生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

心をみつめる視点:体験過程:幸福な日々の為の自問自答集の第4章

2014年01月27日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
昨日の記事(私のお小遣い事件)に生きていた少年時代の話の続きですが、記憶では15日間ぐらい、そんな生活が継続されていました。今から想いますと、その頃の私は、まさにカールロジャースが言う「プロセススケール」第二ストランズ「体験過程」の底辺を生きていたようです。つまり見たくない自分がいて、心の奥の良心の呵責をひたすら抑圧し、逃避していました。他人事のような素知らぬ顔をして生活しているので、自分の良心の呵責も他人事として、逃避生活をしていたわけです。もし、このような自分の湧き出す感情を抑圧し、見ないで、鏡の向こうを歩く自分を垣間見ながら成長していくと、人格障害的な性格が形成されていきます。恐ろしい時代を私も体験したわけです。しかし健全になると湧き出す感情を経過現象として冷静に洞察し、これはまずいなあ、と意識化出来るわけです。健全になると、神経も太くなり、堂々として、湧き出す感情を見つめ、その中で、平然と恐れずに湧き出す感情を見つめ、その意味を悟り、慌てずに感情を処理する術を悟ります。生身の人間の湧き出す感情には深い意味があるので、自分にとり都合がその時は悪くとも、多分、後日、何かを生み出す感情であろうと期待し、祈りつつ生きていくようになります。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:172>

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