先発がしっかりと試合を作ってクリーンアップが得点を稼ぐ、こんな試合ができれば理想的です。
久しぶりの勝利はこの理想どおりに古谷が8回を無失点に抑えれば井口と今江で5安打6打点ですので素敵すぎますし、連敗中のチームとは思えない戦いぶりでした。
やはり勝利は嬉しいですし、ファンのみならず選手もベンチもホッとしたことでしょう。
こうなれば反攻とばかりに明日以降も頑張ってもらいたいのですが、予告先発が発表になってもスタンドがしらーっとした雰囲気だったことに奮起をする唐川に期待をします。
オールスターを挟んで連投だったという事情はありながらも、チームの直近の3勝の全てが古谷というのは凄すぎます。
昨日よりも早く球場に着きながらも試合のテンポが早くて既に五回だったので立ち上がりは見ていないのですが、序盤に3四球を出すなどしてコントロールにやや苦しんだとの本人のコメントが信じられないような圧巻の六回のピッチングでしたし、後半戦の男としておんぶにだっこ状態になりそうです。
そのコントロールは精緻というほどではありませんでしたが中盤以降はストライク先行で投げられていましたし、緩いボールを上手く使っての緩急の差が秀逸でした。
そのため130キロ台半ばのストレートでも振り遅れが目立ちましたし、投げていて楽しかったのではないかと思います。
春先に浦和で数字を残しながらもビデオで見た試合がのっぺりとしたもので面白みを感じられなかったので期待をしていなかったのですが、参りましたとホールドアップ状態です。
こうなれば自己最多の4勝からどこまで積み上げられるのか、子守り投法の躍進から目が離せません。
打線も今日は先制、中押し、ダメ押しと効果的な点の取り方で古谷を援護できましたので、これをきっかけに便秘解消といきたいところです。
目測を誤るといった相手のミスにも助けられましたが、それでもそこに付け入ることができなかったのがこれまでですから素直に喜びたいです。
ややブラゼルが数字を落とし気味ですが2000本安打を達成後も井口は桜吹雪を身にまとったままですし、今江の好調ぶりが続いていますので核がしっかりとしており、そうなれば周りも活きてきますので糞詰まりさえ解消をすれば停滞モードな投手陣を強力に引っ張っていく展開も充分に期待ができるでしょう。
伊志嶺の脇腹の方が心配だった早坂のアクロバットプレーに球場は盛り上がりましたし、その早坂の久しぶりのヒットを口火とした追加点でしたので追い風モードです。
荻野貴も根元の穴をしっかりと埋める核弾頭ぶりですし、7年ぶりの一軍の青松は同じく7年ぶりの死球で再スタートを切ったところに立ち会えたのも嬉しかったです。
もちろん気になる点もあります。
古谷の完封勝利は見たかったものの114球を投げていましたので無理をさせずの継投は仕方がないことだとは思いますが、なぜに内だったのかが分かりません。
連敗ストップはきれいに終わりたかったからなのか、あるいは連投テストの意味合いがあったのか、いずれにせよ6連戦の2戦目であることからして不安の方が先に立ちます。
ホームで刺したりネットに飛びついてのキャッチなどアピールをした荻野貴ながらもバントを失敗したり苦手な横走りで打球を逸らしたりとミスもあり、勝ったからこそこういった細かいミスを不問にせずに明日以降に挽回ができるよう頑張ってもらいたいです。
里崎が戻ってきたかと思えばサブローが離脱をするといった感じでなかなか上手くは回りませんが、今できるベストで戦っていきましょう。
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▽バッテリー |
ヒーローインタビューによると里崎のリードによるものとのことでしたが、ハム打線が前のめりにバットを空振り、古谷の緩急を付けた投球が面白いように決まってましたね。
四球はあっても低めを攻めてのものでしたので安心して見てられました。頼もしいものですね。
青松の打ちそうな雰囲気(体格)はなかなかでしたね。捕手失格を言い渡された伊東監督から一軍に呼ばれたんですから何かしら結果を残して欲しいです。
なるほど、内は連投テストという意味合いがあったかも。
荻野、何も無理して捕って得点をやらなくても…。
初芝氏いわく
守備のミスは守備で取り返したいもの
得点差があるのでOK
とのことでしたが、明日もあるのだから、
相手にはなるべく明日につながるものは与えたくなかった。
あわやノーノーのときも里崎だったんですね。忘れてました。
素人目にはコントロールは本人が言うほど気になりませんでした。むしろよかったと思った。
しかし、頼もしいですね。
成瀬、見てただろうか。
レデズマよりも木村が見たい。
古谷はテンポが良かったんですね、中継ぎの時のあれは何だったんでしょう。藤岡は見てたかな。
内クローザーかな、キレが今一つのような気がしたけど・・・、8月いっぱいやってみますか?監督。
唐川はインコースを効果的に使えるかな、外角の出し入れだけでは限界がある。そろそろ頼むは。
オリオン様は現地観戦ですか?羨ましい~。
やっぱり、里崎さんの効果大だったのでしょうか?
ファンの一人としても、里崎さんの顔を見ただけで
安心感がありました(笑)
そうですね~、最後、内の名前が呼ばれた時
一瞬、違和感を感じながらも、私の場合は
「クローザー内!」
と、単純に喜んだだけでした。
でも、今思えば6点差もあったんですよね。
内じゃなくても良かったんですよね。
テストだったんですね。
古谷は完投させて欲しかったが内連投には驚いた。ここはテストでレデズマじゃないのと思ったが監督は「どうしても勝ちたかった」とは過度な慎重派?
青松(ブラゼルの代打)登場、雰囲気はあり、GGが打席にいるかと錯覚しました。捕手の控え・PHとしてこれから注目したい選手です。
結果は楽勝でしたが、内容は展開一つで逆もありのゲームでした。8月は一つでもいいので勝ち越して欲しいと願っています。
福浦には8月後半からの秋帳尻に期待し内野(1塁を除く)の控え登録&リリーフ陣の補充・入れ替えがポイントと考えますが。
ああいう打者の追い込み方、唐川や藤岡にも参考になるのでは、と思いました。
最終回は、消去法で内は致し方ないと思いました・・・南やレデズマでは、おっかなくて出せません、連敗中でしたし。
ただ、内は、ストライクを取りにくるストレート、合わされると飛んじゃう感じでした、初球の入りとか、気をつけてもらいたいです。
最後に全然関係ありませんが、日ハムアブレイユの応援歌の調べ(メロディー)が哀しくて耳から離れません、聞いててテンション、上がるのかな(笑)
ともかくあのようなバント失敗、守備では後半乗り切れません。私は打撃より守備を重視して勝てる試合は確実に勝つという姿勢のほうが、混戦の時は効果的だと思います。
特に井口は頼もしい。
相手チームから見たら、
どれだけ嫌なバッターなんだろう、と思います。
ダイエー時代の井口にはよく打たれましたから、あの感覚なんでしょうね。
今江も立派な4番打者になりました。
隔年だからかもしれませんが、言葉と裏腹に4番打者を意識しているところが、うれしいです。
古谷はストレートの回転数が多いのか、相手がボールの下を振ってくれます。
緩急だけではないような気がしました。
去年同様に抑えになると3者凡退が出来ないし、連投の意味としても勤続日数が少ない内にやや不安が残る内容かなと。
逆に言えば、この展開なら益田の起用があっても不思議は無い気もしましたが、中4日空いていたにも拘らず起用されない背景には配置転換の可能性もあるという気もしました。