かし、9月4日のパラグアイ戦、7日のグアテマラ戦の2試合は原氏が監督代行を務めると発表しました。
そんな中、サンケイスポーツなどによると、南アフリカW杯でメキシコ代表を指揮していたハビエル・アギーレ氏が次期監督の最有力であると報じ、長男が日本サッカー協会から就任の打診があった事を認めていました。ただアギーレ氏本人はプレミアリーグでの指揮を望んでいることから、またしても難航するおそれあり?
いろんな外国人指導者に声をかけても交渉が難航したり決裂、なかなか上手く行かないため9月の2試合は「原JAPAN」で臨むことになりました。「最有力」といわれているアギーレ氏が「プレミア→日本」に心変わりするときはいつになるんでしょうか。次期監督の選考が長引くと、サポーターも「早く決まれ」とイライラしてくるだろうし、選手たちのモチベーションも下がるかもしれません。できるだけ今月中に解決できることを願っています。