かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

東京のヒトには悪いですが、停電、コミケ期間中でなくて本当に良かった。

2006-08-14 22:43:56 | Weblog
 東京大停電、ホント日曜日でなくてよかった、と思ったのは私だけではありますまい(笑)。新聞では、お盆でなくていつもの東京ならどうなった事だろう、と書いてありましたけど、この事故が一日ずれて日曜日の朝だったものなら、一部地域では平日の東京どころの騒ぎではなくなっていたに違いありません。
 それにしても、送電線がたった一カ所で傷ついたくらいであんなに停電範囲が広がるなんて、もろいにもほどがあります。東京都が都市の生命線であるライフラインを、コンピューター1台おかしくなったくらいでシステムが駄目になる、フェイルセイフのかけらもないスーパーコンピューター「グリフィン」に託すなどありえない(ドリームハンター麗夢CDドラマ「電脳空域の迷路」の話)とどこかで書いた記憶があるのですが、現実にこんな事が起こるようでは、「グリフィン」の話もあながちあり得ない事もなさそうな気がしてきました。でも、断絶したこちら側にもたくさん発電所はあるのに、どうしてあんなに広い範囲で停電したんでしょう? 私にはそのあたりがよく判らないのですが、あれならどこでもいいから中央から離れたところでちょっと細工しただけで、東京都が機能麻痺する、という可能性がある、という事なのではないのでしょうか。コレは早急に対策を立て、一カ所の不具合が全体をおかしくするこの致命的なシステムの欠陥を改善して頂かないと、安心してコミケにも行けません。
 それから、これは東京だけの問題なのでしょうか? 私の住む関西圏やその他の地域では大丈夫なのでしょうか? 
 この際、一度電気に限らず、ガス、水道といったライフラインのフェイルセイフ構築状況を、全国レベルで調査しておくべきなのではないかと思います。その際は、もちろん住宅も大事でしょうけど、異常発生時に鉄道や信号、病院などの基本的な公共的システムへ優先的に電力供給する、とかいうような、万一の時の優先順位を決めてそれを実現するシステムを組む必要もあるでしょう。それくらいしておかないと、来る大震災など到底乗り切れないのではないか、と心配致します。
 
コメント
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