かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

及び腰で使う殺虫剤で蚊を殲滅できるのなら、害虫と戦っている農家は苦労してませんよ。

2014-09-18 21:11:05 | Weblog
 今日は午前中ツキに見放されて色々といらぬ苦労を強いられました。兵庫県の某所に仕事で出張したのですが、最寄りの近鉄の駅に着くのがほんの少し遅れ、予定していた行きの急行をタッチの差で逃してしまいそのまま駅で次の急行まで20分ほど時間を潰してしまった位はまだ実害は無かったのですが、鶴橋でJR環状線に乗り換え大阪駅に向かおうとしたら、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにつながっているゆめ咲線の西九条駅で何かあったらしく、内回り線がマヒ状態で再開の見通しがつかない、と言われてしまいました。このトラブルで30分ばかり更に時間を無駄にしてしまい、昼ごはんは東梅田からどこぞに移転したラーメン屋さんを探して久しぶりに食べようと思っていた、その探索時間がすっかり無くなって食いっぱぐれてしまいました。もっとも帰りは阪急梅田駅からJR大阪駅に移動して環状線外回りの電車に即乗車でき、その電車が鶴橋駅に到着して1分後に近鉄大阪線の快速急行が発車するという幸運に恵まれて、予想より30分ばかり早く帰って来ることができました。時間がギリギリで環状線車内で時計を睨みながら焦りまくったのは困ったものでしたが、まあ一日を通して吉凶の帳尻は合ったような気が致しました。

 さて、東京・代々木公園でデング熱ウイルスを保持している蚊を退治する、とのことで殺虫剤散布が行われているとのことですが、これまでに3回、駆除作業を行ってきたにも関わらず、再調査でウイルスを保持している蚊が見つかったのだそうです。まあでもこれは当然な話で、殺虫剤を多少大規模に振りまいてみたところで蚊を殲滅することなどできっこありません。多少は量を減らすことはできるかもしれませんが、まあ無駄な努力に終わるとしか思えません。そもそも虫の専門家や農林業の専門家に聞けばすぐに分かりそうなものなのに、未だ辞めずに殺虫剤産婦を続けているとしたら、もうそれは効果を期待しているというより。都民に対し
我々はこうして頑張っていますよ、とアピールするためにやっているとしか思えません。ひょっとして、冬まで粘って蚊がいなくなるのを待つ作戦なのでしょうか。あるいはひょっとしてひょっとしたら何も知らないまま機械的に作業を続行しているのか、いずれにしてもろくなものではありません。殲滅戦を実行するなら、遺伝子操作や放射線処理等で繁殖力を失った蚊を大量に放って、交尾機会を奪い次世代の誕生を阻止するくらいしか有効策は無いはずですが、対象の蚊でその方法が確立されているのか判りませんし、離島なら成功しても大都会の広大な土地で有効な手段となりうるかどうか考えると、有効性はかなり微妙な気がします。当面、啓発活動で蚊に刺されないように注意喚起を続けるしか無いでしょうが、今後毎年増えて来るような事があったら、本気で殲滅策を研究する必要が出てくるかもしれませんね。


 
コメント
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