日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

サトノクラウンがマカヒキを破り京都記念連覇!共同通信杯はスワーヴリチャード快勝!

2017年02月12日 | 競馬

12日は競馬ファン超注目の重賞競走が2つもありました。京都競馬場の「京都記念」は、昨年のダービー馬・マカヒキが登場!凱旋門賞から約4ヶ月ぶりの出走ですが、2017年の初戦を勝利で飾れるのか?東京競馬場では3歳馬の重賞競走「共同通信杯」が行われました。近年は皐月賞馬、ダービー馬、海外GⅠ馬を輩出しているこのレース、ここからクラシックに名乗りを挙げるのは一体誰だ?




京都メイン・第110回京都記念(GⅡ・芝2200m 10頭立て)は、ライアン・ムーア騎手との新コンビで臨む③マカヒキのほか、香港ヴァーズを制した⑥サトノクラウン、日経新春杯を勝った⑨ミッキーロケット、②ヤマカツライデン、⑩ガリバルディ、④スマートレイアーなどが参戦しました。
正面スタンド前のスタートで、ミッキーロケットが出遅れてしまう。マカヒキの飛び出しは悪くはない。好スタートを見せたヤマカツライデンが前に出て、サトノクラウンとガリバルディも先行策に出た。マカヒキは5番手追走、ミッキーロケット8番手で1コーナーを回った。
1コーナー~2コーナーのところで、ヤマカツライデンが大逃げを打ち、2番手のガリバルティが必死にライデンを追いかける。サトノクラウンは折り合い良く3番手。4番手にスマートレイアー、その後ろの5番手の位置にマカヒキが追走する。6番手①アクションスター、7番手⑧アングライフェン、ミッキーロケットは8番手。後方は⑤ウインインスパイア、⑦ショウナンバッハと続く。
縦長の展開で外回り3コーナーに差し掛かり、ライデンとガリバルディが後続に大差をつけて飛ばし続ける。サトクラはじっくり持ったまま。レイアー4番手、5番手のマカヒキは下り坂を利用して動き始めた。ミキロケは後方に控えたまま。
4コーナーのところで、前の2頭と3番手以降の差が無くなる。ヤマカツライデンが先頭で最後の直線に入り、マカヒキは外に出した。ゴール残り200mで真ん中のサトノクラウン、外のマカヒキが脚を伸ばす。ラスト100mでサトクラが先頭、マカヒキは脚が止まったか?ゴール前でスマートレイアーが内から突っ込むが、サトノクラウンが粘ってゴールイン!サトノクラウン京都記念連覇!マカヒキは3着まで…。


新設GⅠ・大阪杯の行方を占う京都記念は、3番人気のサトノクラウンがゴール前抜け出して優勝し、同レースの連覇を達成。内から追い込んだスマートレイアー(5番人気)が2着に入りました。そういや、レイアーも香港ヴァーズ組でしたな…。単勝1.7倍の圧倒的1番人気だったマカヒキは3着。直線での追い込みのシーンでは「来たか」と思いましたが…。休み明けの影響もそうだけど、道悪の馬場が合わなかったのかもしれない…。次走の大阪杯では良化を期待したいですね。終わってみれば海外帰りの3頭が上位を占める結果に。2番人気のミッキーロケットはスタートの出遅れが響いて4着でした。
サトノクラウンは前走の香港ヴァーズに続いての連勝。京都記念の連覇は、年1回施行になってから初の快挙となります。昨年は重馬場で2着に3馬身差の圧勝、今年もミルコ・デムーロ騎手を背に最強4歳世代を撃破しました。サトクラはこの後、ドバイに行くのか、大阪杯に向かうのかわかりませんが、大阪杯に参戦すればキタサンブラックのライバル最有力候補になると思います。2015年のクラシック前の評価は「サトクラ>キタブラ」だったのに、今では立場が逆転。キタブラを倒すのは大阪杯しかないだろう…。



東京メイン・第51回共同通信杯(GⅢ・芝1800m 11頭立て)は、東京スポーツ杯2歳ステークスで2着①スワーヴリチャードと、同レースで3着だった④ムーヴザワールド、シンザン記念2着③タイセイスターリー、⑤エアウィンザー、⑩アサギリジョー、地方・大井から⑪サイバーエレキングが参戦しました。
スタートで⑦ビルズトレジャーとアサギリジョーが出遅れ、⑨チャロネグロも良くなかった。スワーヴリチャードとムーヴザワールドもイマイチと言った感じ。ポンと飛び出した②ディアシューターとタイセイスターリーが前を主張し、ディアシューターが先頭に立つかと思いきや、タイセイスターリーが押し出されるようにハナに立つ。⑧エトルディーニュが2番手に上がり、サイバーエレキングとディアシューターが3,4番手並走。5番手のところにムーヴザワールド、その内側の6番手にスワーヴリチャードがいる。7番手のエアウィンザーは、ムーヴザとスワーヴの背後を見ている。後方では、チャロネグロが8番手、9番手ビルズトレジャー、10番手アサギリジョー、⑥エテレインミノルがポツンと最後方。
3,4コーナー中間を過ぎ、先頭集団はスターリー,エレキング,ディーニュの3頭。ムーヴザは5番手から前に接近。スワーヴとウィンザーは馬群の真ん中を走る。
4コーナーを回って最後の直線へと差し掛かったところで、サイバーエレキングが外によれて後退。残り400mで最内で粘るタイセイスターリー、エトルディーニュが並びかけようとする。さらにはスワーヴリチャードとムーヴザワールドもやってきて、先頭争いは4頭横一線。残り200mでスワーヴが抜け出すと、後続を離して1着ゴールイン!スワーヴリチャードが快勝し、クラシックへ前進です!


皐月賞もしくはNHKマイルカップに繋がるだろう共同通信杯は、2番人気のスワーヴリチャードが2着に2馬身半の差をつけての完勝。重賞初制覇を果たし、春のクラシック候補に名乗りを挙げました。2着争いは接戦となりましたが、6番人気・エトルディーニュが制し、1番人気のムーヴザワールドは3着。直線でサイバーエレキングの煽りを受けなければさらに上の順位に行けたはず。3番人気のエアウィンザーは6着に終わりました。
スワーヴリチャードは父・ハーツクライ、母・ピラミマという血統。2走目の未勝利戦以来の勝利で、通算2勝目を手にしました。通算でも4戦2勝・2着2回、連対率100%です。この日はムーヴザワールドを徹底マークし続け、直線で馬群を突き割って差し切り勝ち。着差以上の完勝ともいえる内容でしたな。
この馬を管理する庄野靖志調教師によると、トライアルは使わず、皐月賞に直行予定。ゴールドシップ、イスラボニータ、ドゥラメンテ、ディーマジェスティも共同通信杯から直行で皐月を勝っているので、スワーヴも期待しちゃいますねえ。


来週は今年最初のJRA・GⅠ競走「フェブラリーステークス」が行われます。過去2勝のコパノリッキー、前回覇者・モーニン、根岸ステークスで最後方からのごぼう抜きで勝利したカフジテイク、最優秀ダートホース・サウンドトゥルー、ベストウォーリア、ノンコノユメ、ケイティブレイブといったダート界のトップホースに加え、初ダートのデニムアンドルビー、元桜花賞馬・レッツゴードンキも出走予定。今年のフェブラリーは、どの馬が勝つのか全くわからないぞ…。



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