かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

毎日休まず欠かさずひたすら180キロ車で走れと言われると、私なら即音を上げてしまうでしょう。

2016-03-16 22:21:26 | Weblog
 先週の週間予報では、今日くらいからぐっと気温が上がってにわかに春めいてくる、というような予報だったように記憶しているのですが、今日は一日、どこか空気がひんやりとして、肌寒さを覚えました。あまり日差しが無かったですし、昼間は外に出るとコートまではいらないけれど、冬用背広だけではちょっと寒々しい、というような感じに終始し、夜になってまた寒さが募ってくるような感じがします。花粉はもう仕方ないとして、早く暖かくなってくれるとありがたいのですが、こちらが期待するほど季節は早々に移り変わってはくれないようです。

 さて、大分県の県会議員が、政治活動のために年6万6千キロを走破し、2014年度政務活動費の調査旅費として燃料代約245万円を計上していたことが、市民オンブズマンの手で明らかにされたとのことです。実に地球1周半以上、毎日走ったとしても一日180キロも走る必要があります。田舎と都会では距離と時間の関係は大きく違うので簡単に決め付けることはできませんが、地道なら5,6時間位にはなるでしょうか? 毎日土日も祝日も関係なく、県議会のあるなしにも関係なくひたすら毎日走り続けてこの数字ですから、実際には走るときにはこの何倍もの距離を走り続けていたことになるでしょう。県議会が開示した政務活動費の支払証明書によると、この県議さんは10年度に約3万3千キロを計上。その後毎年距離が伸びたといいますから、どうも最初の申請で味をしめて少しずつ伸ばしていったかのような印象を受けます。
 県議会の算定する燃料代が1キロ37円というのも、古いアメ車でも算定基準にしているのか? と疑いたくなるような数字ではありそれはそれで実に奇怪な数字ではありますが、この走行距離はやはり異常に思えてなりません。件の県議さんは、これまでの取材に対して「視察で利用した。釈明することはない」と話しているそうですが、他の県議さんと比較してあまりに突出しているのだとしたら、いつ、どこへ、なんの目的で走ったのかを県民に対して明らかにする義務があるんではないか、とは思います。ひょっとして月に2、3回、陳情やらなにやらの政治活動のために、東京まで高速を飛ばしてたりしたんでしょうか? そんなにまで車好きな走り屋もどきな議員さんなら、大体周りの人にも分かりそうなものですが、支援者の方や他の県議さんなどにも取材してみてほしいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする