人は調子の良い時は、あまり考えない動物ですが、ちょっと何かあると、直ぐ考え込み、何とか孤立感から逃げ出す方法を模索するものです。子供から高齢者まで孤立感があり、その取り扱いを上手にする人と、まずい取り扱いをして、暗い日々に自分を追い込む人もいます。この孤立感は人類の成長に必要なものですが、この孤立感をどう扱うのが上手なのでしょうか?この対処の方法について考えてみます。孤立感、という言葉がもし、嫌いならば、このテーマは辛いかもしれませんが、これからの日々を幸せにする為に、この孤立感の対処方法を避ける事なく、堂々と正面から見つめてみます。この孤立感を避けて通ると周囲の人々と親密性をむすぶ事が出来ず、益々、孤独な日々を送る羽目になります。NHKのニュースで3週間も人と会話をしないで生活をしている高齢者がいるのを知り驚きました。色々の人生はあるでしょうが、これからの幸せと、それをもたらす愛のあり方を思索しつつ、この孤立感について考えていきます。愛と親密性と孤立感は深い関係にありエリクソンという学者はこの関連をとても上手に解説しています。その思想を大事にして、暫くこの話題を深めていきます。
<自分は何処へ旅しているのだろうか?:17>
自分の生き甲斐を探究されている方々へ:
(1)テキスト「生き甲斐の心理学:ISBN 978-4-9903527-2-1」はアマゾンでもサンパウロ書店でも全国の書店で販売されています。
(2)気楽に広く理論だけを学習したい方は、この私のブログの左記の「カテゴリー」欄をご覧下さい。
その第1章「愛の領域」から11章(カリタス カウンセラーの基本とは)を見ながら思索すると楽しみながら勉強することが出来ます。
(3)この記事は6年間にわたり私が全力投球して系統的に理論を分かりやすく解説した2275回分の記事です。第1章から11章までを日常の言葉を使用ながら書いたものです。
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