シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

ジャンパー

2008-02-25 | シネマ さ行
うん、まぁ、見てる間は多少楽しめるかな。アクションとか映像とかそういうところはね。ジャンパーは一瞬にして、世界中のどこへでも行けちゃいますからね。ビッグベンの上に立っていたかと思うと、スフィンクスの頭のてっぺんで寝そべってみたり、フィジーでサーフィンを楽しんでたりってね。その部分の面白さはすごくあると思う。

原作を読んでいないので、なんとも言えないんだけど、原作ではもう少し、“ジャンパー”と“パラディン”の関係とかが明らかにされてるんかなー?映画では先輩ジャンパーのグリフィンジェイミーベルが新米ジャンパーのデヴィッドヘイデンクリステンセンにかる~く“パラディン”とは何かっていうのを説明するところがあって、しかも、「昔から魔女狩りとかやってたのも彼らさ」となんか“過激キリスト教保守派”っぽいことの説明だけで、彼らの歴史とか、構成員とか、いつからジャンパーを捕まえているのかとかそういうことは一切説明されないんだよねー。ジャンパーにしても、なんでそんな能力を持つ人がいるのかとか、どういう人がその能力を持っているのかとかそういう説明も一切ナシ。まーそんなことは考えずに楽しんじゃってよと言われれば、それでもいいかなーという気もしますがね。公式ホームページには“ジャンパー”と“パラディン”についての説明があるから、やっぱり原作にはあるんでしょうね。

それでもやっぱりひとつだけお母さんダイアンレインのことだけは気になりますね。あんな突然にお母さんを登場させて、それで最後にそれで終わり?パラディンの親玉ローランドサミュエルL.ジャクソンにデヴィッドの母親ってことがバレたのに、組織からの制裁も何もナシ?ほんで、そもそもなんでお母さんは“パラディン”やったん?ほんで、最後も「ハイ、さようなら」で終わり?なんかもうちょっとさー、せっかくそういう親子関係の設定があるんやから、もうちょっと映画でも掘り下げようよ。んー、残念

先輩ジャンパー役のジェイミーベルくんねー、「リトルダンサー」のときめっちゃ可愛かったのになぁ。すっかり汚い青年になってしまいましたねー。それは役のせいで普段はもうちょっときれいよね、きっと。いずれにしても、こういうメジャー系作品でも見れるようになったのは嬉しい限りです。それにしても、ヘイデンクリステンセンくんはなんであんなオヤジの角刈りみたいな髪型やったんでしょうかねぇ…


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2 コメント

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ダイアン・レイン (Hank)
2008-03-20 21:13:54
お久しぶりです。
しばらく記事をアップされていなかったので、僕もしばらく離れていたのですが、ちょっと見ない間にすごい数の記事が。。。
というわけで、今頃この映画のコメントを載せてすみません。
ダイアン・レインをこの映画に、重要かつチョイ役で使ったということは、そりゃもう、ジャンパー2を考えてのことに違いありません。
ある程度の収入をあげることができたら2いくぞ、てのがミエミエのような感じを受けました。
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Hankさんへ (coky)
2008-03-24 14:50:12
あるんですかね、「ジャンパー2」アメリカでの興行成績はどうだったんでしょうか?確かに最近では続編ものもうまく作ってかなり当たるという傾向にあるので、それを狙っていたのかもしれませんね。
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