生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

健康感とは?:その3:「お色気消失を感違いする人々」:幸福な日々の為の自問自答集の第3章

2014年01月15日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
エリクソンと言う学者はその人格発達論の中で、35才を超えるあたりから60才くらいの人々に注意を促しています。遺伝、環境、老化、自律神経、免疫、分泌の6要素の関係で、人により相当「お色気の有り様」は違います。冷静?に勉強し、思索すれば、直ぐ分かる事なのですが、案外、世俗に流され、自虐的程に、自分を失う傾向の人が多いのです。この範囲の年齢に要求される努力目標があります。それは今まで色々の人々にお世話になりこの年齢層まで生きてきたのですから、そろそろ周囲の若い人々を親切にお世話しなさいと言う警告です。幼い子供から20才頃まで、人間は宇宙をさまようような生活をするものです。特に青春時代は嵐のようなものなので、取り扱いは難しいのですがお世話する対象が若くても、高齢者でも、そろそろ「世話」という領域に意識を向けないと、人の人格発達に支障が生まれますよとエリクソンは言いたいわけです。お色気が減少した自分を感じたら、是非、「世話」という概念を思い出し、そろそろ、さりげない「世話」を楽しんで下さい。そうするとその人は益々明るく元気に爽やかな日々を送れるようです。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:160>

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