かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

強力な呪いがかかる神像を盗むとは、犯人は果たしてまだ無事なのでしょうか?

2015-06-09 20:02:57 | Weblog
 昨日、少し早めに寝たまでは良かったのですが、今朝まだ暗いうちに目が覚めてしまい、その後まんじりともせず布団の上で寝返りを繰り返して、6時過ぎに仕方なく起きました。今日は午前午後とちょっと大事な研修があったので、この寝不足ではたして乗りきれるか、と懸念しつつ、何とかそれは居眠りせずに乗り越えたのですが、午後4時を回ったくらいから急激に身体がだるくなり、帰る時は立つのも嫌になるくらいグタグタになっていました。睡眠不足はやはり心身に多大な影響を与えるものですが、単に早く寝てもこうして早起きしてしまうとあんまり意味が無いわけで、何とか朝までぐっすりと行かないものか、と頭を悩ましています。

 さて、6年前、三重大学人文学部文化人類学研究室からパプア・ニューギニアの神像が盗まれ、今も行方しれずになっているという話題がネットに流れていました。研究室では警察に届けて行方を探すとともに、「強い呪いがかかり非常に危険です。国内で治療することはできません」という張り紙をして、変換を呼びかけているとのことでした。
 その神像は、1989年に研究室の教授先生が買ってきたもので、パプアニューギニアのセピック川という川の流域で作られる伝統工芸品の木製の像で、貝や鉱石などの装飾がなされ、体長約1メートル、重さ約10キロの大きさのものなのだそうです。現地では祖先を祀る像としてあがめられ、地域の集会所などに安置される守り神のような存在であり、この研究室でも、長年部屋のシンボルとして飾られていたとのことです。
 呪いの神像?! はじめ、諸星大二郎が描くようなおどろおどろしい背景を持つ恐ろしい物を想像したのですが、神像と言っても歴史的に価値がありそうなものではなく、伝統工芸品として購入可能なものだそうですから、それほど恐怖を惹起するようなものではないのかもしれません。でも、研究室の人たちが長年親しみを持って大切にしてきた分の念はこもっているかもしれません。個人的には、そんなもの盗んで何がしたいのだろうか? という疑問が募るのですが、その動機は盗んだヒトにしか判らないでしょうし、ひょっとしてひょっとしたら、既にバチが当たってこの世のモノではなくなってたりするのかもしれません。くわばらくわばら。行方しれずになって既に6年近く。そう簡単には出てこないんじゃないかとは思いますが、無事帰ってくる日がくればいいなと、祈念したいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする