瀬戸山球団社長が余計なことを言ったからでもないでしょうが、小宮山は現役を退く気配を全く見せません。
それどころか自らの名誉欲のために記録を欲するという、かなり頭の痛い展開になってきました。
小宮山、あぶさん目指す!「61歳まで現役」宣言 (12/11 スポーツ報知)
ロッテ・小宮山悟投手(43)が10日、水島新司氏(69)の人気漫画「あぶさん」の主人公、景浦安武外野手(61)に並ぶまで、現役を続行する意向を示した。
400万円ダウンの年俸3800万円でこの日、契約更改したリーグ最年長右腕が、大きな目標を掲げた。
10月中旬に、瀬戸山球団社長から「あぶさんみたいになってほしい」と現役続行指令を受けていた小宮山は「雇い主がいなくなったら辞めるけど、自分から辞めるようなことはない」と、61歳までユニホームを着る意気込みを見せた。
その手始めとして狙いたい記録がある。
中日・山本昌が06年10月15日の横浜戦(ナゴヤD)で記録した41歳2か月の球界最年長セーブだ。
同級生の持つ記録を塗り替えるため、「消化試合でもいい。ひきょう者呼ばわりされてもいい」と、言いきった。
05年には80キロ台の超スローボール「シェイク」を開発。
新球については「ない。投げるときにワーと言って、音響効果でごまかすぐらい」と笑ったが、「来季は目に物見せたいと思う」。
漫画の世界を実現させるため、来年9月に44歳になる男はマウンドに立ち続ける。
61歳まで現役がどうのというのは例によってマスコミのくだらない見出しに過ぎませんが、小宮山が自ら後進に道を譲る、あるいはチームの将来を見据えるなどといった思考を持ち合わせていないことは、悲しいですがどうやら確かなようです。
小宮山はロッテで指導者になるつもりはないのではないかと何度か書きましたが、こんな発言をする選手が一方で指導者を目指しているのであれば片腹痛いだけですから、もう次期監督候補から小宮山は外してよいように思います。
消化試合でのセーブは決して卑怯だとは思いませんが、来季も1軍ベンチを確約するような契約を結んだとしか思えない「小宮山枠」が存続するのであれば、確信をもって「それは卑怯だ」と叩かせていただきます。
元ロッテ・柳田にK-1立川「やる価値ある」エール (12/11 スポーツ報知)
K-1戦士で元プロ野球ロッテの4番打者・立川隆史(33)が10日、同じ元ロッテで、格闘家転身を志す柳田将利投手(21)にエールを送った。
柳田は05年高校生ドラフト1巡目で、今オフに戦力外通告を受け、K-1を含めた格闘家転身の意思を明らかにしている。
これを聞いた立川は、「本気で挑戦するなら、やる価値があること」と笑顔。
ロッテでは入れ違いで一緒にプレーしておらず、転身の相談なども受けていないが「身体能力があるらしいので、面白いと思う」と期待を込めた。
この日、立川のマネジメント会社が東京・恵比寿に新ジム「アンリミテッドジム」をオープン。
ここを練習拠点とする立川は「もし彼(柳田)が練習に来たいというなら受け入れたいし、できるアドバイスはする」と大歓迎していた。
柳田が格闘家への転身を明らかにしたとしていますが、これは本当でしょうか。
もし本当であれば悲しいと言いますか、呆れると言いますか、何とも気持ちが滅入ってきます。
野球を続けて欲しいというのがファンの勝手な願いであることはわかっていますが、怪我が大きな理由で戦力外通告をされたと言われている柳田が格闘家を目指すということは、野球に対する情熱や執着に欠けていると指摘されても仕方がなく、またそれが解雇の理由の1つではないかとすら思えてきます。
ただそれよりも何よりも、立川にもっと野球を頑張って欲しかったという思いが強いのが正直なところです。
私は知る人ぞ知る大の立川ファンで、彼のサンデーユニフォームも持っています。
ですから地元の逸材として大きな期待を寄せていた立川が、30歳でユニフォームを脱ぐことになってしまったことが歯がゆくてなりません。
本当であれば押しも押されぬロッテの主砲として今もプレーしていなければならなかった立川が、同じような立場の柳田にこういったコメントを残すことが、やはり立川もどこか芯に欠けていたのだなという思いに繋がります。
もちろん今の立川の立場からすれば当然の発言なのでしょうが、ロッテ時代も常に自分の境遇に対する不満を口にしていたことを考えれば、これも当然の帰結なのかもしれません。
立川に対しても柳田に対しても急速に薄れていく興味、そして物悲しくなるニュースでした。
実際今年、去年と意外とピンチの場面で使えているし
自分はなんでも若手というスタンスは危険だと思う
ここぞというピンチでは百戦錬磨のベテランの方が反って
いいときも実社会でも多い訳だし
それよりも笑えるのがロッテをあれだけ毛嫌いしていた
小宮山がなぜか主になっていることだな。以前は横浜を
絶賛して移籍したが今の横浜は(笑)個人的には村田に
現役をもう少し長くやってほしかったんだけどな
もちろん、チームの支柱であったり若手にアドバイスしたりする姿は大切だと思いますが、なんならコーチになってやってみたら? と言いたいですね。今年も小宮山枠で相原などの被害者を出しましたし、その枠があるせいで1軍にあがるべき投手もあがることができず、結果的に投手過多である2軍のピッチャーの登板機会を奪うという悪循環が生じでしまっています。
しかし、本当にロッテで指導者になるつもりがないのですかね??
文武両道でスポーツ推薦枠ではなく、2浪して早稲田に入って野球を続け、プロになった精神力は、石井浩郎、栗山英樹、古田敦也などと同様、尊敬に値します。もちろん、野球に関してもクレバーな選手ですし。
ただ、問題なのが、好き嫌いではなく、「小宮山枠」というものが暗黙の了解で存在する事ではないでしょうか。もちろん、ピンチで登板すれば、応援しますし、大ベテランだろうと相手を抑えられるだけの能力・技術があれば問題ありません。何といっても、若手の手本にもなりますから。
しかし、本人は選手兼コーチという肩書きは嫌なようで、選手に専念したいという事で小宮山枠が自然と発生してしまっている感もあります。古田プレイングマネージャーの様に、プレーヤーとしての自分は1軍登録を抹消しても、1軍に帯同し、若手の指導に当たるという位の度量があれば、それはそれで評価に値するのですが。
ボビーが「若手に敗戦処理をさせるのは意味がない。可愛そうだ。」と発言し、自ら進んで敗戦処理を買って出たと言う噂もありますが、他方で、敗戦処理でも若手に経験を積ませるべきだとの意見もあります。どちらが正論かは判りかねますが、少なくとも今の小宮山のレベルで1軍に居座るのは、若手にとっても良くはありませんね。もちろん、年間を通してみると必要とされて1軍に召集される事もあるかとは思いますが、通年というのはどうかと思います。
今年は、開幕から小林宏や清水直などに厳しい発言をするなど指導者的な立場を示し始めました。それが彼の本当の役割であると実感し、自分の存在意義を問い直してはいかがかと思います。
柳田の格闘家転向は問題外ですね。立川も同様で、格闘家に容易く転身できるのであれば、皆格闘家になるでしょう。曙のように、単なる客寄せであれば、まぁエンターテイメントとして理解できますが、生え抜きの格闘家はそんなお祭り事には関心を示さなくなるでしょうし、双方にとってマイナス面の方が大きいのではないでしょうか。ファイトマネーが欲しいのかわかりませんが、最近の格闘家転向者は、柔道の石井彗と言い、本当に言語道断であり、理解に苦しみます。
パワーがあり、守備肩もそこそこだったのに、外の変化球が全然駄目でした
格闘家転向後の試合は写真でしか見ていませんが、キックばかりでしたねw
とにかく「小宮山枠」だけは撤廃してくれないと、いっそのこと故障でもした方がいいのでは?って思ってしまいました。
高木に期待するロッテファンが多いことを見ても分かるとおり、戦力になっていれば年齢は関係ありません。
しかし小宮山は戦力になっているのか、確かに抑えた試合もありましたが、所詮は防御率が6点に近い投手です。
その小宮山に5000万までは・・・とは、ちょっと甘すぎるような(笑)
>takaさん
普通に考えたらロッテで指導者になるつもりはない、としか思えません。
自らが監督になったときに主力となってもらわなければならない若手の出番を自らが潰しているわけですからね。
これでロッテで監督になって、若手が育っていないなどと愚痴を言ったら、マジでぶん殴りに行くかもしれません(笑)
>放浪カモメさん
若手に敗戦処理云々は今は昔、今年を見ても分かるとおり若手は敗戦処理の方が多かったりします。
そもそも敗戦処理であっても1軍での経験は貴重だと考えますので、その出番を失わせる小宮山枠は悪以外の何ものでもないと思います。
私は2000年にロッテを去った小宮山の経緯から好きにはなれない選手であることは認めますが、小宮山枠の問題はその域を超えた存在です。
立川や柳田とは違う野球への執着心は買いますが、TPOをわきまえて欲しいと思います。
>85さん
格闘技での立川は見ていませんが、どうやらK-1でも忘れられた存在になりつつあるようですね。
>富山マリンさん
故障しても1軍に居残る可能性があるかもしれません(苦笑)
実際、1ヶ月ぐらいは投げなかった時期が今年もあったと思いますし、誰かが鈴をつけなければ来年も同様の苦い思いをすることになりそうです。
0-8とかの試合であと5点ぐらい取られたってあっそという
レベルだろう?こいつの利点は競った場面で経験にそって
なんとかするところだろうな
実際二死満塁で伊藤か小宮山なら結構迷うな オレなら
自分の記憶だとだいたい競った場面だと10回のうち7回
位はなんとかしていたと思う。あと下からあげてこようと
おもっても今年はろくな奴がいなかったのはご存知の通り
指導者として厳しさをチームに伝えてくれ。
他人には厳しいが、自分には・・・
廻りへの『愛』が感じられない!
社長のリップサービスも余計!!
どうもお互いにイメージで語っているような気がしたので、私としては珍しく記録を調べてみました。
小宮山が大量失点をしたのは4/17に1イニングで4失点した1試合だけで、どちらかというと満遍なく失点しています。
33試合の登板のうち失点したのが13試合です。
これが多いか少ないかは見る側の受け取り方でしょうが、1イニングに満たない登板が13試合もあることを考えると、やはり打たれすぎだと私は思います。
9月の中旬に4連投で無失点に抑えたことの印象が強すぎるのではないかと、そんな気がします。
>なしもぎさん
清水への発言にしてもそうですが、マスコミの使い方が下手だと思います。
厳しいことを言うのはいいのですが、それをマスコミに漏らす必要があるのか、どうもスタンドプレーの匂いがしてなりません。