福岡ソフトバンクホークスは５日、昨シーズンまでデトロイト・タイガースに在籍していたブラッド・ペニー投手と１年契約で合意したと発表しました。かつてメジャーリーグの最多勝を獲得した実力者が福岡にやってきます！！
ホークスに入団するペニー投手は、2000年にメジャーデビューを果たし、ロサンゼルス・ドジャースに在籍した2006年に16勝を挙げてナショナル・リーグの最多勝を獲得すると、翌年も16勝をマーク。その後、ボストン・レッドソックス、サンフランシスコ・ジャイアンツ、セントルイス・カージナルスと渡り、2011年にタイガースに移籍し、11勝を挙げてアメリカンリーグ中地区の優勝に貢献。メジャー通算12年間で通算119勝。
秋山幸二監督は「期待はいっぱいしてる」、王貞治球団会長も「ローテに入れるピッチャーとして考えている」とコメントしました。ペニー投手は杉内俊哉投手、和田毅投手、ホールトン投手の穴埋め役、先発ローテーションの柱としての活躍が期待されております。
１年契約で推定年俸は300万ドル（日本円で約２億3000万円）＋出来高払い、背番号も「31」に決定。８日にも来日し、９日に宮崎キャンプに合流予定です。
またしてもメジャーから強力な助っ人を獲得！しかもメジャーで通算100勝以上、最多勝１回、昨シーズン２ケタ勝利と実績面ではホークスの助っ人投手の中で史上最高と言えるでしょう。投手陣の大物補強は帆足和幸選手に続いて２人目です。日本の環境に慣れ、マウンドの感触を掴めば、ローテに定着できるし、年俸に見合った成績をあげられるんじゃないでしょうか。
ペニー投手獲得により、ホークスの2012年開幕ローテーションは、攝津正、帆足和幸、ペニーの３人は確定。山田大樹、大隣憲司、岩嵜翔が有力で、大場翔太はB組降格で一歩後退か。工藤公康さんが絶賛したという川原弘之投手もローテを狙っている…。ローテーション争いはますます過熱するかもしれない。
