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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

赤CHIBAの初陣を飾れず

2016-04-10 03:14:09 | 千葉ロッテ

 

この手のイベントものは弱い、には驚きもしませんが、赤CHIBAの初陣もあっさりと黒星スタートです。
今日はタオルの配布があったことも理由でしょうが2万5千を超える観客を集めながらも、こういった試合をやっていればリピーターを増やすのはなかなかに難しいでしょう。
昨年の青ユニ、そして赤CHIBAと二度あることは、なのか、三度目の、なのか、新青ユニのデビューは今月24日です。

どうも大嶺祐がピリッとしません。
スリーボールになってもなかなか歩かせないのが持ち味だったはずが、あっさりと歩かせての5回4失点でした。
3併殺の拙攻があったので大炎上にはならなかったものの、全体的にボールが高めに抜けがちで制御ができず、抑え気味のストレートが甘く入ったところを打たれるという悪循環、オープン戦ではしっかりと型ができて大きな飛躍が期待されただけに、それでかえって気負ってしまっているのかもしれません。
球数からして六回は投げられたはずの交代はあまりにリズムが悪かったからか、次回はまずそこから手をつけましょう。

同点の六回からの継投は南がメヒアに一発を浴びてプロ初黒星、ただピッチングとしては悪くはありませんでした。
別人モードはそのままに、力押しのスタイルでこのポジションを任されるだけの力量を見せてくれたと思います。
ただやはりストレートにこだわりすぎ、は南なのか田村なのか、もっとカーブを上手く使えば緩急でメヒアなどは手玉にとれるのにと、組み立てが単調すぎる気がします。
また結果的に1点ビハインドで益田、内の投入はもったいないながらも、あそこで阿部というわけにはいきませんから仕方がありません。

秋山のそれはスタンドインだったのに細谷の打球はサヨナラアーチとはならず、幕張の風は冷たかったです。
それでも清田が敬遠で一死満塁ですから同点、サヨナラを期待したところで、デスパイネと角中が打ち取られての試合終了は無常に過ぎます。
あそこまで振り回さずとも当てるだけでも外野フライぐらいは打てるのではないかと、しかしデスパイネの辞書にはフルスイングしかありません。
そして赤いユニフォームのデスパイネは恐るるに足らず、西武ベンチの作戦にはまってしまいました。
また流れとしては六回のチャンスを逃したのが痛く、浮き上がるような軌跡なのでしょうが高めのくそボールを強振した中村、見た目だけは新井ですが実力はまだまだそこには至らず、鈴木との呼吸も今ひとつな二遊間はクルーズ以前の状態に戻ってしまい安定感を欠いた併殺プレーも心許ないです。
今季は不調ながらも苦手の十亀をマウンドから引きずり降ろしただけに、悔いの残る逆転負けでした。
そんなこんなで岡田がやや調子を落とし気味ながらも二代目ポッピーを荻野が襲名したことで取って代わる役者がおらず、しかしなかなか揃い踏みとはならないものの絶不調な選手がいるわけでもなく、もう一押し、あと一本が出ればガラッと変わる雰囲気はありますから、マーくんはお手上げをしているわけではなく、明日、明日です。


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西武

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千葉ロッテ

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◆4月9日(土) 千葉ロッテ-西武2回戦(西武2勝、14時1分、QVCマリン、25,618人)
▽勝 牧田 5試合1勝
▽S 増田 5試合1勝3S
▽敗 南 6試合1敗
▽本塁打 秋山1号(大嶺祐)、メヒア1号(南)

バッテリー
千葉ロッテ
 大嶺祐、南、益田、内―田村
西武 十亀、牧田、増田
―炭谷
 

コメント (22)

自滅で首位陥落

2016-04-09 02:27:47 | 千葉ロッテ

福岡でいい戦いができていたので夢見心地だったところで、一気に現実に引き戻されたような自滅劇でした。
立ち上がりは万全だった古谷が三回に突然な乱調、先頭打者を歩かせてバントで得点圏に走者を背負い、警戒をしすぎたのか挙げ句の連続四球で押し出しです。
ベテランとしてもタイプとしてもボール先行は誉められたものではなく、5回3失点ですので言うほどの数字ではないのですが、しかしかなり印象の悪いピッチングでした。
もっとも7番手と考えればこんなものなのかと、現状のスタッフを考えれば次もチャンスはあるでしょうから、次こそはベテランの意地を見せてください。
また同じく連続四球で試合を壊した藤岡もストレートは威力があるのですから、もう少し力勝負でコーナーからの脱却があってもよいのではないかと思います。

打ちまくった翌日は沈黙、とはならずに相手を上回る11安打を放った打線は、しかしもう一押しができませんでした。
二回に追加点が取れていれば一気に菊池を攻略できたかもしれず、また珍しくも早めに動いた六回の井口で追いつけなかったところで流れが決まってしまったような、とは言いながらも毎度、毎度にタイムリーが出るなんて話は転がっていませんので、地道にやっていくしかありません。
今日は菊池のストレートに目を奪われてしまったかなと、自分のスイングができてない打者が多かったように思います。
また明日は苦手の十亀で相手のペースにはまってしまいそうな不安もありますが、結果はどうあれしっかりと振ること、そしてきちんと送ること、イベントデーを勝利で飾りましょう。


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西武

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千葉ロッテ

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◆4月8日(金) 千葉ロッテ-西武1回戦(西武1勝、18時30分、QVCマリン、12,682人)
▽勝 菊池 3試合1勝1敗
▽S 増田 4試合1勝2S
▽敗 古谷 1試合1敗

バッテリー
千葉ロッテ
 古谷、南、藤岡、阿部、松永―田村
西武 菊池、牧田、高橋朋、増田
―炭谷
 

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果断 隠蔽捜査 2

2016-04-09 01:53:58 | 読書録

果断 隠蔽捜査 2

新潮社

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読書は基本的に通勤電車のみなのですが、我慢しきれずに家に帰ってきてから最後まで読んでしまいました。
隠蔽捜査シリーズの第二作、それぐらいにのめり込むだけの魅力があります。
いわゆる警察小説、犯罪捜査よりも警察内部の人間模様に重きを置いているのでミステリーとしての謎解きといった楽しみ方には物足りなさがありますが、とにかくキャラが立っている、そんな登場人物ばかりでこれは誰、あれは誰といろいろな俳優の顔を思い浮かべたりもしています。
シリーズものだけに前作を読んでからの方がいいに決まっていますが、単品でも充分すぎるぐらいにドキドキ、ハラハラな現代版石田三成でした。

その前作で降格人事となり警察庁総務課長から大森署の署長となった竜崎は、しかし自分の信ずる「正義」には何の躊躇もありません。
上限関係が厳しい警察内部であっても上が間違っているのであればそれには従わない、周りから変人と言われても意に介さない徹底ぶりが素敵すぎます。
同期で警視庁刑事部長の伊丹、方面本部管理官の野間崎、大森署副署長の貝沼など、一癖も二癖もある面々もいかにもステレオタイプ的なところはあれ、いそうだ、ありそうだ、と思ってしまうしっくり感、その中で我が道を行く竜崎とのぶつかり合い、これこそがシリーズの持ち味でしょう。
テンポがよく起承転結なもっていき方が秀逸なので半ばまで読んだら一気読みをしたくなる、そんな大森署管内での立てこもり事件でした。


2016年4月8日 読破 ★★★★★(5点)


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熱く冷静に

2016-04-08 01:23:54 | 千葉ロッテ

高野がパクられたと地団駄を踏んでいるかもしれません。
熱く冷静に、今日に5安打5打点と首位打者に躍り出てお立ち台の細谷は昨年の清田を彷彿とさせるような別人ぶり、今や投の南か打の細谷か、といった感じです。
あれだけ空気を読めない独りよがりなバッティングだったものが思い切りの良さを残しながらも無茶振りはしない、センター中心の逆らわないスタイルで、しかもボール球にぐっとこらえるところなどは相手バッテリーからすればこれ以上にイヤな打者はいません。
オープン戦から好調を維持してそろそろスタンドインもありそうな、今日はレフトの守備も経験をしましたし、まだまだフレッシュな細谷が続きます。
その細谷と生き残りを賭けて争う中村も4安打、こちらは引っ張り専門で安定感には疑問符がつきますが、瞬発的なパワーでは細谷を上回っています。
来週にも浦和で実戦復帰をするナバーロが一軍に合流をすればどちらかがはじき出されるわけで、その名前が聞こえ始めたところでの競演は素敵すぎでしょう。
我慢をして使い続ければこれぐらいは、と期待をしていた井上も柔らかいバッティングに甘い球は強引に引っ張る、そんな硬軟兼ね備えたアジャぶりを発揮です。
その井上に押し出された井口も久しぶりの打席に焦らず四球を選ぶ冷静さ、地蔵、とは違った意味での重鎮として存在感を出してくれています。
涌井と攝津の投げ合いがまさかの乱打戦となりましたが、首位打者細谷、本塁打王鈴木、打点王井上、盗塁王角中の強力打線で春夢な大勝でした。

石川の離脱、中継ぎ陣の過負荷で中5日ながらも長いイニングを期待された涌井は、7回途中で12安打6失点、やはり無理があったようです。
そもそもこの時期の中5日には反対だったのですがチーム事情を考えれば涌井にすがるしかなく、打たれながらも最後の最後で踏ん張るエースの姿があったからこその打線の援護だったのではないかと、本来であれば6回100球で交代をさせたかっただけに白星がついてホッとしました。
明日は古谷ですのでチームとして中5日戦線に突入とはならないようで、その古谷次第ではありますが大事なカードの頭に戻すためにも、涌井の次は中7日でよいと思います。
残念だったのが阿部、あれだけのリードで2者連続四球では伊東監督があきれた表情なのも当然、ストレートに数字は出ていますが昨年の荒々しさが無くなっています。
今日は両チームともコーナーに苦しんだジャッジでしたがもう少し気持ちを前に、藪田二世ロードを南に奪われないよう89年組の意地を見せてください。


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千葉ロッテ

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◆4月7日(木) ソフトバンク-千葉ロッテ3回戦(ロッテ2勝1分、18時、ヤフオクドーム、28,407人)
▽勝 涌井 3試合3勝
▽敗 攝津 3試合2敗
▽本塁打 松田1号(涌井)、清田2号(攝津)、デスパイネ2号(嘉弥真)、井上2号(飯田)

バッテリー
千葉ロッテ
 涌井、松永、阿部―田村、吉田
ソフトバンク 攝津、バリオス、嘉弥真、飯田
―斐紹、谷
 

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お疲れ様、が勝利を導く

2016-04-07 01:26:25 | 千葉ロッテ

逆のケースはままありますが、相手が苛つくような勝利はなかなかありません。
苦手の千賀は100球目に150キロ、その後も150キロ台のストレートを投げ込み、また落差のあるフォークに連日の三振ショーをやられながらも僅かに4安打でのうっちゃり勝ちです。
相手のお株を奪うような3発が効果的で、さらには決勝アーチがホームランテラスですので痛快すぎて腹がよじれました。
それもこれもお疲れ様、としか言いようのない中継ぎ陣の奮投、そしてベンチの我慢がもたらした勝利です。
これで明日に涌井が八回ぐらいまで投げての連勝となれば言うことはありませんが、その涌井もまた中5日としんどいところですので、攝津を火だるまにしてしまいましょう。

デスパイネにようやくのアーチが飛び出しました。
それも昨年に13試合で12セーブ、13回1/3で4安打しか打てずに16三振、零封をされたサファテを墜としたのですからソフトバンクには相当な痛手でしょう。
信じられない、といった感じでベンチに戻ってからのサファテの惚けぶり、なかなか見られる姿ではありません。
相変わらずにブリブリと振り回していたところで前の打席にセンターへ強い打球を放ったことがきっかけであればよいのですが、無理に引っ張らずともあれだけの打球を打てるのですから四番を外せない、との伊東監督のコメントも分かりますし、だからこそ転機の一発であってくれればと願います。
甘いボールではありましたが強引に引っ張って中段まで運んだ中村と井上、中村もこのパワーがあるからこその「こいつ」なのか、やや危なっかしい守備ではありましたが七回の一死満塁でのプレーも自信に繋がってくれればと思いますし、井上の定着も見えてきました。
好調な岡田、細谷を活かすためか角中を三番に持ってきた新打順は空振りではありましたが、どっしりと構えながらの微調整、昨年との違いを感じます。

石川の寝違え抹消でスクランブル先発となった陳冠宇は、しかしコントロールが安定せず期待に応えられませんでした。
やや気の毒なところはありましたが相手に利する、としか言いようのない乱れっぷりで、スピードも乗っておらず、よくぞ3失点で済んだといったところでしょう。
また前日に中継ぎ陣がフル回転だっただけに四回からの継投は相当な覚悟が必要だったはず、そのベンチの覚悟に南がさすがに昨日ほどではありませんでしたが別人モード継続の力押し、藤岡もボールの伸びが今ひとつながらも大ピンチにしっかりと腕を振って柳田にぶつかったのは大きな収穫です。
あそこでの藤岡の続投はかなりなギャンブルだったのではないかと、ベンチ、藤岡ともに確かな手応えになったはずです。
今日の勝利で昨日の引き分けがボディーブローのように工藤監督を蝕んでいるでしょうから、先制こそ命、電光石火で主導権を握る展開でお願いします。


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◆4月6日(水) ソフトバンク-千葉ロッテ2回戦(ロッテ1勝1分、18時、ヤフオクドーム、30,016人)
▽勝 内 5試合1勝
▽S 西野 5試合4S
▽敗 サファテ 5試合1敗2S
▽本塁打 中村1号(千賀)、井上1号(千賀)、デスパイネ1号(サファテ)

バッテリー
千葉ロッテ
 陳冠宇、南、藤岡、内、西野―田村
ソフトバンク 千賀、サファテ
―鶴岡
 

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思い出のとき修理します 2

2016-04-07 00:09:32 | 読書録

思い出のとき修理します 2 明日を動かす歯車

集英社

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前作でそれなりに落ち着いたように思えたので続編はどうなのかな、とも思っていた飯田時計店です。
ミステリーと言えばミステリーなのですが、ファンタジーとホラーをミックスしたような不思議感、タモリの番組を思い出してしまうところなどに変わりはありません。
ある意味でご都合主義ではあるのですが、それがあまり気にならない、むしろそこがメインだったりもします。
心の奥底に隠れている思い出、忘れようとするも忘れられない過去、それらを修理をしたい気持ちは誰でもあるはず、秀司の手により止まっていた時が再び動き出します。

明里と秀司の関係はゆったりと、穏やかな川の流れのように続いている中で、少し寂れた商店街の人々のエピソードが絡んできます。
前作とは違ってそれぞれの関連性は薄い連作短編集のような構成で、たまにはこういったまったりしているものも悪くありません。
あまりにいい人たちばかりで毒気がやや足りませんが、ハッピーエンドが約束をされている水戸黄門のような、それでいて太一の謎がちらほらと、新たな展開を予感させます。
第三作もすでに刊行されているようですから、またホッとしたいときに手に取ってみます。


2016年4月6日 読破 ★★★★☆(4点)


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すげーぞ南

2016-04-06 01:03:05 | 千葉ロッテ

敗色濃厚なところからの引き分けですので勝ちに等しい粘り腰、チャンスに凡退の柳田、そして工藤監督は茫然自失でしょう。
二木に黒星がつかず、また和田のNPB復帰後初勝利とならなかったのも大きく、いい試合だったと思います。
ただ6連戦の頭に中継ぎ陣を総動員したのは正直なところしんどく、明日以降も出番が多いでしょうから開幕早々のフル稼働、厳しい戦いとなります。
それだけに石川の寝違えによる離脱が大きく、明日の陳冠宇には1イニングでも長く、1球でも多く投げて中継ぎ陣を助けてあげてください。
そして先発陣までをも疲弊させては共倒れになりますので、明後日は涌井ではなく古谷なり、浦和からの抜擢でお願いします。

それにしても南には驚かされます。
先日のQVCマリンで昨年までとは別人のようなピッチングを目の当たりにしたのですが、今日もMAX147キロのストレートの力押し、カウントを悪くしても簡単には歩かせないコントロールも見せてくれましたし、勝負を避けるかと思った柳田にも逃げなかったのには拍手しかありません。
昨年に戦力外通告をした手のひらをあっさりと返すのは楽ちんですが、フォームも変わりましたし、球速も10キロ弱の上乗せ、何があったのかが知りたいです。
ただスピードに酔っての真っ向勝負は危険と隣り合わせですから、今日に投げたいいカーブを上手く交えて、攻めながらかわすスタイルでいきましょう。
先発の二木は準地元凱旋を飾れず、ボールが高めに浮きがちな苦しいピッチングでしたがそれでも一回りは抑えたわけで、ここは辛抱です。

打線は和田に10三振、延長12回で19三振、相手のミスもありましたが終盤の同点劇は見事ながらも微妙な感じではあります。
右へのアーチで何かが変わるかと期待をした清田にその気配はなく、デスパイネも然り、左腕でも岡田、土俵際の細谷のアピールの前に影が薄いです。
もっとも結果的に清田の途中交代で守備についた三木のファインプレーで救われたのですから、まだ巡り合わせがよいのかもしれません。
ようやくに持ち味を披露した三木はこれを次に繋げられるか、小技で揺さぶるなどの打席での工夫が欲しいです。
一方でライバルの高濱はバントのために出てきた代打でミス、次の打席でもバントの指示の応えられず、左のサイドスローですから酷ではありましたが代打井口と思ったところで汚名返上のチャンスだったわけですから、これで福岡遠征の残り2試合が持ち時間の限度でしょう。
石川の状態が抹消になるほどでなければ陳冠宇に代わって浦和行きだったでしょうし、明後日が古谷であればそこで終わる可能性が高いです。
吉田も7打数連続三振とは何の冗談なのか、こうなったらいくとこまでいってみますか、捕手はリードが本分です。


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◆4月5日(火) ソフトバンク-千葉ロッテ1回戦(1分、18時、ヤフオクドーム、35,165人)

▽本塁打 清田1号(和田)

バッテリー
千葉ロッテ
 二木、藤岡、松永、内、西野、益田、南―田村、吉田
ソフトバンク 和田、バリオス、サファテ、五十嵐、森福、森
―斐紹、鶴岡
 

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中5日で二木

2016-04-05 01:02:56 | 千葉ロッテ

明日に先発予定だった石川が寝違えたとのことで回避となり、中5日で二木が先発をします。
どのみち6番手として誰かを引っ張り上げなければならないのですから無理に二木の間隔を詰めるのではなく浦和からチョイスをすべきではないかとも思うのですが、調子のいい投手を、との落合コーチの言葉が虚しく聞こえるぐらいに候補に事欠いている状況ですから仕方がないのでしょう。
浦和でここまで先発をしたのは唐川、木村、関谷、陳冠宇、李大恩、古谷、川満、調整登板の石川ですが、唐川は開幕カードに好投しましたが以降は続けて炎上、木村は中継ぎに回り、関谷はオセロで直近では打ち込まれて、陳冠宇はピッチャーライナーで途中降板、李大恩は立て続けに黒星で中継ぎに降格、古谷はまずまずながらも92球から中5日で3戦目に持ってくるかどうか、そして川満は7回途中まで2失点ながらもあまりにギャンブルが過ぎます。
そうなれば二木を繰り上げるしか選択肢がないわけで、その二木も85球を前回に投げていますので無理をさせたくはないのですが、西野が2回27球を降雨ノーゲームで翌日に続けて先発をしてのプロ初勝利、そんなストーリーにどこか被せてしまっているところもあるのかもしれません。
何はともあれ広義の地元凱旋ですから相手が和田であろうが二木は自分自身を見つめて投げるのみ、プロ初勝利を是非とも、打線の援護を懇願します。


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経費節減

2016-04-05 00:49:48 | 独り言

 

好きなものには糸目をつけずに資金投下をしますので、湯水のようにお金があるわけではありませんから、締めるところは締める必要があります。
そんなこんなで目をつけたのが通信費、世間でも格安SIMが話題となっていますが通話はdocomoに残したままで、データ通信のみをその格安SIMに変更しました。
これで数年前に比べれば80%のコストカット、パケ放題で月額5000円ぐらいだったものを2年前に楽天スーパーWiFiに切り替えたのはタブレットを導入してスマホのテザリングでは限界を感じたからで、これが3000円弱、そして今日からは格安SIMで1000円ちょっとですのでキャリアのデータ通信などはバカらしくなってきます。

この3月で楽天スーパーWiFiの25ヶ月縛りが切れましたが、3000円弱はキャンペーン価格で継続をすると1000円UPとなるので魅力半減、また楽天は楽天モバイルを始めたのが理由なのか楽天スーパーWiFiの新規受付を停止しており、解約をしてもWiFiルーターを返却する必要がありません。
このWiFiルーターが優れもののGL04Pでバッテリーの持ちがよく、しかもSIMフリー端末、そうなれば格安SIMにチャレンジです。
スマホやタブレットで動画をぐりぐり見るわけではないので毎月2G前後の通信量で1000円程度、かつGL04Pの稼働確認がとれているのがBICSIMでビックカメラの仮面をかぶっていますが、中身はIIJで回線はdocomo、実態はsoftbankだった楽天スーパーWiFiとさして変わりはありません。
たまに3Gを掴んでLTEに戻らないという面倒くささがありますがWiFiルーターを再起動すればよいだけの話で、それで料金がぐっと下がるのですから文句のつけようがなく、あちらこちらに出向いてみましたがトータルな通信品質も自分の用途では満足のできるレベルです。
さらには「Wi2 300」なる公衆無線LANを無料で使えるとのこと、格安SIMに興味がある方はBICSIMがお薦めです。


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スタンリッジを見殺し

2016-04-04 00:25:56 | 千葉ロッテ

相手も必死ですから、なかなか3タテはやらせてくれません。
過去3年間で12試合8勝1敗のディクソンが相手ですので有利かと思いきや、6安打完投負けを喫するのですから野球は難しいです。
それほどに良かったとも思えませんがゴロの嵐、走塁ミスも手伝って攻めきれませんでした。
勢いをつけてソフトバンク戦に臨みたかったのですがそう都合よくいくわけもなく、そうなれば和田にNPB復帰後初白星を献上しないよう石川の奮投を願います。

やはりオリックスを苦手にするスタンリッジはそれでも7回3失点、立ち上がりの不安定さからすればよく投げてくれたと思います。
2試合で14回を投げての4失点ながらも打線の援護が1点では勝てるわけもなく、連勝でもおかしくはないところでの連敗ですから獲得時の不安が的中、もちろんテンポが悪いわけでもありませんからスタンリッジに責が無いのは明らか、こればっかりは単なる巡り合わせとでも思うしかありません。
待って捕るのが普通のプレーなのかもしれませんが初回に正面の強い打球で併殺が取れなかったのがもったいなかったかなと、今日は糸井が鬼門でした。
高めに抜ける、あるいは完全なボールも多かったスタンリッジではありますが、ストレートに力があり、カーブやスライダーもキレていましたから、気持ちを切らさずに次、次です。
やや気になったのが2点ビハインドでの益田で、勝負を諦めない姿勢もいいですが味方の攻撃があと1イニングということを考えれば連投をさせる必要があったとも思えず、ああいったところで南の真価を問うことができなかったのかなと、昨日、そして今日と球数が少なかったのが救いではありました。

打線はチャンスらしいチャンスもなく、その数少ないチャンスも同点に追いついた後の走塁死で勝ち越すことができませんでした。
コリジョンルールからすれば走者の進塁を塞ぐところでの捕球ですからセーフかとも思いましたが、ビデオを見ての審判団の協議でも判定は覆らず、あそこまで大きく膨らまずに田村がホームに突入をすればあるいは走塁妨害になったかもしれませんが、タッチを避けるのは本能でしょうから仕方がありません。
実際問題としてあれが走塁妨害になればそれはそれで興ざめながらも、ケースバイケース、その時々の判断で紛糾をしそうな予感です。
再三再四の好守でアピールをした細谷も今日はノーヒット、デスパイネは見透かされたように外を攻められても引っ張る意識が強すぎで、中村も何を打ったかが分からないというコメントからしてたまたま当たっただけなのか、またぞろ問題になるかもしれませんが引っ張ったら罰金、ぐらいのことをやって欲しいぐらいです。
和田にとっては美味しすぎるロッテ打線が明日の移動日で何かを変えることができるのか、いや、何としてでも変えてください。


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◆4月3日(日) オリックス-千葉ロッテ3回戦(ロッテ2勝1敗、13時1分、京セラドーム、33,393人)
▽勝 ディクソン 2試合2勝
▽敗 スタンリッジ 2試合2敗

バッテリー
千葉ロッテ
 スタンリッジ、益田―田村
オリックス ディクソン
―山崎勝
 

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粘り勝ちで首位キープ

2016-04-03 00:42:15 | 千葉ロッテ

今日も接戦をものにして、4月初旬ながらも首位を楽しんでいます。
終わってみれば両チームともここまでのチーム防御率どおりのスコアですから順当勝ちではあるのですが、ローテーションの2番手、近藤大が右肩違和感で離脱をしての近藤一ですから勝たなければならない試合にしっかりと勝つ、これがなかなか難しいところでの勝利は地味に大きいです。
できればもっと楽に勝ちたいのですが長いペナントレースを考えればむしろこの方がいいのかもしれず、珍しくも投打がかみ合っていることを喜ぶべきなのでしょう。

開幕2戦目にらしくないピッチングだった大嶺祐が、やや自分を取り戻しての今季初勝利です。
コントロールを乱してのことだったので意図的だったのかスピードは抑え気味で、それでもボールが高めに浮きがちで不安な立ち上がりでしたが、身上であるスリーボールになっても粘り腰の一面を見せての6回2失点ですからまずまずのピッチングでした。
琉球カーブがもう少し決まれば文句はなかったのですが100キロ台のそれがコースに決まれば簡単には打たれない、その感触を手にすることはできたのではないかと思います。
験を担いだのか七回からは松永ではなく藤岡は下位打線を簡単に切ってとり、満を持しての松永も余裕、益田は2安打を浴びましたが角中の好返球と併殺で危なげのない今季初セーブ、内と西野を温存できたのも明日に向けてアドバンテージになるでしょう。
そうなればスタンリッジの移籍後初勝利で3タテを食らわせてこその今日の白星ですので、今季初の3連勝で気持ちのよい週初を迎えたいです。

打線は13安打6得点ながらも中盤まではチャンスを潰してもどかしかったものの、粘ったからこその終盤の得点ラッシュだったと考えます。
36本のファールでアウトだっけ、なんてネタを思い出してしまうぐらいに、ファールで粘る姿にしびれました。
オリックス投手陣がボール先行だったのも一因ではあるのでしょうが、あれだけ淡泊だった岡田がバントの構えを見せて牽制をしたり、細谷や田村など相手が根負けをするぐらいにボールにしがみつく、近藤一には最後にビシッと140キロ台後半のストレートで打ち取られても五回途中までに100球を投げさせたからこその先制劇でしたし、僅差の展開での岸田が29球、佐藤達が30球は疲労困憊、明日に万全な状態で投げるのは難しいでしょう。
岡田は今日もマルチヒット、細谷はリーグ記録の3試合連続三塁打を含む3安打猛打賞にバントもきっちりと決めて守備も軽快、両選手ともスタメンをしっかりと掴んでいます。
すっかりと地蔵となっていた井口も代打で今季初ヒット&初打点、新しい顔が頑張る中でのベテランの立ち位置を模索中です。
対照的なのが清田とデスパイネで、オープン戦では好調だったことで軸がしっかりとする一方で周りが足を引っ張ることになるのではと心配をしていましたが、むしろ真逆、好調な一二番と角中に挟まれて足を引っ張る存在となってしまい、これがもう一つチームが波に乗れない理由でしょう。
清田は三打席目のタイムリースリーベースよりも四打席目のライトライナーをよしとすべきで、外寄りのボールを引っ張ることで強い打球を打てていません。
同じく引っ張り専門に戻ってしまったデスパイネに伊東監督のアドバイスは耳に届かないのか、角中勝負で歩かせたバッテリーはきっと悔やんでいるでしょう。
中村も小技を決められず、開ききったスイングでハードヒッティングもできず、振ったところにボールがこなければ打てる気がしません。
バント、盗塁、的確な選手起用のベンチワークで勝っているのは理想的ではありますが限界もあり、主軸の立ち直りが待ち遠しいです。


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千葉ロッテ

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◆4月2日(土) オリックス-千葉ロッテ2回戦(ロッテ2勝、14時、京セラドーム、32,105人)
▽勝 大嶺祐 2試合1勝
▽S 益田 4試合1S
▽敗 佐藤達 5試合2敗

バッテリー
千葉ロッテ
 大嶺祐、藤岡、松永、益田―田村
オリックス 近藤一、塚原、岸田、佐藤達、佐藤峻
―伊藤
 

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ロビンマスクがやってきた

2016-04-03 00:26:49 | 独り言

 

3週間ほど前に突然に電源が落ちてご臨終となったパソコンを買い換えたのが半月前で、ようやくに設定がほぼほぼ終わりました。
NECのPC9801UV21から始まったパソコン生活は2台目がEPSON互換機のPC486GR、3台目と4台目がゲートウェイ、そして先代にあたる5台目がマウスコンピューターです。
よって今回が6台目で、先代が何だかんだ言いながらも8年弱も故障をすることなく働いてくれましたので中村獅童のCMで攻勢をかけているからというわけではなく、マウスコンピューター改めマウスの高スペックかつ安価、安定性を評価してのG-TuneでBTOしました。

前回もそうでしたが今にオーバースペックでも8年もすれば時代遅れになるわけで、Core 2 Quad Q9650とGeForce GTX280、4Gメモリにはかなりストレスが溜まっていました。
そこで今回も考えられる最高スペックではありませんが、明らかに自分にとってオーバースペックな構成で組んでいます。
CPUは第5世代のCore i7-5820Kにするか第6世代のCore i7-6700Kでいくかを迷ったものの、コア数ではアドバンテージのある5820Kですが自分の用途からすればCPUクロックの高い6700Kを選択、グラボはGeForce GTX 980、メモリは32G、CPU&グラボのW水冷で騒音対策も万全です。
また電源も80PLUSプラチナにしたことで静かですし、電源容量をアップしながらも電力変換効率が上がったことでか電気代がむしろ安くなったのはラッキーでした。
肝心の働きぶりはこれまですぐにメモリの使用量が80%を超えたりCPUが振り切ったりしたのが嘘のような快適さで、さくさく動いて楽しくて仕方がありません。

もちろん誤算がなかったわけでもなく、ある程度は覚悟をしていましたが動かなくなったソフトが想定以上にありました。
一太郎はインストールできましたがATOKがダメ、チューチューマウスをインストールするとエクスプローラーがハングアップ、eSATA拡張ボードやTANITAの体重計のUSBメモリも認識をされず、TrueImageもいったっきり帰ってこないという体たらくです。
使い勝手に慣れるのに苦労をしているWindows10、と言うよりは64bitになったことの影響が大きいようで、いくつかのソフトにコストをかける羽目となりました。
しかしこれもいい機会と前向きに、使っていなかったソフトも少なくなかったので整理整頓、身軽になっての再スタートです。
ただeSATA拡張ボードだけは諦めきれないのでじたばたする予定、よってロビンマスクの保護フィルムを剥がすのはもう少し先になりそうです。


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鈴木の一振りで単独首位

2016-04-02 02:24:07 | 千葉ロッテ

たかだか6試合で首位も何もないのですが、それでも順位が上であるのに越したことはありません。
流れとしてはイヤな感じだった試合を粘っての勝利、しかも涌井と金子のエース対決を制してのものですから1勝以上の重みがあります。
カードの頭を取れたことで次に投げる投手もやりやすいでしょう、前回にらしくないピッチングだった大嶺祐のリベンジできっちりと勝ち越しましょう。

昨年の京セラドームでは福浦が驚きの大砲ぶりを見せてくれましたが、今年は鈴木です。
普通のシフトであれば併殺だった打球がヒットになり、また中村に負けじと球際に弱い高濱のエラーが絡んで同点に追いつかれたところでの勝ち越しアーチは打った瞬間にそれと分かる大飛球、あそこまで飛ばせる選手はロッテではそうそういませんから、打った鈴木が一番に驚いているかもしれません。
オープン戦の首位打者も開幕後はバットが湿りがちだっただけに、ホームランだけではなく3安打猛打賞が朗報、しっかりとバットが振れています。
大谷に続いて金子を仕留めた大物食いの井上とともにポイントゲッター、あるいはスイーパーとして恐怖の六七番コンビでやっていってもらいたいです。
ただ肝心の清田、デスパイネが下降気味で打線をぶった切ってしまっているのがもったいなく、揺さぶったり粘ったりの別人モードな岡田、これが最後のチャンスとばかりに全力プレーが見ていて楽しい細谷、この出塁率の高さを活かせておらず、逆に言えばだからこそ鈴木、井上の活躍に意味が出てきます。

涌井は開幕戦で大谷、そしてビジター初戦に金子を下しての2勝目です。
ボールが高めに浮きがちで調子は今ひとつだったようですが、それでも大崩れをしないのはさすがです。
内容が伴ってくれるのが一番ですがエースに求められるのは結果ですので、まさにチームを引っ張るエースの風格、と言ってよいでしょう。
不運な打球もあり同点に追いつかれましたが、その糸井のタイムリーを同点止まりにしたコリジョンルール何するものぞ、田村のタッチプレーに拍手です。
その涌井を継いだ内が陰のMVP、二死満塁から三遊間を抜けそうな清田の打球を上手く処理したモレルが次の回の先頭打者、ここでヒットを打たれてしまえば流れが相手にいってしまう可能性があっただけに、驚異的な落差の縦のスライダーで三振に切ってとったところで勝負ありです。
ボグセビックも同じく伝家の宝刀で三振、西野はフォークを駆使しての三者凡退、接戦だっただけにより多くのダメージを相手に与えたであろう勝利の方程式でした。


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千葉ロッテ

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オリックス

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◆4月1日(金) オリックス-千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、18時、京セラドーム、33,156人)
▽勝 涌井 2試合2勝
▽S 西野 3試合3S
▽敗 佐藤達 4試合1敗
▽本塁打 鈴木3号(佐藤達)

バッテリー
千葉ロッテ
 涌井、内、西野―田村
オリックス 金子、佐藤達、平野
―伊藤、山崎勝
 

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生きて候

2016-04-02 01:26:16 | 読書録

生きて候(上)

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生きて候(下)

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徳川家康の懐刀、本多正信の次男である政重が主人公です。
同僚を切り捨てたことで出奔をしながらも宇喜多氏、上杉氏などを渡り歩いて最後は前田氏の筆頭家老までにもなった政重の、中半生とも言うべき生き様が描かれています。
美しく命を使い切る、そんな政重の爽やかで、かつ豪快な活躍ぶりは痛快で、しかし中途半端であり、一方で徹底をしすぎている、そんなモヤモヤしたところのある作品でした。

政重の逸話としては五万石の壺、などがありますが、しかし描かれているのは宇喜多氏の家臣としての関ヶ原の合戦までです。
エピローグ的に直江兼続の娘婿になったこと、あるいは前田氏の家老として利常を支えたことがおまけ程度についているだけで、そこが政重の人生にとってのピークではないかと思っていますから、前菜だけがてんこ盛りでメインディッシュを取り上げられた、そんな気にさせられました。
かと言って政重に魅力がないわけではなく、陪臣ながらもちょっとした大名並みの5万石は徳川氏との繋がり、江戸幕府の中で前田氏が生きていく上でその血筋を尊ばれてのことがあるにせよ、それに耐えうる実力があるからこその厚遇であり、その人柄、実力が存分なく発揮されています。
ただ何でもかんでも政重のおかげ、のスーパーヒーローぶりが鼻についてしまったのも正直なところで、正重ではなく政重、の理由が榊原康政が烏帽子親だったから、などどこまでが史実ベースでどこからが創造力の賜物なのかは分かりませんが、さすがにやりすぎでしょう。
あまりに清らかすぎて近寄りがたい感じがあり、また政重と大黒が前田慶次郎と松風、にイメージがダブってしまったのも痛手だった、そんな敵味方の誰からも愛される政重でした。


2016年3月31日 読破 ★★★☆☆(3点)


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何かが違う

2016-04-01 02:03:35 | 千葉ロッテ

伊東ロッテの4年目、これまでとは何かが違います。
おそらくは本音で言えば迷惑だったであろうベテラン枠は、しかし今季は福浦とサブローは開幕二軍、井口はここまで1試合1打席しか出番がありません。
大差で勝っていようが負けていようが9人野球だったり10人野球だったりした時期もあったのが嘘のように、いい感じでベンチを使いこなしている感じがあります。
そして積極的な指導、選手たちが伊東監督のアドバイスで、とはオープン戦でよく聞かれたコメントで、それはそれで担当コーチがきちんと仕事をしているのかと不安にもなりますが、それだけ勝負のシーズン、その意識があるからこその活発な動きなのだと思います。

伊東監督 主砲・デスパイネに打撃指導「ホームランが出ていない」 (3/31 スポーツニッポン)

ロッテは31日、QVCマリンで約2時間の全体練習を行った。
打撃練習中に伊東監督は主砲のデスパイネに打撃指導。
「ホームランが出ていない。引っ張る傾向が強い。(開幕直後は)センターに打っていたけど」とセンター返しを意識するようにアドバイスした。
デスパイネは「手首が返って引っかけているんで打球が伸びない。(監督の言うように)バットのヘッドが前に出るようにしたい」と話した。

そして今日はデスパイネへの打撃指導、素人目にもこれまで右を意識できていた打撃が強引な引っ張りになりつつあるのが見て取れましたので、我が意を得たり、です。
明日は涌井と金子のエース対決、昨年に金子を得意としていた今江が移籍をしましたから、次に打っていたデスパイネのバットが勝負の鍵を握るとは過言ではないでしょう。
ルーキー吉田正、ボグセビックにモレルの新戦力、そして西野と涌井も苦労をすると思われ、そうなれば早いイニングでの援護が望まれます。
オープン戦では対戦済みですが西村ヘッド、高橋打撃コーチを擁するオリックスには意地でも負けたくはなく、来日初アーチの思い出の京セラドームで爆発、よろしくです。


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