同じ過ちの繰り返しで最下位に沈んだロッテには頭を悩ませていますが、しかしそのことを念頭に置いてこの映画を選んだわけではありません。
今日はTOHOシネマズデーで1000円で映画が観られるため、ここのところ体調が今ひとつで引きこもり状態になりつつあったことで久しぶりに映画館に足を運んだものの、興味があった作品までには2時間近くを待たなければならなかったので、次善の策としてのチョイスをしたのが猿の惑星です。
自分の世代的には猿の惑星よりも猿の軍団のイメージが強く残っていると言ってしまうと年齢がばれてしまいますが、とにもかくにも賢い猿のオンパレードでした。
猿の惑星 創世記(ジェネシス) |
副題に「創世記」とあるように、地球が猿に支配をされるに至ったきっかけが描かれています。
キーワードは遺伝、ウイルス感染であり、これまでの核戦争などといった安易な状況設定ではないことにリアルさが感じられます。
そうは言っても猿のリーダーとなるシーザーはそれなりの教育を受けてのことですからともかくとしても、その他の大勢の猿がいとも簡単に人間に近い知識レベルまで成長をしてしまうという無理、と言いますかご都合主義が垣間見えたことは否めません。
それでも群れで生活をしている猿の組織だった行動体系を上手く利用しているところはさすがで、またチンパンジーやゴリラ、そしてオランウータンの特徴をさりげなく表現をしているところなどは猿の惑星よりも猿の軍団に近い、動物の生態学をしっかりと活かした演出となっています。
そしてそれよりも何よりも、個人的には日本の戦国時代の逸話を彷彿とさせるようなシーンがあったことにちょっと微笑ませてもらいました。
単なる偶然、あるいは世界的にもよく例えられる話なのかもしれませんが、どういったものかはお楽しみとして伏せておきます。
2011年10月14日 鑑賞 ★★★☆☆(3点)
高校の時の渾名の一つが『ジーラ』でした…
ゴリラもいたね
ところで猿の惑星って、不時着した惑星に生物が存在し、それが高等知能を持った宇宙猿という設定だった記憶がありました。
今は地球の猿が薬品で進化してしまう話なんですね。
やはり私も猿の軍団をかすかに覚えています。
子門真人が主題歌を歌っていたような…?
CGは凄いですね。
こうなるとテレビの映像のどこまでを信じていいのかが不安になったりもします。
あだ名についてはノーコメントで(笑)
>epcさん
ちなみにチンパンジーは攻撃的らしいです。
ちょっと違うかな(笑)
>大垣のロッテファンさん
お、世代が近いのかしら(笑)
シナリオ的には「人間の」でしたね。
キャッチコピーの警告、がピッタリではありました。
>パンテーラさん
子門真人でしたっけ、「猿の軍団、猿の軍団、何するものぞ、何するものぞ~」というフレーズが耳に残っています。
猿の惑星はいろいろな設定があるようで、2001年ぐらいに公開をされた作品は宇宙船だったような気がします。