かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

アメリカでまた一例増加?! もはや先進国といえども安心できないのか?

2014-10-24 19:47:13 | Weblog
 今日は良く晴れましたが、もう日が照っても暑いと感じることは無くなりました。まあもう10月も終盤ですから、いつまでも暑いはずもないのですが、なんとなく夏の記憶が残っているというか、どこか日の差すところは暑いような気がするのです。まあトルコの日差しの下は確かに暑くて参りましたから、その印象が強く残っているのかもしれませんが。

 さて、今日もエボラ出血熱のニュースが出ていましたね。今度はアメリカ・ニューヨークで、国境なき医師団のメンバーとしてアフリカで闘ってきた33歳の若い男性医師が高熱を発し、検査をしたらエボラウイルスの陽性反応が出たのだとか。現在更に検査中で、感染が確認されたらアメリカで4人目の感染者になるのだそうです。
 21日から体調を崩して、23日に高熱を出し、検査したとのことですが、問題はその間の22日に地下鉄やタクシーに乗って外出していることです。空気感染はしないにしても、体液から感染することはありうるため、接触した人間がいれば感染の可能性を疑わざるをえません。これまでに接触者は4人といいますが、本当にその4人で収まっているのか、潜伏期間最大3週間と考えると、今後1ヶ月弱はアメリカから目が離せません。もっとも、ヒトの動きが大きい現代社会においては、感染したかもしれないヒトがニューヨーク、あるいはアメリカ国内にとどまっているとも限りませんから、単にアメリカだけ注視していてもダメなのかもしれません。
 一方日本では、厚生労働省が、入国管理を所管する法務省に、空港での入国者全員に対し、ギニア、リベリア、シエラレオネ、コンゴ民主共和国の4か国に、過去21日以内に滞在したかどうかをチェックするよう要請したとのことです。国際空港がある全国30の入国審査で当該国への立ち寄りをチェックするそうですが、成田、羽田、関空など出入りの多い空港では、入国審査が一段と混雑して大変なことになりそうです。まあやらないよりひとつでもできることをやったほうが危険性を抑制できるのでしょうし、なるだけ頑張ってもらいたいとは思います。でも、世界中にあるハブ空港でやらないとあまり意味ないかもしれません。アフリカ発もしくは経由して感染したヒトがどこかのハブ空港でウイルスを撒き散らすことになったら、アフリカを通らなくても感染する危険性が格段に増す事になります。空気感染しないことだけが本当に救いですが、ウイルスのことですから何時変異するとも知れず、なんとかそうなる前に抑えこみに成功して欲しいところです。

コメント
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