42 ジミー・パラデス 内野手 29歳 年俸1億3800万円
【2017年成績】 89試合 269打数 31得点 59安打 打率.219 9二塁打 0三塁打 10本塁打 26打点 1盗塁 19四死球 97三振 得点圏打率.217
ロッテとしては一年目で100万ドルオーバーの大物、そしてオープン戦で1本塁打ながらも.304でダフィーとともに期待されたパラデスでしたが、しかし見事なまでのハズレでした。
日本に溶け込もうとの努力は見えましたし、その一生懸命さは買いましたがさすがにこの成績では二年目の覚醒はありえませんので、それだけにシーズン終盤に福浦の出番を削ってまでの出場には首を傾げるを通り越して怒りさえ覚えたベンチの無為無策、井口監督の足を引っ張る起用には嘆きしかありません。
来季はKBOの斗山でプレーをすることになりましたのでNPBへの再就職の糸口を見つけることができるのか、嫌いではありませんので幸あれ、といったところです。
空振りをするところなどはどこかメル・ホールに似ているな、がファーストインプレッションでしたが、その成績は似ても似つかぬものでした。
とにかく振りたがりでぶりぶりと、一発の恐怖があればよいのですがギリギリで10発であればただの扇風機でしかなく、その三振率は異常にすぎます。
開幕四番でヒットを放つも続かずに10試合目で四番降格、5月には二軍落ち、一軍復帰後にボールを見るようになって数字も上向きかけたのも一瞬で変化球にはタイミングが合わず、高めのストレートを無茶振り、せめて20発も打ってくれれば我慢もできましたが収支決算が赤字に過ぎました。
球団通算7500号のメモリアルアーチで歴史に名を刻みましたが、右打席が窮屈でスイッチヒッターとしてのアドバンテージも活かせず、何をか言わんや、です。
伊東監督はDHで起用と明言も石垣島ではセカンドの守備練習に参加をするなどやる気はありましたが腰高で使いものにならず、外野を守らせれば佐々木の足を豪快に引っ張る拙守、だからと言ってメジャー、マイナーともに経験のないファーストでの起用はベンチの失態、それでも目に見えて守りは上達をしましたから打ててさえいれば、に尽きます。
【オリオン村査定】 1億3800万円 → 戦力外通告 ※11/28に戦力外通告
ダフィーとセットで駄目だったのは痛かったですね。
新規の外国人を探す力がないと思わざるをえないです。
クルーズとかデスパとか、
国の代表レベルは誰がみても判断しやすいわけで、
3Aクラスの発掘ができません。
広島、中日、日本ハムあたりの発掘力がほしい。
いずれ巨人やソフトバンクに強奪されるにしても。
終盤戦に使ったのは、少しでも日本球界に慣れてくれば2年目も契約するつもりだったんでしょう。
その見極め、模索に成果なし。
それは結果論で、
無意味とは言いません。
福浦との兼ね合いは、意図の違いなんでしょうか。
少しでも安打を稼がせろ。現役生活は長くないんだから。
というのは、誰もがわかっています。
ですが、単打で出て、その後に連打が出ても三塁で止まるかもしれない足。
浅い犠飛では生還できない足。
一方でパラデスの方が点になるという見方、数値もあり、
チーム順位を度外視して今日の試合を勝つプランを立てようとした時、
最終テストを兼ねたパラデスを選択することも案外ありえたでしょうね。
ファンの感情なのか、指揮官がベストを尽くしたいのか、
自分はどちらも否定できないですし、
考え方一つです。
選球眼が悪過ぎました。選球眼磨けば化けるかもとの期待はあったので2年目もありかなとも思っていました。一生懸命な姿勢は好きでした。韓国での活躍を期待します。
いかんせん年俸が高すぎますね。。
5000万くらいなら来年の覚醒を信じてみても
良かったのではないかなと
扇風機に当たった時の飛距離は魅力でした。
やはり、初期設定でちゃんと検分してほしいですよね。
相変わらず、ハイライトシーンを繋いだビデオ(いまは動画か。)を見て、採用を決めてるんぢゃないか…と思っちゃったりします。確かに現地まで見に行く…となれば金と時間がかかってしまいますから、現実的には。だからこそ、その出先機関、担当である所のスカウト担当の質を問いたい。問いたい…というよりも、そこなんぢゃないの…と言う気がします。
ま、しかし他球団含め、それですから。
劇的に何かが変わる…と思うには、年を取り過ぎました。(自分の話になってます笑。)
パラデスさん、お疲れさまでした、新天地で活躍して下さい!
ところで、ペーニャの契約はどうなったんですかね、また、デスパイネ状態ですか?
中途半端なんですよね、戦略眼が無いとでも言いますか。
あそこまで終盤戦で使ったのであれば残すべきでしたし、残さないのであれば使うべきではなかった。
もちろん見極めの時間は必要でしたが、あそこまでかける必要が無かったのは素人目にも分かります。
あのシーズンの流れで目先の一勝に何の意味があるのか、といった価値観の問題もあるのでしょう。
二軍で無駄に使ったダフィーも同じ、こういった指摘があること自体にパラデスもある意味で被害者なわけで、まあ球団もベンチも無能だった、ということなのでしょう。