シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

バッドエデュケーション

2005-04-30 | シネマ は行
ワタクシの「シネマ日記」ではワタクシがいいと思った映画について、または、全体的にはいいとまではいかなくても何かしら好きなシーンやセリフがあると感じるものについて書くことにしています。
ただ、現在公開中または試写会のもので見たけどイマイチっていうのは、タイムリーな話題として書いていこうと思っています。

というわけでこの作品。監督はワタクシの好きなペドロアルモドバル。ペネロペクルスの出ていた「オールアバウトマイマザー」の人と言えば分かる方もちらっといる?彼自身ゲイということもあり、彼の作品は必ずと言っていいほどストーリーと関係なくてもゲイが登場します。でも、今回の作品は“ゲイムービー”というジャンルに入れていいほどのゲイものでした。(←免疫ない人には結構ハード

ミステリーということは知ってたんですけど…
小学校時代の同級生になりすまして会いに来たその弟。そいつの狙いは?っていうとこなんですけど、んーーーーかなりチープなミステリーですねー。途中まではいいんですけどねー、種明かしの仕方もその種自体も「なぁんや」って思っちゃう程度のもんでした。にゃおも仕事からダッシュで間に合ったのになーーー。無念っす(涙)
アルモドバルっぽいと言えばぽいんですけどね。

ま、唯一許せるのはガエルガルシアベルナルくん(上写真)。ラテンの男らしくちっちゃくてカワユイ(子どものオオカミのよう)です。スペイン人に言わせると「メキシコ人なのに、スペイン人になりきっていた!」らしい…ワタクシたちにはそんなもん何が違うやら分かりませんが
これから、彼は映画ファンじゃない日本人も見るような作品に出るようになってくると思うので注目しておいてください