日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

中田賢一今季10勝目!ホークス両リーグ最速でCS進出決定!

2014年09月07日 | HAWKS

目下3連勝中と首位を快走している福岡ソフトバンクホークス。6日も福岡ヤフオクドームで埼玉西武ライオンズと対戦。この日の結果次第ではリーグ3位以内=クライマックスシリーズ進出決定となります。ソフトバンク・中田賢一、西武・小石博孝の投げ合いで始まった6日の2戦目、2ケタ勝利を狙う中田投手が西武打線を相手に快投を披露しました。


両チームのスタメンはこちら
  ソフトバンク       埼玉西武
1(左)中村  晃     (左)栗山  巧
2(遊)今宮健太     (三)渡辺直人
3(指)内川聖一     (二)浅村栄斗
4(一)李  大浩     (指)中村剛也
5(中)柳田悠岐     (一)メヒア
6(右)吉村裕基     (中)秋山翔吾
7(三)松田宣浩     (右)斉藤彰吾
8(捕)鶴岡慎也     (捕)炭谷銀仁朗
9(二)明石健志     (遊)永江恭平
 (投)中田賢一     (投)小石博孝


1回、ホークス先発・中田が西武の1,2番を簡単に退けた後、浅村にセンター前ヒットを許し、2死1塁で4番・中村剛にフォークを打ち返され、右翼手・吉村が飛び込むもキャッチできず。ボールが転がる間に1塁走者が生還、打ったおかわり君も3塁まで進塁。さらにメヒアの四球で2死1,3塁となり、秋山にレフト線へのタイムリー2塁打を浴びる。中田は初回に2死から2点を失います。
2点を追うホークスは、1回裏に今宮が2塁打で出塁すると、2死2塁の場面でイデホが西武先発・小石の初球ストレートを捉え、右中間フェンス直撃のタイムリーヒットで1点を返す。2回には2死から明石がヒットを放つと、2塁への盗塁を決める。2死2塁で中村晃が小石の7球目を弾き返し、左中間へのタイムリー2塁打で2-2の同点とします。
3回、中田が浅村とおかわり中村を連続三振に退けると、ホークスがその裏に内川の内野安打、イデホの死球、柳田四球で無死満塁と逆転のチャンスを作ります。そして吉村がしっかりと四球を選び、押し出しで3-2と勝ち越し。なおも満塁の場面で、松田がライトへキッチリと犠牲フライを放って1点を追加。この回2点を加え、4-2としました。
中田は4回に1死から秋山と斉藤を連続三振を奪うと、5回には炭谷・永江・栗山を3者連続三振に斬って取ります。6回はランナーを出したものの、中村剛を投手ゴロ併殺打に打ち取り、0点に抑えます。
好投を続ける中田のためにも追加点が欲しいホークスは6回裏、1死後に明石のレフト前ヒット、中村晃の四球で1,2塁のチャンスを迎え、今宮が西武3番手・岡本篤志の6球目のフォークを叩き、3塁線を破るタイムリー2塁打。明石と中村晃が生還し、6-2とリードを拡げます。この後、内川の3塁内野安打、イデホの四球で満塁としますが、柳田の中途半端な投手ゴロ→今宮本塁アウト、吉村は空振り三振に倒れて3者残塁。
7回、中田が2死から2人のランナーを出すも、代打・鬼崎裕司を2塁フライに打ち取り3アウト。7回を投げきったところでマウンドを降りました。その後は8回に森唯斗、9回は岡島秀樹が3者連続三振で締めて試合終了。ホークスが6-2で西武に快勝しました。


パ・リーグ ソフトバンク-西武 20回戦   2014年9月6日 (土)
(ソフトバンク13勝6敗1分、ヤフオクドーム、試合時間 3時間43分 / 観客数 38,561人)
L 200 000 000   2 
H 112 002 00×  6
勝利投手 [ソ] 中田(10勝5敗)
敗戦投手 [西] 小石(0勝1敗)
【バッテリー】
[西]小石、豊田、岡本篤、武隈、岩尾、増田-炭谷、森
[ソ]中田、森、岡島-鶴岡、細川


今回の試合は、初回にいきなり2点先制されながらも、ホークスが2回に同点に追いつき、3回に押し出し四球で逆転。6回には大きな追加点を奪いました。先発の中田投手も7回2失点の好投、中継ぎ陣も西武打線を寄付けず。中田→森→岡島の3投手で17個の三振を奪いました。チームも4連勝、9月に入ってからは4勝1分と負けがありません。そして、ホークスの3位以内が確定し、両リーグを通じてクライマックスシリーズ進出一番乗りを果たしました!ホークスのCS進出は2年ぶりとなります。Aクラス確定は嬉しいけど、目指すはリーグ優勝です!
先発の中田投手は、7回まで124球を投げ、被安打4・12奪三振・4四死球・2失点で今季10勝目。自身の2ケタ勝利は、中日時代の2007年以来2回目です。初回に2点を失ったものの、2回以降は奪三振ショー。4回から5回にかけては5者連続三振を奪う素晴らしいパフォーマンスを見せました。この日の中田投手は、スライダーとフォークが冴え渡っていましたね。6回と7回にランナーを出したときは、打たせて取る形で相手の反撃を封じました。FA移籍1年目で2ケタ勝利を挙げた中田投手、ホークスに移籍してよかったですね。
打線の方はチーム全体で11安打。不振にあえいでいた中村選手が3安打の猛打賞をマークすれば、今宮選手は6回に2点タイムリー2塁打を放ち、共にお立ち台に上がりました。中村選手は2回の第2打席で同点タイムリー2塁打を放つと、第3打席にレフト線へのシングルヒット、8回の第5打席でも2塁打を打ちました。タイムリーを1本打ってから、当たりが戻りましたな。他にも内川選手と明石選手が2安打のマルチヒットを記録しています。
4連勝でCS進出を決めたホークス、日曜日の西武戦も勝って連勝を伸ばしたいところ。7日の予告先発は、ソフトバンク・大隣憲司VS西武・野上亮磨であります。早く優勝マジック点灯しないかな・・・。


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