11 神田義英 投手 30歳 年俸1250万円
【2009年成績】 E 22試合 4勝4敗1S 防御率3.20 56回1/3 57被安打 7被本塁打 9与四球 5与死球 33奪三振
毎年のように期待をされつつも今季はプロ入りをしてから初の1軍での登板がないシーズンとなり、寂しくロッテのユニフォームを脱ぐことになりました。
しかし2軍での成績はさほど悪くはなく、また年齢も来季で31歳ですから他球団から声がかかることも予想をされますので、環境を変えての再挑戦となります。
先発としてのチャレンジが神田にとっての生き残る道だとは昨年も一昨年も書いたことですが、先発ローテーションを7人で回すチーム事情を考えれば願いが叶うわけもありません。
かと言って中継ぎでの出番を窺うかと思えば2軍でも先発と中継ぎが相半ばをする起用法であり、入れ替えの少なかったことも神田にとっては不幸でした。
伊藤や荻野がダメダメだったときがチャンスだったはずなのですが、そこで呼ばれなかったことを考えればシーズン中にも戦力外の路線が敷かれていたのでしょう。
使い倒せばそれなりの結果を残すだろうとは思いつつも、そこに踏み切れるほどの魅力が感じられなかったことも確かですから、ロッテには合わなかったと思うしかありません。
チームによっては活路が見いだせるかもしれませんので、諦めることなくトライアウトに臨んでもらいたいと思います。
来季も現役を続けるための鍵は、やはり被本塁打を少なくすることでしょう。
球質の問題もあるでしょうが、そこは丹念に低めを突くしかありません。
幸いにもシュートという武器がありますし、そこその制球力も兼ね備えていますから、高めにすっぽ抜けるストレートを改善さえすれば横浜あたりであれば出番はありそうです。
加藤も頑張っていますし、神田の意地が見られる2010年であってくれればと思います。
【オリオン村査定】 1250万円 → 戦力外 ※10/1に戦力外通告
まあ前監督に嫌われたいたとの自覚もあったようですし、その点ではお気の毒としか言いようがありません。
戦力外とはお気の毒にと言うよりありません。
神田よりあの人を戦力外にしたほうが・・・という選手もいたような気がします。
ロッテならまだ中継ぎで活躍できたのに・・・。
今年はそのチャンスすらありませんでしたが、悔しさをバネに頑張ってもらいましょう。
チームとの出会いはタイミングもありますし、神田にとっては出番がありそうな横浜なのか、地元とも言ってよい広島なのかは分かりませんが、いいニュースが飛び込んでくることを願っています。
それでもプロ失格という意味での戦力外ではなく、マリーンズの戦力にはならないという意味での戦力外だと思うので、どこかで環境が変わればもしかしたら1軍でそれなりに投げられるようになる可能性はひめてるでしょう。
もう少し早い時期にトレードで環境を変えてたらと思ってしまいますね。