この旅でも懲りずに乗り継ぎ駅と下車駅を載せてみます。
空港へのアクセスや松前、納沙布岬などのバスでしか行けないところがありましたので、そのバスの停留所の写真も対象としています。
改めて見てみるとケータイ国盗り合戦のための無駄な動きがバレバレですが、しかしそれも旅の楽しみの一つだと割り切って今後も邁進をしていくつもりです。
今回に利用をしたのは「北海道フリーパス」で、JR北海道の全線の特急、急行、快速の自由席を乗り降り自由という素敵な切符です。
しかも特急は6回も指定席が利用をできるため、今回の長距離移動で立ちんぼになることなく助かりました。
この手の切符はJR北海道やJR東日本、そしてJR四国が充実をしている一方で、JR東海とJR西日本、さらにはJR九州が無関心なのが不満です。
ここのところの旅行がお得な切符があるところに集中をしている理由がそれなのですが、しかし来冬には九州に行く予定なので今から旅費に頭を悩ませています。
会社帰りにT-CATからリムジンバスで羽田空港に行き、そこから函館空港まで飛ぶことで今回の旅が始まりました。
まず五稜郭などを見た後は夕方に函館から松前に直行バスで向かう予定だったのですが、残念なことに天気が下り坂で翌日が雨予報のため当日中に松前城を見ておこうと予定を変更し、少しでも早く松前に着くためにJRで木古内まで出たところから函館バスで松前まで行きました。
松前城をクリアしてからは逆方向で木古内まで戻り、国盗りのために江差まで出た上で再び木古内に舞い戻り、さらには函館、札幌、旭川と約6時間の大移動です。
旭川からは一気に北上をして稚内まで至り、1時間ほどまったりとしただけで南下をして旭川まで戻ってからこの日は網走まで行き着きました。
予定では旭川から特急で網走まで行くところを国盗りの東旭川がかなりシビアなために各駅で上川まで出てから特急に乗り換えましたので、ちょっとした寄り道になっています。
網走からは始発で釧路まで出て荷物をホテルに預けて、その釧路から根室までの時間を合わせれば6時間半を越えます。
その根室からはバスで40分ほど揺られて納沙布岬まで行き、3時間ほど過ごした後に根室まで戻って一服をした上で、釧路までは寝に帰るだけの2時間半の旅路でした。
釧路からは南千歳を経由して小樽まで出て、小樽市総合博物館でケータイ国盗り合戦の夏の陣の難関をクリアします。
そして小樽から札幌に戻ってからは市営地下鉄南北線で国盗りをこなし、最後に残った日高を盗るために札幌から苫小牧、富川を往復するのに要したのが約4時間ですから我ながら何をやっているのだと思うのですが、蝦夷地を制覇するためには避けられない苦行ですので仕方がありません。
最後は新千歳空港から羽田空港に飛んで品川、そして船橋と帰り着いたときには日が変わっていましたので、実質的には5泊7日の強攻スケジュールでした。
覚悟はしていましたが移動時間がかなり長く、あまり誉められた旅とは言えないだろうとの自覚はあります。
ただこんなことがなければ稚内や納沙布岬に行くことはないままに人生を終えたでしょうから、こんな道草も悪くはありません。
ケータイ国盗り合戦はJRとタイアップをした営利目的のイベントではありますが、自分にとっては旅のきっかけとなるものだと割り切っています。
日本全国津々浦々、先だっての八丈島のように今後も離島なども含めていろいろなところに足を運ぶことになると思いますが、今回の北方領土のように思わぬ人生のエッセンスを得ることもあるでしょうから、そういったハプニング的な要素を含めての旅の楽しみだと考えて次は沖縄、47都道府県踏破のゴールが待っています。
【2011年9月 北海道の旅】
でっかいどー北海道
でっかいどー北海道 旅情篇
でっかいどー北海道 史跡巡り篇 函館の巻
でっかいどー北海道 史跡巡り篇 松前の巻
でっかいどー北海道 史跡巡り篇 根室の巻
でっかいどー北海道 グルメ篇
でっかいどー北海道 おみやげ篇
ご老人の方々で駅の近くの食堂は埋まっていました(涙)
次はもう少し余裕を持って、半月ほどかけてゆっくり巡りたいです。
リタイア後、かしら・・・
>附属中野球部さん
私も学生時代の旅行はワイド周遊券を使っていました。
往復のチケットも込みで、しかも学割になったのでかなりお得でした。
値段が上がるのはまだいいのですが、どんどんと範囲が狭くなっていくのが厳しいです。
北海道に、成人してから『国盗りゲーム』で挑むとは、中々人生を楽しんでおられますね。
うらやましい。続報が楽しみです。