他者から見れば資産も沢山あり家族にも恵まれ何故、あんなに不満だらけな発言をするのだろう?と不思議に思う人に出会います。色々とお話していく内に、不幸せな自分というセルフイメージを構成している概念が唯一つである場合があるのです。変な表現ですが「坊主にくけりゃ袈裟まで憎い」という精神構造なわけです。これでは本人も周囲も悲劇です。一つの不満があると、そのフィルターで世界を見てしまう人があまりにも大勢います。この話は他者の話だ、と思わないで、私を含め、新年にあたり、どんな偏見と思いこみとフィルターを自分が所持しているか、楽しく自己分析、反省をしながら美味しい御酒を飲むのも美しい新年の始まりかともおもいます。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:147>
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