17 ヤマイコ・ナバーロ 内野手 29歳 年俸1億4400万円
【2016年成績】 82試合 268打数 38得点 62安打 打率.217 6二塁打 1三塁打 10本塁打 44打点 0盗塁 50四死球 64三振 得点圏打率.318
KBOでの.287、48発は日韓のレベル差とリーグの極端な打高投低に差し引いて考えるべきではあったものの、しかしここまで打てないとは思ってもいませんでした。
大砲不足のチーム事情からして分からないでもないですが、2割そこそこのナバーロや中村をこれだけ使うのであれば大嶺翔や高濱でもさして変わらなかったようにも思います。
2年間で47盗塁はどこにいったのか、と不思議になるぐらいに走りませんでしたし、一義的には本人の問題ですが、ベンチの使い方にも疑問がないわけではありません。
それでも残留、解雇と情報は錯綜していますが大幅減俸を飲んで3人目の外国人野手として残すのであればありかなと、まだ未練のあるヒゲ魔神です。
やや遅れて春季キャンプの第二クールから合流もいきなりフリー打撃でバックスクリーン3連発は160メートル級の大飛球、オープン戦初戦では場外弾、続く練習試合ではバックスクリーン直撃弾と2試合連続アーチにようやく貧打解消なるかと狂喜したロッテファンは自分だけではなかったでしょう。
しかし石垣島から沖縄本島に移動をした際に、那覇空港でバッグから銃弾が見つかっての銃刀法違反による現行犯逮捕となったのがけちのつき始めでした。
これで罰金50万円、3月の対外試合出場禁止、一二軍ともそれぞれの開幕から4週間の出場停止は同じく銃刀法違反で逮捕をされたネルソンの3ヶ月の出場停止に比べれば軽い処罰ではあったものの、開幕に向けてNPBの野球を体で覚えなければならない時期の離脱が及ぼした影響は計り知れません。
それでも待ち望んだデビュー戦は2点タイムリーを放ちお立ち台、そこから8試合連続安打に前評判どおりの選球眼で7四球を選ぶなどして順調なスタートはしかし長続きをせず、15試合目にようやく来日初アーチもあっという間に打率は急降下、6月に7本塁打と持ち直したように思えたもののあだ花でしかありませんでした。
期待をされたホームランは7月上旬を最後にハードヒッティングすらできないナバーロを、よくあそこまで我慢をしたものです。
これがNPBの恐ろしさなのでしょう、なぜあそこまで内を怖がるのかが理解不能なのですが、そこを弱点と見れば執拗に攻められてナーバスになったナバーロは春季キャンプでは右を意識して外へ逃げていくボールに対処できるのではないかと期待をさせたバッティングも影を潜めて、要は自分を見失った感があります。
緩急にもついていけずに呆然と見送り、目も虚ろ、指導をする堀コーチと口論になるなど心配をされていた素行にも問題が出始めて、再びに上向くことはありませんでした。
6月に数字を残せたのはデータ不足からかセントラルが内を攻めなかったのが理由と思われ、とにかく内を克服できなければNPBでやっていくのは無理でしょう。
それでも未練があるのはその内を打てるようになればコースに逆らわないバッティングはできるナバーロですから本来の広角打法が活きてくるはずとの期待があるからで、守備でも捕ってからすぐに投げない、など雑なプレーはありましたが、クルーズほどではなくても体幹の強さを見せつけるグラブ捌き、とにかくフライを捕りたがる積極性があり、盗塁こそしませんでしたが走るときは激走と言えるほどの全力プレーをしますので、つまりはやる気、気分屋なところをどう操るかではないかと思っています。
ただ残念なことにそれを指導できるベンチではないような、二軍に降格をしてからもプレーぶりに変化はありませんでしたから、やはり見切りをつけるべきなのかもしれません。
他球団で活躍をされてロッテの拙さを目にするのはイヤなので、KBOからオファーがあるようですし、そちらでまた頑張ってください。
【オリオン村査定】 1億4400万円 → 5200万円 (▼64%)
物足りないに違いありません。
ただ、出塁率3割2分9厘は高濱や大嶺翔の2割5分7厘より断然上でしたけどね。
松田(3割2分5厘)レアード(3割1分9厘)中田(3割8厘)よりも高い。
意外に塁には出たため、当初は残留の向きもありました。
でも、やはり四球より一発長打が必要です。だからダフィーなんでしょう。
実弾所持がなく、
最初から一軍にいて日本の投手に慣れていたら、
また違った展開があったかも。
まあ始めからケチがついていましたね。
放出でいいと思います。そして平沢大河を含めて日本人内野を育てたい。
ナバーロ選手、放出に僕も賛成です。
だらしない守備もありましたし。
結果を残せないのもありましたし。
本人が「残りたい」と言っても、世の中そんなに甘くないです。
銃刀法違反さえ無ければねえ。
あれで本人の気持ちが切れたのでは無いかと。
僕はそう思いますが。
オリオンさん、既にダフィー選手の獲得は発表されてます。
契約の細部が分からないのみです。
ダフィー選手の映像をYOUTUBEで観ましたが、僕のイメージとしては中距離バッターかと。
守備は上手いです。
後は日本に来て、活躍するかどうかです。
顔は真面目ですし、ナバーロ選手の様にはならないと思います。
韓国はリーグレベルでは日本よりレベルは低いですが、代表レベルになると負けずとも劣らずレベルに揃えてくるのでホームラン48本という数字は、せめて25本、いや30本は行けるだろう、と勘繰っていたのですが・・・・・。
というか、この大穴のある選手に韓国の投手はなんでポカスカ打たれて、ぴょんぴょん盗塁までされたのか、その不甲斐なさのほうが何故か腹立たしいです。
彼らがセオリーどおり抑えてくれれば、ナバーロの日本行きもなかったので、今シーズンを無駄にすることもなかったはずです。
佐々木に17を背負わせるということから放出は決まったのではないでしょうか。
腰が引けるバッティングもそうですが、何よりダメだったのは守備ですね。取ってから中々投げない、ベースカバーに入らない、グラブを上に投げてクルクル…
試合中のインタビューでは「試合に集中したいから後にしてくれ」とか言ってる割には、集中している様には見えませんでした。
髭グッズの面では球団に貢献したと言えるでしょうか?使い道が無さそうですが…
あの守備を見せられたらさすがに放出は仕方ないです。
チームの士気が下がる存在かな、とも思います。広島戦で見せた特大ホームラン、あれは忘れないでしょうね。
あそこまで飛ばしたのはイスンヨプ以来だと。
とりあえず他で頑張って。
「あ~、いたねえ、髭モジャでいきなり捕まっちゃった奴!でも当たればパワーは凄かったんだよ・・・」なんて、長く記憶に残りそうです・・・
間違い無く、身体能力的には素晴らしいものを持っていたであろうだけに、勿体無いですねえ。もう少し、頭と意識を使えていれば・・・