

東アジアサッカー選手権もいよいよ最終日。日本代表は14日、国立競技場で韓国と対戦しました。ここまで1勝1分け勝ち点4で首位の岡田JAPAN、東アジア選手権初優勝が掛かる大事な試合だったんですが、結果は最悪なものでした。
14日のスタメン
GK 1 楢崎正剛
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 5 長友佑都
DF 6 内田篤人
DF 22 中沢佑二
MF 7 遠藤保仁
MF 8 稲本潤一
MF 14 中村憲剛
MF 16 大久保嘉人
FW 9 岡崎慎司
FW 11 玉田圭司
試合は前半23分、遠藤のFKの場面で闘莉王がペナルティエリア内で韓国DFカン・ミンスに倒されてPK獲得。PKといえば遠藤の「コロコロPK」の場面だけど、この日はコロコロではなく左上に決めて日本が先制します。その2分後、大久保がヒザを痛めて途中退場。急遽香川真司がピッチに入りました。32分、エリア内で内田をキム・ボギョンに足を引っ掛けた事でPK。イ・ドングが直接決めて同点に追いつきます。
37分に憲剛がロングシュートを狙うもGKにキャッチ。その直後にイ・スンヨルがミドルシュートを狙い、ボールは中澤の背中に直撃した後、そのままゴールネットに吸い込まれて行きました。不運な形で韓国に逆転を許してしまった。日本は41分、左サイドでFKを獲得し、遠藤がゴール前にクロスを入れる場面で闘莉王が相手に暴行した疑いで一発退場。残り時間10人で戦う事に。
1点を追う後半、日本は香川を下げて岩政大樹が闘莉王の代役として投入。後半開始直後、韓国は速攻からイ・ドングのシュートがクロスバーを直撃。すると後半7分、岡崎にスライディングタックルを仕掛けたキム・ジョンウが2枚目の警告で退場処分。10人VS10人の攻防となる。日本は後半11分、右サイドで内田が仕掛けた後、遠藤とのワンツー→エリア内でクロス、長友と岡崎が押し込もうとするも韓国DFに阻まれて同点ならず。15分には憲剛のラストパスに玉田が合わせられず。
後半25分、韓国は左サイドでキム・ボギョンが抜け出し、キム・ジェソンの右足シュートが決まって3点目。2点差とされて万事休すとなった日本は、玉田を下げて佐藤寿人を投入するも1点を奪い返せず終了。1-3で韓国に敗れ、東アジア選手権優勝はなりませんでした。
東アジア選手権は全日程が終了し、中国が2勝1分け勝ち点7で優勝。2位には勝ち点6の韓国、日本は勝ち点4の3位に終わりました。3位という成績は過去4大会で史上最低の成績です。ホームでの開催だというのに、最悪な形で終わりましたね。
今回の東アジア選手権は、岡田JAPANの不甲斐ない試合が目立ちました。中国戦では決定力不足でスコアレスドロー、香港戦ではシュートを打ちまくった結果たった3得点。そして今回の韓国戦では、大観衆のサポーターの前でボロ負け。闘莉王は退場するわ、PKのみの1点で終わるわ、韓国相手に3失点喫するわ…。今まで見てきた日韓戦の中で一番ヒドいなものでした。前半が終わった時点で見る気も失せて、他のチャンネルに変えました。
一発レッドの闘莉王、PKを献上した内田、3試合先発して結果を出せなかった大久保の3人も「戦犯」だけど、最大の戦犯は岡田監督だと思います。試合後にはサポーターの大ブーイングが発生、岡田監督の解任を求めるボードも掲げられていました。それでも犬飼会長は監督の続投を明言。中国や韓国に勝てずにタイトルを逃したのにも関わらず、監督をクビにしないのはどうしてなのか。日本国民のほとんどは岡田監督に「NO」を突きつけている、世界や日本中に岡田の代わりはいくらでもいるのに…。犬飼会長、岡田をクビにする勇気が無いんでしょ?ここだけの話、鹿島のオリベイラさんか名古屋のストイコビッチさん、あるいはなでしこJAPANの佐々木則夫監督が代表監督になってくれればいいんだけど。




