goo blog サービス終了のお知らせ 

日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

【東アジア選手権】韓国相手に記憶に残る惨敗。それでも岡田監督は続投ですか?

2010年02月15日 | soccer

東アジアサッカー選手権もいよいよ最終日。日本代表は14日、国立競技場で韓国と対戦しました。ここまで1勝1分け勝ち点4で首位の岡田JAPAN、東アジア選手権初優勝が掛かる大事な試合だったんですが、結果は最悪なものでした。


14日のスタメン
GK 1 楢崎正剛
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 5 長友佑都
DF 6 内田篤人
DF 22 中沢佑二
MF 7 遠藤保仁
MF 8 稲本潤一
MF 14 中村憲剛
MF 16 大久保嘉人
FW 9 岡崎慎司
FW 11 玉田圭司


試合は前半23分、遠藤のFKの場面で闘莉王がペナルティエリア内で韓国DFカン・ミンスに倒されてPK獲得。PKといえば遠藤の「コロコロPK」の場面だけど、この日はコロコロではなく左上に決めて日本が先制します。その2分後、大久保がヒザを痛めて途中退場。急遽香川真司がピッチに入りました。32分、エリア内で内田をキム・ボギョンに足を引っ掛けた事でPK。イ・ドングが直接決めて同点に追いつきます。
37分に憲剛がロングシュートを狙うもGKにキャッチ。その直後にイ・スンヨルがミドルシュートを狙い、ボールは中澤の背中に直撃した後、そのままゴールネットに吸い込まれて行きました。不運な形で韓国に逆転を許してしまった。日本は41分、左サイドでFKを獲得し、遠藤がゴール前にクロスを入れる場面で闘莉王が相手に暴行した疑いで一発退場。残り時間10人で戦う事に。
1点を追う後半、日本は香川を下げて岩政大樹が闘莉王の代役として投入。後半開始直後、韓国は速攻からイ・ドングのシュートがクロスバーを直撃。すると後半7分、岡崎にスライディングタックルを仕掛けたキム・ジョンウが2枚目の警告で退場処分。10人VS10人の攻防となる。日本は後半11分、右サイドで内田が仕掛けた後、遠藤とのワンツー→エリア内でクロス、長友と岡崎が押し込もうとするも韓国DFに阻まれて同点ならず。15分には憲剛のラストパスに玉田が合わせられず。
後半25分、韓国は左サイドでキム・ボギョンが抜け出し、キム・ジェソンの右足シュートが決まって3点目。2点差とされて万事休すとなった日本は、玉田を下げて佐藤寿人を投入するも1点を奪い返せず終了。1-3で韓国に敗れ、東アジア選手権優勝はなりませんでした。


東アジア選手権は全日程が終了し、中国が2勝1分け勝ち点7で優勝。2位には勝ち点6の韓国、日本は勝ち点4の3位に終わりました。3位という成績は過去4大会で史上最低の成績です。ホームでの開催だというのに、最悪な形で終わりましたね。
今回の東アジア選手権は、岡田JAPANの不甲斐ない試合が目立ちました。中国戦では決定力不足でスコアレスドロー、香港戦ではシュートを打ちまくった結果たった3得点。そして今回の韓国戦では、大観衆のサポーターの前でボロ負け。闘莉王は退場するわ、PKのみの1点で終わるわ、韓国相手に3失点喫するわ…。今まで見てきた日韓戦の中で一番ヒドいなものでした。前半が終わった時点で見る気も失せて、他のチャンネルに変えました。
一発レッドの闘莉王、PKを献上した内田、3試合先発して結果を出せなかった大久保の3人も「戦犯」だけど、最大の戦犯は岡田監督だと思います。試合後にはサポーターの大ブーイングが発生、岡田監督の解任を求めるボードも掲げられていました。それでも犬飼会長は監督の続投を明言。中国や韓国に勝てずにタイトルを逃したのにも関わらず、監督をクビにしないのはどうしてなのか。日本国民のほとんどは岡田監督に「NO」を突きつけている、世界や日本中に岡田の代わりはいくらでもいるのに…。犬飼会長、岡田をクビにする勇気が無いんでしょ?ここだけの話、鹿島のオリベイラさんか名古屋のストイコビッチさん、あるいはなでしこJAPANの佐々木則夫監督が代表監督になってくれればいいんだけど。


にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ



バンクーバー五輪女子モーグル 上村愛子4位で惜しくもメダルを逃す…。

2010年02月15日 | Sports

日本時間の12日に開幕したバンクーバーオリンピック。大会2日目の13日にはフリースタイルスキー・女子モーグルが行われました。この種目には、日本勢からは上村愛子、伊藤みき、里谷多英、村田愛里咲の4選手が出場。中でも3大会連続で入賞している上村選手にメダルの期待がかかりました。


まず予選では、村田選手が日本人の先陣を切って登場。第1エアの360を成功させると、第2エアではバックフリップを決め、30秒81でゴール。初挑戦で堂々とした滑りを見せ、22.99点をマーク。11番目に登場した伊藤選手は、2つのエアをしっかりと決めるも32秒05とやや遅いタイムでフィニッシュ。21.81点の15位で予選を通過しました。長野五輪金メダリストで5回目の五輪出場となる里谷選手は、積極的で安定したターンで30秒を切るをタイムを出すも、22.15点とポイントが伸びず予選13位。
そして予選21番目に上村選手が登場。好スタートを決めた上村は、第1エアで高さのある360を見せると、素早いターンで加速し、第2エアのバックフリップでバランスを崩すも何とか持ち堪え、29秒11のタイムでゴール。結果は24.31点で5位。決勝で巻き返しを狙います。
予選トップは25.96点を叩き出したハンナ・カーニー(アメリカ)。カーニーは第1エアでバック・レイアウト、第2エアで360、いずれも高いエアを見せると、高速ターンで27秒97の好タイムを出しました。2位にはカナダのジェニファー・ハイル、ヘザー・マクフィー(米国)が3位で予選を通過しました。

迎えた決勝、予選15位で6番目に登場した伊藤選手は、360とバックフリップを成功させ、31秒51でゴール。結果は21.63点、6人目終了時点で3位。予選13位・8番目の里谷選手は、スタートから果敢に飛ばし、第1エアの360を決めると、ミドルセクションで鋭いターンでスピードに乗る。ここまでは順調でしたが、第2エアのバックフリップでバランスを崩すと、雪に叩きつけられて転倒。悪夢の転倒が大きく響き、12.85点に終わりました。
予選11位の村田選手は10番目に登場。スタート直後にバランスを崩すと、最初のエア・360が不完全に。しかし、安定したターンで持ち直し、バックレイアウトが決まり30秒05でゴール。村田選手の結果は23.22点、10人滑り終えた時点でトップに立ちました。この後、ストリャロワ(ロシア)、デュフールラポワント(カナダ)と首位が入れ替わり、村田選手はメダル圏内から脱落。それでも入賞の可能性が残っています。
16番目、いよいよ上村選手が登場。メダル獲得へいざ勝負。落ち着いたスタートを見せると、第1エアで高い360を成功。ミドルセクションで加速し、第2エアのバックフリップもしっかりと決め、28秒88のタイムでゴール。運命の結果は24.68点で16人終了時点で2位。金メダルの可能性は無くなるも、メダル圏内に入りました。残り4人となったところでアクシデントが相次ぎます。17人目のクリスティ・リチャーズ(カナダ)がミドルセクションで転倒すると、18人目のヘザー・マクフィーは第2エアの着地に失敗。
残すところあと2人。予選2位のハイルは、地元の大声援に応えるかのように素晴らしいターンを見せ、2本のエアも綺麗に決め、27秒91と速いタイムでゴール!ハイルはゴールした瞬間にガッツポーズ!得点は25.69点、タイムポイントでは7.01の高得点でトップに躍り出た!この時点で上村は3位に後退。そして最後に予選トップのハンナ・カーニーが登場。好スタートを切ると、最初のエアでバックレイアウトを成功。ミドルセクションでのターンはもの凄く速い!2本目の360は高く決まった!最後もスピードに乗り、ハイルを上回る27秒86でFINISH!完璧な滑りを見せたカーニーは、26.63点で文句無しの金メダル!この結果、上村選手は4位となり、メダル獲得なりませんでした…。


カーニーが予選・決勝と素晴らしい滑りで金メダル、連覇がかかったハイルは惜しくも銀メダル。銅メダルはシャノン・バーク(アメリカ)が獲得し、アメリカ勢がこの種目2つのメダルを獲得しました。メダルが期待された上村選手は4大会連続入賞の4位。村田選手は8位入賞を果たし、伊藤選手は12位、里谷選手は19位に終わりました。
またしても表彰台に届かなかった上村選手、日本勢のメダル第1号になるだろうと思われていただけに残念としか言えません。長野で7位、ソルトレークで6位、トリノ5位、そしてバンクーバーで4位という成績、4大会連続入賞は評価したいんだけど、やっぱりメダルを獲る瞬間が見たかった…。競技後のインタビューでは涙を見せる場面があったので、本人も正直悔しかったのかもしれません。今後は現役続行の意向を固めているそうで、次のソチ五輪でバンクーバーの雪辱を晴らしてほしいと思います。
一方、決勝で転倒した里谷選手は、競技後の会見で「今回が最後になるだろう」と引退を匂わす発言がありましたが、それを否定して現役続行宣言。日本女子モーグルのパイオニア的存在であり、1994年のリレハンメルで決勝に進み、98年の長野で金メダル、ソルトレークで銅メダル獲得。決勝では果敢に攻める滑りを見せたけど、第2エアで思わぬ落とし穴が待っていました。もし完璧に決まっていたらベスト10圏内に入っていたと思います…。

大会2日目は日本勢のメダル獲得は無し。正直上手くいきませんなあ。3日目はノルディックの個人複合、男子モーグルなどが行われます。大会はまだ始まったばかり、日本人選手の活躍を期待したいと思います。



にほんブログ村 音楽ブログ パンク・ハードコアへ にほんブログ村 サッカーブログへ にほんブログ村 サッカーブログ 日本代表へ
にほんブログ村 野球ブログへ にほんブログ村 野球ブログ 福岡ソフトバンクホークスへ