日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

かしわ記念2019 ゴールドドリームがインティに雪辱を果たし、GⅠ5勝目!

2019年05月06日 | 競馬

ゴールデンウィーク最終日の6日は、船橋競馬場で第31回かしわ記念(GⅠ・ダート1600m 11頭立て)が行われました。7連勝でフェブラリーステークスを制した⑥インティ、昨年の優勝馬⑩ゴールドドリーム、日韓GⅠ馬③モーニン、昨年2着⑨オールブラッシュ、⑦アポロケンタッキー、⑧ドリームキラリのJRA勢6頭の他に、東京スプリントでコパノキッキングを破った②キタサンミカヅキ、④コウエイエンブレム、⑤アサヤケの地元・船橋勢3頭も参戦しました。


単勝の人気は、1番人気がインティ(1.6倍)、2番人気ゴールドドリーム(1.9倍)。この2頭が人気を分け合い、3番人気以降はモーニン、オールブラッシュ、ドリームキラリ、キタサンミカヅキ、アポロケンタッキーと続きました。

正面スタンド前からのスタートで、インティがわずかに出遅れ。ゴールドドリームの飛び出しもイマイチ。先行争いでドリームキラリがコウエイエンブレムをかわして先手を奪い、インティが3番手、ゴールドドリームが4番手に押し上げる。モーニン5番手、オールブラッシュ6番手、キタサンミカヅキが7番手で1コーナーを回る。
2コーナーを回って向正面に差し掛かり、ドリームキラリが先頭、2番手にコウエイエンブレム、インティが3番手を追走し、モーニンが内側4番手。外からオールブラッシュが早めに仕掛け、ゴールドドリーム6番手、キタサンミカヅキ7番手。8番手アポロケンタッキー、9番手アサヤケ、後方は⑪レヴァンタール(笠松)、①コスモマイギフト(笠松)とつづく。
3コーナーを回り、インティが早くも先頭に立ち、キラリが2番手、ブラッシュ3番手、ゴルドリが4番手に浮上。ミカヅキとアポケン、モーニンは5番手集団のところにいる。
4コーナーから最後の直線に入り、インティが後続を引き離しにかかるが、2番手からゴールドドリームが猛追。残り200mでゴルドリが徐々に差を詰め、ラスト100mを切ってインティに並び、ゴール前でかわして先頭ゴールイン!ゴールドドリームかしわ記念2連覇達成!インティは押し切れず2着…。



【かしわ記念全着順】
1着⑩ゴールドドリーム   1分40秒2
2着⑥インティ        1馬身1/2
3着⑦アポロケンタッキー   2馬身
4着⑨オールブラッシュ    1馬身1/2
5着②キタサンミカヅキ    1馬身
6着⑧ドリームキラリ
7着③モーニン
8着④コウエイエンブレム
9着⑤アサヤケ
10着⑪レヴァンタール
11着①コスモマイギフト

単勝 ⑩ 190円
複勝 ⑩ 100円 ⑥ 100円 ⑦ 200円
枠連複 ⑹-⑻ 120円
枠連単 ⑻-⑹ 270円
馬連複 ⑥-⑩ 120円
馬連単 ⑩-⑥ 300円
ワイド ⑥-⑩ 110円
    ⑦-⑩ 380円
    ⑥-⑦ 390円
三連複 ⑥-⑦-⑩  560円
三連単 ⑩-⑥-⑦ 1,630円


令和最初のダートGⅠ競走は、ゴールドドリームがゴール前でインティを差し切って1着。昨年に続いてのかしわ記念連覇を果たしました。1番人気のインティは、元号またぎのGⅠ連勝を逃し、連勝も7でストップ。スタートで少し出遅れ、3コーナーで先頭に立ったんですが、最後まで押し切ることができませんでした。ゴルドリは地方で何度も走ってるのに対し、インティは地方競馬初参戦。地方での経験の差が出たのかなって思いました。
3着にはアポロケンタッキーが入り、オールブラッシュが4着、キタサンミカヅキが地方勢最高の5着。3番人気のモーニンは7着に終わりました。
ゴールドドリームは昨年の帝王賞以来となるGⅠ5勝目。ここ最近はマイルチャンピオンシップ南部杯、チャンピオンズカップ、フェブラリーステークスと2着続き。前走は逃げるインティを捕まえきれずクビ差で敗れましたが、この日は残り100mを切ってインティを捕らえ、ゴール前で突き放しました。鞍上のクリストフ・ルメール騎手は、前日のNHKマイルカップで騎乗停止処分を受けましたが、その汚名を一日で返上しました。
ゴルドリとインティの直接対決は1勝1敗の五分。この2頭のライバル対決は今後も続くだろう。帝王賞ではゴルドリ、インティ、ルヴァンスレーヴの3強対決が実現なるか期待したいです。





今年も工藤監督の誕生日で勝利!今季2度目の4連勝&5カード連続勝ち越し!

2019年05月06日 | HAWKS

3連勝でパリーグ首位をひた走る福岡ソフトバンクホークスは、5日も福岡ヤフオクドームでオリックスバファローズと対戦。この日は工藤公康監督の56回目の誕生日。工藤監督が就任して以降、誕生日の試合は4連勝中。今年もメモリアルデーで勝利を挙げられたのでしょうか。



両チームのスタメン
  ソフトバンク      オリックス
1(一)三森大貴    (右)佐野皓大
2(右)周東佑京    (二)福田周平
3(遊)今宮健太    (遊)大城滉二
4(指)デスパイネ   (左)吉田正尚
5(三)松田宣浩    (一)白崎浩之
6(左)グラシアル   (指)マレーロ
7(二)明石健志    (中)宮﨑祐樹
8(捕)甲斐拓也    (捕)伏見寅威
9(中)牧原大成    (三)山足達也
 (投)ミランダ    (投)K-鈴木


ソフトバンク・ミランダVSオリックス・K-鈴木の先発で始まったこの試合、ホークス先発のミランダは初回に四球の走者を出しながらも後続を退け、2回と3回は3者凡退と序盤はノーヒットピッチング。
ホークス打線は1回と2回にオリックス先発・K-鈴木の前に無得点に終わりますが、3回に2死走者無しで周東がK-鈴木の2球目を捉え、レフトフェンス直撃の長打を放つと、俊足を飛ばして3塁を陥れます。周東の3塁打で先制のチャンスを迎えると、今宮がバットを折りながらもショートの頭上を越えるタイムリーヒットで1点を先制します。
4回、ホークス先頭の松田が2塁ゴロ→オリックス2塁手・福田が後逸。続くグラシアルは遊撃ゴロ→今度は遊撃手・大城がエラー。連続エラーで無死1,3塁のチャンスを作り、明石が三遊間を破るタイムリーヒットで1点を追加。なおも1死2,3塁で牧原がセンターオーバーのタイムリー3塁打で2点を追加し、4-0と点差を拡げます。オリックスは4回に3つのエラーを犯しました…。
4点の援護を貰ったミランダですが、5回にマレーロにヒットを許すと、1死1塁で伏見にど真ん中のストレートを狙われ、レフトスタンドへの2ラン本塁打を打たれ、2点を返されます。この後2本のヒットを浴びたが、大城をセンターフライに打ち取り、2点で切り抜けました。
2点差に詰められたホークスですが、5回裏にデスパイネが4球目のカーブを強振し、レフトスタンドへのソロ本塁打で5点目を挙げると、6回にはグラシアルが初球を振り抜き、ライトスタンドへのソロ本塁打を放ちます。7回はセンター前ヒットで出塁した周東が、盗塁を続けて成功させる。デスパイネの四球で2死1,3塁とし、松田がセンター前にタイムリーヒット。7-2とオリックスを突き放しました。
その後は川原弘之→加治屋蓮の継投で締めたホークス、オリックスに快勝して4連勝です。



パリーグ 2018年5月5日(日)
ソフトバンクVSオリックス 8回戦 ヤフオク
(ソフトバンク6勝1敗1分、観客数:38049人)
オ|000 020 000|2
ソ|001 311 10X|7
勝:ミランダ(2勝2敗)
負:K-鈴木(1敗)
本塁打
オ: 伏見 1号
ソ: デスパイネ 5号, グラシアル 3号


工藤監督のバースデーだったこの日も、ホークス打線が絶好調。4回に相手のエラーをしっかり突いて3点を加え、デスパイネ選手とグラシアル選手のアベックホームランも生まれました。先発のミランダ投手も7回2失点にまとめました。キューバ人選手の活躍でオリックスに完勝し、チームも今季2度目の4連勝。工藤監督のバースデーは5戦5勝。不敗神話は続くよいつまでも。
この日のホークス打線は、11安打で7得点。三森選手にヒットが出れば先発全員安打でした…。2番に入った周東選手は2安打2得点2盗塁の活躍で、初めてのお立ち台に上がりました。7回の打席ではヒットで出塁した後、二盗と三盗を成功させ、松田選手のヒットで生還。開幕前に育成選手から支配下に昇格し、GW期間中は盗塁を7度も成功。現在までの盗塁数は8個で、成功率は100%です。今季のホークスは主力選手のケガ人が多いけど、高橋礼、甲斐野央、泉圭輔、周東佑京と新人王候補の選手たちが次々と活躍しています。
周東選手以外では、6回にソロ本塁打を放ったグラシアル選手は3試合連続打点を記録。松田選手も7回にタイムリーを放ち、打撃好調をキープ。デスパイネ選手も最近バッティングが良くなってる気がします。
先発のミランダ投手は、7回まで112球を投げ、被安打5・4奪三振・2四死球・2失点の内容で今季2勝目。3回までは無安打に抑え、5回には伏見選手に2ラン本塁打を浴びた後、連打でピンチを作りましたが、追撃を防ぎました。ヒーローインタビューでは、周東選手と一緒に「ハッピーバースデー」を歌っていました。

GW最終日の6日は、ソフトバンク・東浜巨VSオリックス・アルバースの予告先発。この両者は今季2度投げ合い、前回の対戦では、東浜投手が5回0/3で1失点、アルバース投手が6回1失点という内容でした。3度目の投げ合いはどちらが白星を手にできるか?最終日もしっかり勝って、今季2度目の同一カード3連勝と行きたいですね。