「統御感」が無い人々の現実の意識の中に「流されっぱなしの我が人生」とか「私は何処へ流されていくのだろう?」と言う、ふらふらした嫌な、お化けのようなストレスがあります。人は考えた通りの人生となる、という諺がありますが、自問自答する場合に、どんな言語、意識を持つかで人生の流れがきまるようです。冷静に考えると、自分にも夢があり理想があり、意識、無意識にその実現に向かって人は動いているものです。何処に流されているのだろう、という自問自答は案外、自分を破壊させていますので、何処に流れていきたいか、その流れ着く先を意識化すると、この恐ろしい自縛の領域から離脱して、流れゆく先を意識することで統御されていきます。流されている、という意識は「セルフコントロール出来ていない愚かな自分」という意味です。;、言葉は恐ろしいもので言霊文化に生きている日本人の場合は、言葉を意識、無意識の世界で再確認して生きていかないと、無駄なエネルギーを消耗する羽目になります。自問自答する、その内容が自分の人生を決めますので、時々、何を自分は自問自答しているか、どんな言葉で自問自答しているのか、を意識してみると、その恐ろしさ、楽しさ、深さが分かり、何処へ流れていこうか、と楽しく日々を送る事が出来ます。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:162>
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