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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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なんとか踏ん張ったニャー

2010-09-03 00:31:49 | 千葉ロッテ

苦手としていた楽天に連勝し、最下位チームに負け越すという最悪の事態は免れました。
一死からのバントという珍しいものも見ることができましたし、昨日の勝利を活かす貴重な白星です。
このまま週末の日本ハムにも勝ち越しをして、ラストスパートに向けて勢いをつけましょう。

唐川の離脱で中5日での先発となった成瀬は、なかなか微妙な投球内容でした。
今日はチェンジアップは少なめでスライダー中心の組み立てでしたが、内外角を広く使う的場のリードに応えて低めにボールを集めることができたことで無難な立ち上がりを見せ、それが味方の先制点を呼んだと言ってもよいでしょう。
ただボール自体に抜群のキレがあったわけでもなく、それは意外に多かった球数が表していると思います。
しかし序盤のラズナーとの投げ合いで失点をしなかったことが最大の勝因ですから、やはり成瀬の相手は選ばなければという思いが強くなります。
あとはスタミナ切れの感のあったところを今後のハードスケジュールの中でどう調整をしていくのか、最低でも2つの貯金は欲しい成瀬ですから立ち止まっている暇はありません。
今日のように今ひとつとも言えるピッチングでいかに白星を拾うか、粘り腰が試されます。

その成瀬を継いだ小野はやはりお疲れモードで、しかしきっちりとゴロを打たせるところなどはさすがベテランらしい巧さを見せてくれました。
本人は先発への復帰を希望するでしょうが暫くはこういった起用が続くものと思われ、だからこそ昨日のような無駄遣いは極力避けてもらわなければなりません。
明日以降も小野の出番があるような試合展開が望まれるのですから、結果的にあそこで投げさせなければということにならないことを願っています。

打線は張本に並ぶリーグ歴代3位のシーズン猛打賞記録22回目をマークした西岡が、久しぶりのホームランで成瀬を援護しました。
またここにきて増え始めた盗塁が何を意味するのか判断に迷っていますが、チームにとってプラスであることだけは間違いありません。
守備でも身体能力の高さを存分に発揮したプレーを再三再四と見せてくれていますし、賛否両論はありますが結果的に痛めた手首をかばいながらも結果を残してのフル出場は西岡のプロ野球人生に大きな影響を与えることでしょう。
やはりまだ痛みはあるのかゴロの捕球の際のグラブの動かし方が気にはなりますが、なんとか無事にシーズンを乗り切ってもらいたいです。

その西岡の出塁を活かすためにはクリーンアップと、そこに繋ぐ2番打者の役割がポイントとなります。
やはり清田には2番の役割は荷が重いと思われ、同じ荷が重いのであればタイプである岡田に任せたいと重ねて主張をしたいと思います。
岡田であれば躊躇なくバントのサインを出せますし、出さずとも自らセーフティーで引っかき回すこともできるでしょう。
こちらも再びエンジンがかかったような快足ぶりを見せてくれましたし、清田には下位で伸び伸びと打つことで大きく育ってもらいたいです。
そのことが薄い下位打線に厚みをもたらすことになるでしょうし、打線としての機能が成ると考えます。

CS出場争いは0.5差に3チームがひしめき合う史上まれに見る混戦が続いていますが、上を見る前に足元をしっかりと固めたいところです。
明日からの日本ハム3連戦と来週前半のオリックス2連戦を最低でも勝ち越しをしてBクラスとの差をさらに開くことで、万全の体制で来週後半からの西武3連戦、そして再来週前半のソフトバンク3連戦に臨むことができるでしょう。
この天王山とも言える今月中旬の戦いを有利に進めるためにはいかに昇り調子でぶつかることができるかにかかっていますので、ごく内輪ではなく本当の意味でのチーム全体の全員野球で残り21試合を戦い抜いてくれることを願っています。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2

6

1

千葉ロッテ 1 0 2 0 0

1

0 0 X 4 8

1


◆9月2日(木) 千葉ロッテ-楽天19回戦(楽天11勝8敗、18時15分、千葉マリン、11,632人)
▽勝 成瀬 24試合11勝11敗
▽S 小林宏 46試合3勝1敗26S
▽敗 ラズナー 22試合4勝9
▽本塁打 西岡8号(ラズナー)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、小野、小林宏―的場
楽天 ラズナー、藪、青山、片山―嶋

 

コメント (19)

徒然なるままに

2010-09-02 01:49:19 | 千葉ロッテ

今週の土曜日にシステム実施があるため、ここ半月ほどは時間的制約の中でもがき苦しんでいます。
今日もほとんど映像を見ていませんが、思いつつままに書き連ねてみます。

唐川の右肘違和感による登録抹消はショックですが、唐川であれば「重症ではない」との言葉を信じられる気がします。
春季キャンプで西本コーチが課した球数を自分の体調に合わせて軽くスルーをしたことを考えれば、無理をするとも思えません。
終盤戦のキーマンとして期待をしていただけに残念な離脱ですが、きっと最短で戻ってきてくれることでしょう。

その唐川の代わりに昇格をしたのが田中で、ようやく捕手3人体制となりました。
個人的に田中は捕手を嗜好したことで干されているとの見方をしていますが、仮にそうであっても使わざるをえないぐらいの存在感を示せばいいだけの話です。
右の内野手としての便利屋稼業に決別ができたかどうかも問われる今回の1軍は、田中にとって今後のプロ野球人生を左右するような大事な局面となるような気がします。

一方で竹原はシーズンシートを手放す気配はなく、そして不敵な笑みを浮かべての見逃し三振です。
清田が猛打賞で打率を.283まで上げて、またムニスもプロ初打点をマークした試合での醜態ですから、何だか同情をするのも馬鹿らしくなってきました。
このオフにどういった判断が下されるかは分かりませんが、薔薇色の未来が待っているわけではないでしょうし、とにかく打率が1割を切らないことを願うばかりです。

猛打賞と言えば西岡がシーズン21度目の球団新記録を達成し、オリオンズからマリーンズに続く球団史に名を刻みました。
まだ強く引っぱることはできていないようですが、それが逆にセンター中心のバッティングに繋がっているのであれば不幸中の幸いかもしれません。
シーズン200本安打のペースに戻すまであともう少しですし、忘れかけていたスピードスターの輝きが戻りつつある感じもあります。
嫁さんに心配はかけたくないでしょうから、キャプテンのラストスパートに期待をしましょう。

その西岡に打率で肉薄をしてきた今江の5安打はさながら打ち出の小槌ですし、元祖ヒットメーカーの福浦は久しぶりの10号アーチを描きました。
無心でヒットが出るなら何も考えるなと言いたくもなる金泰均のタイムリーは試合の流れを作りましたし、20安打16得点と鬱憤晴らしには最高の試合だったと言ってよいでしょう。
しかも野村前監督であれば全員が説教部屋行きになったであろうミスのオンパレードを見逃さずに畳みかけた攻撃ですから、見ている方も気分爽快です。
打ち込めるはずのなかった永井を攻略した形にもなりましたので、ルイーズには足を向けて寝られません。

そんな味方の大量援護をバックに2桁勝利にリーチをかけるはずであった渡辺俊は、あっという間の惨劇に身を投じて早々にマウンドから去る羽目となりました。
最大の武器であるはずのカーブを狙い打ちされた感があり、ここのところの大流行が裏目に出るのではとの懸念が昨日のマーフィーとともに現実化をしてきた感じがします。
さすがにプロの世界では一辺倒なリードでは長く続かないということなのでしょうから、ここからが的場の本当の勝負と言ってよいでしょう。
同じような打たれ方が続くようですと斉藤にスタメンマスクを譲ることもあるでしょうから、知恵熱が出るぐらいに考えてもらいたいです。

あまりに情けない形で渡辺俊がノックアウトをされましたから、流れを断ち切る意味で藪田を突っ込んだところまでは許容できます。
しかし10点のリードの場面で古谷と小野、そして小林宏の起用は全く理解ができません。
とても6連戦の2戦目の継投とは思えず、これらを主導しているのが西本コーチであれば今季限りでお引き取りを願いたいです。
もっとも進言があっても決定をするのは西村監督ですから、この暴走を止めることができるヘッドコーチの招聘が急務であると考えます。
唐川の一時離脱で穴を埋めるのが誰かと思いきや中5日で成瀬を持ってくるところなどは危機管理ができてない証左ですし、かなりやばい状況だと言わざるをえません。

今日の大勝を意味あるものにするには明日の勝利が必須であることは、ベンチだけではなく選手たちやロッテファンの共通認識だと思います。
その大事な試合で成瀬がどういったピッチングを披露するのか、ことロッテ戦に関してはエース級の投球内容となるラズナーが相手ですからちょっぴり期待をしています。
iPhoneの導入でマリーンズ携帯サイトを解約してしまったために速報メールでの情報取得が不可となり経過を追うことができませんので、疲れた体にむち打ってでも録画を見たいと思えるような試合としてくれることを願っています。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 0 0 5 0 0 1 0 0 6

10

4

千葉ロッテ 1 0 5 8 1

0

1 0 X 16 20

0


◆9月1日(水) 千葉ロッテ-楽天18回戦(楽天11勝7敗、18時16分、千葉マリン、13,596人)
▽勝 川越 10試合3勝2敗
▽敗 永井 23試合8勝9
▽本塁打 福浦10号(川岸)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、川越、藪田、根本、古谷、小野、小林宏―的場、斉藤
楽天 永井、松崎、山村、佐竹、川岸、片山―嶋、中谷

 

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マーフィーが崩れる

2010-09-01 01:17:48 | 千葉ロッテ

西村監督が試合後のコメントで乱調だったマーフィーに苦言を呈したとのことですが、伝えられている内容を見る限りではセンスの無さが感じられます。
ここまでエース級の活躍をしていたマーフィーに「しっかりとやってもらわないと」と本気で思っているのであれば、スローガンの「和」どころか求心力の低下が心配です。
そして今日の展開でも主力は出ずっぱりという選手起用に対して、私がいつもどおりの苦言を呈したくなっていることは言うまでもありません。

それにしても今日のマーフィーは適度な荒れ球が正真正銘の荒れ球になってしまったようで、押し出しを含む5四球ですから不甲斐ないピッチングであったことは確かです。
ただ際どいところを見られた、という楽天の作戦勝ちではなくマーフィーの自滅に近く、だからこそ後には引かないのではないかと思っています。
僅か3回で見切られたことを考えれば相当に悪かったのでしょうし、この屈辱を晴らすべく次回の登板で頑張ってもらいましょう。
ここからの白星の積み上げがチームにとっても自らにとっても大きなポイントになりますので、まさにグラウンドに金が埋まっていると思ってやってもらいたいです。

そのマーフィーがノックアウトをされたことで久しぶりに出番をもらえた「大差で負けているときだけ登板できる」面々ですが、期待の上野が打ち込まれてしまいました。
相変わらず四球からピンチを広げての失点ですから学習ができておらず、登板間隔が空いていることを差し引いても甘い目で見ることはできません。
打たれるなら真っ向勝負で打たれて欲しいですし、守っている野手がしらけるようなピッチングは打線の援護の無さに繋がりかねません。
期待をしているからこそ厳しいことを言いますが、浦和で心身ともに鍛え直すべきでしょう。
そして高橋監督には上野をどういった投手に育て上げるのか、しっかりとしたプランを持ってあたってもらいたいです。

打線は岩隈に零封をされて100勝目を献上しましたが、今日の展開では作戦もへったくれもありませんから力勝負に負けたことを実感してくれればそれでよいです。
淡々と負けるのではなく、なぜ自分たちが負けたのかを考えながらの敗戦であれば意味が出てきますので、試合後のミーティングがしっかりと行われていることを願うばかりです。
低いレベルで乱高下をする金泰均と大松が心配ですし、明日も永井に青山あたりが出てくれば打線爆発とはいかないでしょうが、沈黙だけは避けてもらわなければなりません。
そのためには適材適所、岡田をスタメンで起用をするのであれば2番に据えて清田は8番、的場を9番に置くのが妥当でしょう。
各々の選手に何を求めるのかを明確にすることが結果的に白星への近道であり、そしてそれが目指してきた野球であったはずだと考えます。
まだまだ選手たちは諦めずに一生懸命のプレーを見せてくれていますので、それに応える組織であることを願っています。



  1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 3 2 0 3 0 0 0 0 8

12

1

千葉ロッテ 0 0 0 0 0

0

0 2 0 2 8

0


◆8月31日(火) 千葉ロッテ-楽天17回戦(楽天11勝6敗、18時15分、千葉マリン、16,055人)
▽勝 岩隈 24試合9勝8敗
▽敗 マーフィー 34試合11勝5

▽バッテリー
千葉ロッテ マーフィー、上野、根本、川越―的場、斉藤
楽天 岩隈、山村、川岸、佐竹―嶋

 

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