日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

日本代表踊る大4連戦PART1 日本VSベネズエラ

2010年02月03日 | soccer

南アフリカW杯の開幕まで約4か月、2月の岡田JAPANは「踊る大4連戦」と題して、ベネズエラとの親善試合、東アジア選手権で中国・香港・韓国と対戦します。まず2日の第1戦であるキリンチャンレンジカップ2010・日本VSベネズエラ戦が、大分・九州石油ドームで行われました。国内最初の試合となる今回は、川崎フロンターレに移籍した稲本潤一、3年ぶりに代表復帰した小笠原満男といったベテラン組、平山相太・金崎夢生・香川真司といった若手組が招集されました。ベネズエラに快勝して6日からの東アジア選手権に弾みをつけるのと共に、代表定着にアピールしておきたいところでしたが…。


この日のスタメン
GK 1 楢崎正剛
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 5 長友佑都
DF 21 徳永悠平
DF 22 中沢佑二
MF 7 遠藤保仁
MF 8 稲本潤一
MF 14 中村憲剛
MF 25 小笠原満男
FW 9 岡崎慎司
FW 16 大久保嘉人
GK・楢崎は半年ぶりの先発出場。長友も約4か月ぶりのスタメンです。中盤には稲本と小笠原が入り、岡崎と大久保の2トップ。注目の平山はベンチスタートとなりました。


立ち上がりはベネズエラが主導権を握ります。開始2分、ディ・ジョルジがミドルシュートを狙いますが、楢崎がキャッチします。日本は8分、闘莉王のクロスに大久保が頭で合わせるもゴール左。9分、ベネズエラは右サイドのシチェロのクロス→アリスティギエタのヘディングシュート。しかし、楢崎が正面でキャッチ。序盤でピンチを迎えた日本は、徳永と長友の両サイドバックが突破を試みるも、ベネズエラ守備陣を崩せない。16分、憲剛のパスを受けた小笠原が中央からミドル!枠を捉えたものの、GKの好セーブに阻まれてゴールならず。19分には憲剛が左足でシュートも決まりません。
29分、日本は右CKをショートで繋ぎ、大久保のクロスに小笠原が飛び込むも上手く合わず。逆にベネズエラがカウンターを仕掛けるが、左サイドで長友が止めました。今度は日本が右サイドから攻め立て、徳永のクロスに岡崎ヘッドも全然ダメ。33分、稲本→小笠原のパス→岡崎がDFラインから抜け出してシュートするも、飛び出してきたGKに阻まれる。こぼれ球を大久保が拾い、ペナルティエリア内で倒されるもファウル無し。42分、日本は中央でFKを獲得、遠藤が狙うも壁に直撃。結局前半は無得点で終了しました。

後半3分、日本は長友のパスから大久保が右足ミドルもサイドネット。5分には中央で短いパスを繋いだ後、小笠原がミドルを狙うが、GKの正面だった。その直後、闘莉王とモレノが口論し、両チームがピッチ上で激しい揉み合いとなる。大乱闘にならずに済んだのが幸いだった。その後ベネズエラがFKからチャンスを迎え、左サイドでこぼれ球を拾って前線に送り、アリスティギエタが抜け出すもボールはゴールラインを割りました。
何とか1点が欲しい日本は、後半14分に2人同時に選手を交代、徳永を下げて駒野雄一、憲剛→平山が入ります。岡崎&平山の2トップが実現、ゴールを奪えるか?そんな中迎えた18分、小笠原のクロスは相手にクリアされ、こぼれ球を拾った後、左サイドにいた大久保のクロスに平山がダイビングヘッドを見せたが、ゴール左に外れて枠とは全然違う方に行ってしまいました。25分、左サイドを攻め立て、稲本が直接狙い、枠に飛んだもののGKのパンチングに阻まれた。26分には大久保クロス→岡崎ヘッドもバーを大きく超えた。後半30分、岡崎が下がり、佐藤寿人がピッチに。この日の岡崎は不発に終わりました。
試合も残り10分を切った後半37分、駒野が右サイドでドリブルを仕掛け、途中出場の金崎→駒野のグラウンダークロスに大久保が飛び込むも合わせられない。こぼれ球を拾った後、エリア前で繋いで、駒野が再びクロス→寿人がヘディングも左に外れた。日本は最後まで主導権を握りながらも、ゴールを奪う事ができず試合終了。2010年の国内初戦はスコアレスドローに終わりました。


重要な4連戦最初の試合は、決定的シーンが少なく、消化不良で不完全燃焼でした。見ていて正直面白くなかったし、時間が経つにつれ気だるく感じました。個人的に見てみたかった岡崎と平山の2トップが後半途中に実現したけど、わずか15分しか見られず。大久保を外して平山をスタメンで使えばよかった…。それにこの日の岡崎は見せ場が少なかったと思います。香川真司・金崎といった途中出場組も存在感をアピールできず、イエメン戦でアシストを見せた金崎は、慣れ親しんだ九州石油ドームで結果を出せませんでした。
「内容と結果が伴う試合を」と意気込んでいたはずがスコアレス、6日から始まる東アジア選手権に不安を残した岡田JAPAN。今の状態では中国や韓国に勝てないでしょう。6日の第1戦・中国戦(味の素スタジアム)では、相手の悪質なファウルに屈せず、ゴールを奪って白星をもぎ取ってほしいものです。「東アジア~」は女子の部も同時開催で、なでしこJAPANは初戦で中国女子代表と戦います。(15時30分試合開始予定)男子は初優勝、女子は連覇を目指すこの大会、男女アベック優勝なるか注目です。


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