オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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スーパー巡り

2010-11-21 18:10:04 | 独り言

 

今日は完全休養日ですので昼までぐっすりと寝ていようかとも思ったのですが、日本一グッズが11時から発売とのことでしたので頑張って早起きをしました。
2005年に比べればグッズの種類も少ない中で、CSグッズでは升を買い損ねた悔しさが原動力です。
しかし中国の方が時差で1時間早いので10時前からパソコンの前でスタンバイをしたものの、結局はマグカップが品切れで手に入らない憂き目となりました。
まるでチケット争奪戦を思わせるような混雑で1時間ほどの苦労は報われなかったのですが、それでも再販の大塚引退グッズは手に入りましたので満足をすることにします。

昼過ぎからは歩いて20分ぐらいのところにあるスーパーに行ってきました。
中国の町並みはどこか地方の主要都市に似ている感じで、標識などが日本語であれば違和感さえないかもしれません。
面白かったのは歩行者用の信号で、青では歩いている人型が赤になる間際になると走り出します。
もっとも日本に比べれば驚くほどに横断歩道は少なく、かなりの交通量の車道を平気で横断をするのが中国では普通のようです。
日本とは違って右左が逆ですから、渡るときにまず右を見てしまう習慣を何とかしなければいつかは轢かれるような気がしてなりません。

目的のスーパーはかなりの規模で、スーパーと言うよりは大型のショッピングモールと言った方がよいかもしれません。
食品から日用雑貨、衣料品に電化製品と雑多な商品を扱っており、フロアを超越して精算をするところなどは日本でもよくある方式です。
カートをごろごろと押しながら大量に商品を買っていく、そんなお客さんが多かったです。

日本との大きな違いは、とにかく店員が多いことです。
この店に限らずコンビニみたいなところから専門店まで、どう考えても不必要なぐらいに店員がいます。
雇用対策も兼ねているのかもしれませんが、商品に近寄るだけで店員が寄ってきて説明を始めるのには閉口をしました。
言葉が分かっていても鬱陶しいのに、分からないのですから尚更です。

電化製品などは日本で言えば昭和を思わせるようなものもありますが、全体的には品揃えも含めて意外なぐらいに豊富です。
価格は日本でも最近はディスカウントストアや100円均一などが増えてきましたので激安というほどのことはありませんが、それでも安いことは確かです。
額が小さいものは日本とは変わらず、逆に高額なものほど安く、一概には言えませんが文房具などは日本の8割ぐらい、衣料品は5割ぐらいの感じでした。

圧倒をされるのは、やはり食です。
普通にそのままのものが陳列をしてあり、日本のようにパッケージをされているものは珍しいぐらいです。
ちょっとグロテスクでもあり、また豚足が小さな豚のようにも見えて面白くもありました。

加工食品もどうだと言わんばかりに陳列をされており、そして豪快です。
アヒルやウサギなどは日本人からすればノーサンキューですが、価格を見れば中国では普通なのでしょう。
さすがは中国と手を叩きたくなるぐらいに、かなりの種類の商品が並んでいました。

いけすからお客さんが自分で魚をすくい上げる、なんてのも日本ではほとんど見かけない光景です。
食材を丸ごと買うという習慣が根付いてるのでしょう。
中にはパッケージをされているものもありますが、見た感じでは高価で丸ごと買うのが無理だからかもしれません。
こちらの鮭は、どうやら中国語では三文魚というようですが、他の魚の倍以上の価格でした。

そんな食文化ですから、何でも食べます。
手前の緑色のネットに入っているのは牛蛙ですし、奥にある木の実のようなものは蚕です。
写真では当然のことながら分からないとは思いますが、もぞもぞと動いていました。
どうやって食べるのかが想像もできず、さすがは中国四千年の歴史です。

箸休めです。
先ほどの蚕の側というのが不思議な感じがしますが、こういったケーキなども普通に売っています。
言葉の問題がありますので簡単ではありませんが、それさえ解決ができれば食に関しては日本以上の生活ができそうです。

2時間ほど店内を巡った後で、最後に小籠包を買って食べながら帰ってきました。
小ぶりな肉まんといった感じで生姜の風味もあり、なかなか美味しかったです。
おそらくは豚肉だとは思うのですが、実際に何の肉を使っているかは考えないことにします。

いろいろと買いたいものはあったのですが、残り1週間で荷物を増やしても仕方がないので我慢をしました。
もし来月にもまた中国に来るようなことがあれば長期になるでしょうから、そのときには思い切って買い物をしたいと思います。
ですので買ったのはネタ系の飲料だけで、左がレモン入りの緑茶で、右はスイカ味の炭酸飲料です。
コーラにもレモンを入れたりしていますから緑茶に入れても驚きはありませんが、しかし味は全くお茶ではありません。
アクエリアスレモンに近い味わいで、お茶だと思って買ったら後悔をすること請け合いです。
また中国ではスイカが一年中あるらしく、ジュースからガムからいろいろなところで商品化をされていました。
こちらはまだ飲んでいませんが、スイカが嫌いな私の口には合わないでしょう。

せっかくの中国での休日ですから名所巡りという選択肢もありましたし、職場の方も気を使って案内などを申し出てくれたのですが、これはこれで充分に楽しめました。
場所が省都だけに開けているということもあるのでしょうが、ちょっと中国に対する認識を改めなければと思っています。
日本人の感覚からすれば秩序などは無いも同然だったりしますし、有り余る資源を野放図に使っているだけの感じもありますが、それだけにこれから社会が成熟をすることで発揮をされていくであろうパワーには際限がないとも言えます。
今後が楽しみであり、また恐怖でもあり、そんな印象を受けた中国7日間です。

 

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13 コメント

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初めまして。 (neishan)
2010-11-21 18:59:48
 いつも拝見させて頂いています。
ロッテへの辛口!?なコメントは、期待への裏返し!?と思いながら、楽しく読ませて頂いています。
 中国への出張とのことで、寒い時期ですし、気を付けてくださいね。
私はかつて、中国で仕事をしていて、仕事が終わった後は、Yahoo!の一球速報で一喜一憂していました。www
オリオンさんが出張中は、試合はないですが、
またマメに更新されているので、読ませていただきますね。

 ちなみに蚕は茹でてカブリと食べるんですよ!私も食べたことはないですけど・・・苦笑
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うふふ (もちまる)
2010-11-21 20:07:49
蚕は強烈ですね。
私の趣味の一つに釣りがあるんですが、魚種によっては蚕を餌にしたりします。
その強烈な匂いを知っているだけに、さすがに私もそそられません(笑)。

ちなみに鮭と思われし三文魚は「サーモン」の当て字読みと思われます。
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Unknown (京葉)
2010-11-21 20:45:29
いろいろな国の文化を知るには地元民が利用するスーパーが最高ですね。代わった物がたくさんあって面白いです。

ケーキは美味しそうだけど♪
蚕・・・オエっ!!! きもぉ~(*_*;
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 ()
2010-11-22 01:50:56
いくらなんでも、人が蚕を食べちゃだめだよ~(滝汗)
今晩、夢の中で蚕の大群にうなされそう(涙)
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だめだ~ (寿限無)
2010-11-22 10:43:34
あの蚕が生きている時点でだめですし、あれを茹でたりして食べるとなるとおそらく逃げちゃいます。
鳥もウサギもあの頭がある形じゃ食べられません・・・・
スイカドリンクは日本のやつでも味は微妙ですよ。
スイカ好きですが、ドリンクにする必要はないと思います。
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やはり (ムニス)
2010-11-22 14:17:31
恐るべし中国・・・・・・・
本とに食べ物には気をつけてください。
興味本位でいくと やられます・・・・。
ちなみに知り合いは トイレから出て手を洗ってその水でやられました。
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もしかして… (磯子まりんす)
2010-11-22 15:46:12
久しぶりにコメント致します。
いつも楽しみに拝見しております。
私は今日、山東省出張から帰ってきましたが、写真を見てビックリ!恐らく同じホテルに滞在しておりました。
私は昨日、千佛山と趵突泉に行きました。いずれも思ったより楽しめましたよ!趵突泉の水が想像以上にきれいでビックリしましたし、泉城広場の凧揚げの風景もほのぼのとしてよかったです。
どうか身体に気を付けてお過ごし下さい。
ちなみに私、25日にまたそちらに行きます…
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鮮度は・・ (武蔵野線直通府中本町行き)
2010-11-22 20:22:49
中国の量り売り食材ですが、見た目どれをとっても新鮮さに欠けるといいますか、購入には気をつけたほうが良さそうです。並んでいる肉、魚、生卵、米など、実際いつのヤツなのかはっきりしないし、陳列の仕方も衛生的に不安です。火を通して調理すれば問題ないと現地の人が言ってましたが、やっぱりこれには抵抗あります。でもまあ、日本も着色料使ったり光でごまかしたりする事がありますけどね・・
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お返事 (オリオン)
2010-11-23 01:55:16
>neishanさん
茹でてがぶりですか・・・考えたくもなく・・・
ぶにゅっと何かが出てくるであろうことを想像すると、夜も眠れそうにありません。

>もちまるさん
よくよく考えれば漢字なのですから、鮭でいいですよね。
中国には無い漢字なのかしら。
三文魚は語呂合わせだろうことは仰せのとおりで、それでネタにしてみました(笑)

>京葉さん
まさに仰せのとおり食を知れば国が知れる、という感じです。
紹介はしませんでしたが寿司などもありましたし、グローバルな印象も受けました。
奇異なものとのミスマッチが何とも面白かったです。

>雅さん
写真では分かりづらいかもしれませんが、なかなかの大きさです。
成人男子の親指ぐらいでしょうか。
強烈です。

>寿限無さん
スイカ味のドリンクだけではなく、キャンディやガムもありました。
食事でもデザートとして出てきましたし、食材として調理もされています。
11月ということを考えれば日本ではありえませんし、使い方も不思議感いっぱいです(笑)

>ムニスさん
みたいですね。
ホテルでも水はミネラルウォーターが提供されます。
兄が以前に上海に駐在をしていたときに会社から街で売っているものは食べないように注意をされたらしいです。
でもそんなところに気を使っても、小汚い食堂で普通に食べていますので今さらです。
幸いなことに胃も腸も無事すぎて栄養吸収率が高すぎます(涙)

>磯子まりんすさん
あれ、あの僅かな部屋の写真でばれちゃいましたか。
銀座橋の横のホテルです。
済南は泉城と言われるぐらいに泉が名所になっているらしいですが、どうやら観光とは縁が無さそうです。
私は29日にチェックアウトですから、どこかですれ違うかもしれませんね。

>武蔵野線直通府中本町行きさん
日本でも賞味期限の貼り替えなどがありましたから、似たようなものなのでしょう。
それよりも山ほど残す習慣から、それを使い回していないよね~の心配の方が・・・
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はじめまして (ヘンリー・ミューレソス)
2010-11-23 08:57:20
いつも駐在先の中国・大連から楽しみに拝見させていただいております。
出張先が中国ということで、是非ご挨拶せねば!!と、思った次第です^^
今後も楽しみチェックさせていただきます!

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