日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

今週は音無厩舎の日!アメリカズカップが無敗馬を撃破!ブラックスピネルは京都金杯のリベンジ!

2017年02月05日 | 競馬

2月最初の日曜日だった5日は、東京競馬場ではマイル重賞の東京新聞杯が行われ、京都金杯で接戦を演じたエアスピネルとブラックスピネルが再び激突。京都競馬場は3歳馬の重賞競走・きさらぎ賞。GⅠ馬が多く輩出する出世レースを制するのはどの馬か?


京都メイン・第57回きさらぎ賞(GⅢ・芝1800m)は、少頭数の8頭立て。デビューから2戦2勝の①サトノアーサーが重賞初挑戦。サウジアラビアロイヤルカップ2着④ダンビュライト、デビュー2戦目での重賞チャレンジ⑧スズカメジャー、③タガノアシュラ、⑤プラチナヴォイス、⑦アメリカズカップなどが参戦しました。
レースはスタート直後にアクシデント発生。ゲートから飛び出してすぐ、スズカメジャーが落馬してしまう。先行争いでタガノアシュラが先手を取り、2番手にプラチナヴォイス、②マテラレックスとアメリカズカップが3,4番手で並ぶ。5番手にダンビュライトが控え、その後ろの6番手にサトノアーサーが追走。ダンビュライトをマークする形だ。そして最後方に⑥エスピリトゥオーゾ。
外回り3コーナーに入り、先頭のアシュラは前半1000mを61秒5で通過。その外からプラヴォイが並びかけようとする。アメリカズが3番手に浮上し、ダンビュライト5番手、サトアサは大外に回した。
4コーナーから最後の直線に入ったところで、今度はプラチナヴォイスが先頭に立つが、外からアメリカズカップがかわす。大外から追い上げるサトノアーサーは届くかどうか微妙。ダンビュライトもあまり伸びてこない。ゴール残り200~100mで、先頭のアメリカズがサトアサとダンビュライトを引き離してゴールイン。アメリカズカップが有力馬を一蹴!サトノアーサーとダンビュライトは2着争い。

重馬場の中で行われたきさらぎ賞は、単勝6番人気の伏兵・アメリカズカップが直線抜け出して快勝。圧倒的人気だったサトノアーサーは2着に敗れ、デビュー3連勝での重賞制覇とはならず。向正面では掛かってたし、直線伸びませんでしたなあ。2番人気のダンビュライトが3着、3番人気・プラチナヴォイスは4着。なお、スタートして直ぐに落馬競走中止となったスズカメジャーは、人馬共に異常なし。スズカメジャーに騎乗した福永祐一騎手は、その次の12レースで勝利しました。
アメリカズカップは重賞2度目の挑戦で初制覇。今回の勝利で通算成績も4戦3勝としました。スタートからダンビュライトとサトノアーサーより前の位置につけ、ラストの直線ではゴール前突き放しました。前走の朝日杯FSから-12Kgながらも、素晴らしい内容でしたね。もし皐月賞で今回のような道悪の馬場なら、チャンスあるかもしれない。同時に松若風馬騎手のGⅠ初タイトルも…。


東京メイン・第67回東京新聞杯(GⅢ・芝1600m 10頭立て)は、⑦エアスピネルと②ブラックスピネルのほかに、⑤プロディガルサンと⑨ロイカバードの4歳世代組、さらにはマイル重賞3勝の⑩ヤングマンパワー、⑥ブラックムーンなどが出走しました。
スタートでブラックスピネルと③マイネルアウラートの2頭が好ダッシュを決めると、ブラックスピネルが前に出る。マイネルアウラートが2番手、①ダイワリベラル3番手。4番手にヤングマンパワー、その後ろの5番手にエアスピネルが追走。6番手にプロディガルサン、7番手⑧タガノブルグ、後方は8番手に④ストーミーシー、9番手ブラックムーン、ロイカバードが最後方。
縦長の展開で3コーナーを迎え、先頭のブラスピは前半800mを49.8秒のスローペースで通過。アウラート2番手、ヤングマンが3番手に進出。エアスピは5番手を維持。ガルサンは中団馬群。
4コーナーから直線に入り、ブラックスピネルとマイネルアウラートが並ぶが、残り400mでまたブラスピが単独先頭。ヤングマンパワーが3番手で追い、エアスピネルは馬場の真ん中から脚をのばしにかかる。残り200mでプロディガルサンとエアスピネルが追い込み、ゴール前でガルサンが2番手に上がったが、ブラックスピネルが先頭でゴールイン!最後まで押し切ったブラックスピネル、京都の借りを府中で返しました!

伝統のマイル重賞・東京新聞杯は、3番人気・ブラックスピネルが予想外の逃げ切り勝ち。クビ差の2着だったプロディガルサンは、上がり3ハロンのタイムがメンバー最速の32.0秒。前走から+22キロは「成長分」でしょう。ガルサンはこれからが楽しみだ。重賞連勝を狙った1番人気・エアスピネルは3着。あまり伸びて来なかったなあ。この結果じゃ、安田記念は厳しいかな。2番人気だったヤングマンパワーは6着でした。
ミルコ・デムーロとのコンビで京都金杯のリベンジに成功したブラックスピネルは、7度目の重賞挑戦で念願の初勝利。前走は中団追走から直線で追い込む形でしたが、この日は一転して逃げの競馬。スローペースで逃げると、直線でピードを上げて、そのまま逃げ切っちゃいました。脚色が最後まで落ちず、粘り強さも見せましたね。
このレースでブラックスピネル以上に喜んでいたのが、カンニング竹山さん。実はブラックスピネルの「一口馬主」をやっているそうです。竹山さんはこの日、「みんなのKEIBA」にゲストで出演。ブラスピが勝利を挙げると、出演者達から祝福を受けておりました。もしGⅠ競走で優勝したら、竹山さんも表彰式に顔を出すんだろうか。何はともあれ、重賞制覇おめでとうございます。


さて来週は、京都競馬場で「京都記念」、東京競馬場は「東京新聞杯」が行われます。京都記念の方は、昨年のダービー馬・マカヒキが登場。国内でのレースは久しぶりとなりますが、どんな走りをみせるのか楽しみです。香港ヴァーズを勝ったサトノクラウン、日経新春杯を制したミッキーロケットも出走を予定しております。
共同通信杯の方は、スワーヴリチャード、ムーヴザワールド、エアウィンザー、タイセイスターリーなどが登録。近年は皐月賞馬を多く輩出しており、ゴールドシップ、イスラボニータ、ドゥラメンテ、ディーマジェスティが共同通信杯を走った後に皐月賞を制しました。今年もこの中から皐月賞馬が現れる?




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