追いつかない程度の反撃、と言ってしまえばそれまでですが、最終回の攻撃は見応えがありましたしスタンドも盛り上がりました。
角中がファールで9球も粘ってのヒットで一死一二塁としての井口、今江でしたので、これで追いつけなかったのですから悔しいですが仕方がありません。
仕方がないとは言いながらも前日に男を上げたはずの早坂が今日はバント失敗でブーイングを浴びるなどして押し切れなかったのが敗因の一つですので、思わず立ち上がってしまった今江のライト線への打球に「ツキが無かった」で片付けるのではなく、流れを引き寄せる堅実な野球で明日からのビジター9試合を乗り切りましょう。
そんな敗戦の中で光ったのは、プロ初ヒット&初打点の青松です。
長距離砲と期待をされるだけのことはある火を吹くような打球をレフトに運ぶ一打は見事でしたし、繰り返しのガッツポーズに思わずこちらもガッツポーズです。
変化球への脆さがあるところでのストレート勝負はデータ不足による僥倖もあったのでしょうが、石井クラスから打てたのですから自信にもなるでしょう。
細谷が浦和に戻されてサブローが故障で離脱をしましたので右の代打の一番手に名乗りを挙げた青松は、あるいは左腕が先発のときのDHでのスタメンもあるかもしれません。
そんな夢の実現のために今後の代打でのチャンスをしっかりとものにできるよう頑張って欲しいですし、昨秋のキャンプで早々にキャッチャーミットを取り上げられてのスタートだった青松が輝けばチームにも勢いが出ると思いますので、伊東監督もきっと目をかけてくれるでしょうから遅れてきたシンデレラボーイと話題になるぐらいの躍進に期待をします。
福浦が堀と並ぶ、球団歴代3位の1827安打を2ヶ月ぶりのヒットで達成をしました。
今季はこれでようやくに20安打目と寂しい限りですが、本人が言うようにこのヒットをきっかけに上昇カーブといきたいところです。
ただブラゼルを外してまで、しかも一塁で福浦をスタメンに起用をしたベンチの意図が今ひとつ分からないのが正直な思いであり、そもそも一軍にいること自体が不思議かつオフに向けて福浦のためにもならないのではないかと考えているだけに、ちょっと微妙な感じもあります。
井口を休ませるためのDHであれば一塁は大松でよいですし、また過去の対戦成績によるものでもなさそうですから、ベンチには他に積極的に使いたい理由があったのでしょう。
そうなれば最終テストなんて言葉が脳裏をよぎったりもするのですが、久しぶりの快打と言えるタイムリーの後は見る影もない凡打が続いただけに評価が難しいです。
明日のスタメンはどういったものとなるのか、非情采配の行方から目が離せません。
さて唐川です。
相変わらずに良くも悪くも唐川らしいピッチングは三回まではパーフェクトながらも二回り目に入ってから躓いての4失点ですので、リーグ最多の8敗目にダントツで最下位な防御率4.42がなるほどと思えてしまう空中分解な撃墜といった黒星となってしまいました。
前日の古谷と数字的にはさして変わらないストレートに伸びが感じられなかったのが一番の不安材料で、前回の登板での伊東監督の苦言を意識したのか里崎をして珍しくもカーブを多投する組み立ては悪くはありませんでしたが、何にせよボールがなかなかに低めに集まらなかったのが炎上の理由でしょう。
アブレイユにはそのカーブを軽々とスタンドに運ばれてしまい、その気持ちの整理のつかないままだったのか中田にはど真ん中に近いストレートをバックスクリーンですから呆然と立ち尽くすその背中にかける言葉もなく、交代を告げたときの伊東監督を見れば信頼度はかなり下がっているように感じられました。
このままであれば一回りは抑えられても中盤で捕まるといった繰り返しでしょうし、ますます厳しさが増しそうです。
あの真っすぐで抑えられるわけがない、と言い放った伊東監督が今日の唐川を見てどういった手を打ってくるのか、何らかの動きを期待します。
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▽バッテリー |
去年と同じ後半戦3カード目の日ハム戦と同様に今年も負け越し。
去年よりも少し早い、3位の状況ですけど今年は5位よりも最下位の可能性すら出てきた。
何よりも今のロッテにはエースがいない事が大きい気がする。
里崎が復帰しても効果は今一つだし、去年と同じ道を辿っているロッテに今は何が必要なのかな~。
青松のように新戦力が台頭する事は良い話だけど、前半戦なら兎も角、もう後半戦。
結果重視の状況に今必要なのは実績のある選手がしっかり結果を出してほしい事ですね。
今年も去年と同じ、8月末まで勝ち越しを待たないと駄目なのかな。
その頃には、完全に借金生活ですよ。
接戦で勝てないとまだ復活とは呼べないし、立て直す筈の日ハム戦でまた負け越し。
すっかり唐川が負け運を呼び込んでいる気がして、元々、今年はそれ程、期待していなかったけど、ここまで悪いとは想定外でした。
今年はすっかり連敗の始まりはいつも唐川から。
シーズンを終えて、何を思うでしょうな。
今のままでは悔しさだけしか残らないと思う。
2打席以降でもう少し、結果を出せれば
違う展開もあったでしょうけれどね。
今年で見納め感・・ありますね。
作戦も、例えば2回のノーアウト1,2塁で鈴木大地にバントではなくバスターエンドランに行ったのも、ランナーが里崎に福浦ですから、結果的にヒットにはなりませんでしたが最善の手だったと思います。
一方で、その後の場面で早坂にそのまま打たせてアウトはもったいなかった気がします。と言ってもほかの選択肢はスクイズぐらいしかなかったかもしれませんが。9回も、荻野と角中で1アウト1,3塁が作れていたら結果は違ったかもしれないという思いは残ります。きょうはあと一歩足りませんでした。
唐川は立ち直りに時間がかかるかもしれませんね。前回の登板後に監督に言われたことを相当ショックに思っているようで、叱られ慣れていないタイプかなと思います。監督を見返してやりたいという発言も、ベクトルが違う方向を向いている感じがして、違和感があります。
現状、先発として指を折れるのが古谷、西野、グライシンガーの3人だけというのが最大の問題点ですね。成瀬の復帰は8月中はなさそうという情報があるようですから、あと3枚をどうするか。下で先発している渡辺俊介や吉見にがんばってもらうか、思い切って川満や黒沢を起用してみるか。
9回の今江の打球が惜し過ぎる~
次の球は見送れなかったんかい~
唐川、見事に一巡したらつかまってしまった。
里崎をしてもお手上げか?
4回の攻撃のちぐはぐさにがっくり。
青松、右の和製大砲なんだからスタンドまで運んでほしかった。
なりよりも投げた後他の球種が高めに行きやすくコントロールも乱れる傾向があり、
まぁカーブ云々より他の球種特にストレートを磨けなければダメでしょうね。
打席での所作がGG佐藤に似ていているように思ったのですが、GGに直接アドバイスを受けていたのでしょうか。
ボール球を悠然と見逃し、打者有利なカウントにして、苦し紛れに投じた甘い直球をガツン。
単なるマグレではなく、中身の濃い勝負だったと思います。
あの体格が醸し出す「当たればでかいゾ」という不気味な雰囲気は代打屋としてはプラスに働きそう。
チャンスでもう一本打てば、対左投手限定でスタメンもあるかも。
元西武の犬伏のような活躍を期待。
唐川もお引き取り願ったほうがいいかな、あのストレートでは無理だ。早坂?高濱、角はあれより落ちるのか。楽天、西武あたりなら艦砲射撃であろうピッチャーに2イニング点が入らなかった時点でまずいと思いました。
青松は雰囲気もあっていいね。打ってほしかった、ウルッときたよ。DHあるだろう、頑張れ、応援するよ。
今年のロッテは、初が多いですね。浦和でサイン貰った選手です。
PS北海道の?さん、色々ご指摘ありがとうございます。今後気を付けます。