かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

伊豆シャボテン公園が競売にかけられる?!

2012-06-22 22:58:11 | サボテン
 今日は夕方、ちょっとだけ太陽が顔を出しましたね。その途端、急に気温が上がったように感じたのは、やはりそういう季節だから、ということなのでしょうか。どうやら明日は晴れそうなので、久しぶりに布団でも干そうかなどと考えているのですが、あまり日差しがきつい場合は、夜熱くて寝られなくなっても困りますので、加減を考えないとなりません。

 さて、今日は伊豆シャボテン公園が競売にかけられる、というニュースに目が惹かれました。伊豆シャボテン公園というのは、静岡県伊東市に1959年開設されたサボテンの専門テーマパークで、宮崎県日南市のサボテン公園、山口県宇部市の宇部常盤サボテンセンター、大阪市の服部緑地サボテン公園の4大公園の一角をなす老舗です。しかも、宮崎、宇部、服部緑地全てが閉鎖廃園の憂き目を見る中、営業を続けていた唯一のサボテン公園でもあります。それがとうとう世の流れには逆らい難く、ここも閉鎖される時が来たのか、と感慨深げに記事を読んでみましたら、どうもちょっと様子が違うようです。経済関連の法律などさっぱりわからないので読んでも今ひとつ理解に苦しむところがあるのですが、同公園の管理会社にこの公園を担保にお金を貸していた銀行が倒れた際に、その権利が細分されていろいろな会社などに渡り、その内の1社が、自分の所有する債権の権利を主張し、競売するよう申し立て、管轄の地裁がそれを受けた、ということのようです。運営会社の方は、その権利主張自体が無効として法的手段をとる準備を進める、ということですが、最悪の場合は公園の運営ができなくなるかも? という状況、とのことでした。つまり、経営自体はとりあえず続けていけるだけのものはまだあるみたいで、そのこと自体には、一サボテンファンとして少し胸をなでおろしたのですが、訴訟沙汰がどう転ぶかは全く判りませんので、早く結論を出してもらいたいです。
 ところで、伊豆、宮崎、大阪はそれぞれ一度訪れたことがあるのですが、山口だけはついに行く機会が無いままでした。ここも、閉鎖の原因は経営難ではなくて台風により温室に大被害がでて修復不可能になったことだったそうで、それさえなければいつの日か訪れる日もあったのに、と無念でなりません。唯一残った伊豆の公園だけは、なんとか生き残ってもらいたいです。

コメント
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