冷たい密室と博士たち |
犀川創平と西之園萌絵が主人公のS&Mシリーズの二作目です。
前作から一年後の大学の低温度実験室での実験後に姿を消した二人の大学生が、その準備室で刺殺体として発見をされます。
しかし出入り口が見える場所で実験の打ち上げをやっていたこと、他に出入りができるところが無いことから密室状態での殺人事件となり謎は深まります。
そして同じ場所で第二の殺人事件が起こり、強い興味を持った萌絵が創平を引きずるような形でその謎に挑んでいくといったストーリーです。
この作家は最近まで知らなかったのですが、既に二作目にしてお気に入りに仲間入りをしました。
かなり取っつきにくい雰囲気な出足ながらも徐々にペースが上がっていき、中盤以降は次へ次へとどんどんと読み進めていきたい気持ちにさせられるだけの魅力があります。
登場人物の姿形などで伏線を撒き散らしつつしっかりと拾い上げてくれますし、その伏線に引っ掛かって「こいつが犯人だろ」と思っていたところでの種明かしに唖然呆然です。
説明をされればなるほどですし、読み返してみればその鍵はここそこに転がっていたのですが、なかなかに気がつくことができません。
創平と萌絵の微妙な関係もアクセントになっていますし、暫くはこのシリーズに浸ってみようかと思います。
2013年8月22日 読破 ★★★★★(5点)
だからどんでん返しが無いのがお好みの方には、役に立っているでしょうって。
言葉の解釈も含めて、なんかもう苦しすぎます。
それにしても認められませんて、なんで「上から目線だ」って突っ込みがないのかしら(笑)
そしてタイムリーな長船の妙興寺、澄み渡る空の下で行ってきました。
すっかりと大河ドラマな雰囲気ですね、やはり大河ドラマが一番の公共事業です。
どす黒い空の下、頑張れ管理人。
いやがらせに負けずにがんばってください!
岡山は雨になっちゃいましたね。
僕の実家の近くに黒田官兵衛の親類のお墓があります。
長船というとこですのでお時間があれば寄ってみて下さい。
ネタばれしてるわけじゃないし、何がたがた言ってんだか。
同調者がいないから自分は正しいと言って同調者が出るとくだらなくはやし立てる。
ところをポイントと読み間ちがえた白さんの感ちがいは明らか。
黄さんもそうなのか?
認めないとか偉そうなのも出てきて大変だこりゃ。
ひとこと、ふたこと程度で終わっていると思います。
ところが、こちらのブログの場合、紙幅に制限がありませんから思いつくままに書き、
余計なところまで深入りしてしまう。
あらすじを書きすぎるのではないでしょうか。
そもそも書評は名のある人に依頼するもので、
ブロガーの自己満足的「書評ごっこ」に意味はなさそうです。
遡って見てもコメントがつかず、コミュニティーとしては認められません。
「ところ」は抽象的であっても場所や範囲のことなんで、白樺氏の書いてることは間違いでもないと思います。
いやあ、悪いけど、私も「ところで」の意味を勘違いしているんだな、と思ってましたよ。
「ここのところ、忙しくて」って言ったら、「どこが?」って返しちゃうわけ?
ドンデン返しの無い推理小説が好みなんですか?変わってますね。
犯人らしき推測が絞り込まれた後にドンデン返しがあるんだぞ、と。
ドンデン返しがある流れを示唆してしまっている。
あなたは驚きを素(白紙)の状態から感じたわけだけど、
これから読む私はドンデン返しがあるとわかってしまいました。
ですから、唖然とはならない。
先に鑑賞した人のマナーには一線があるんですよ。
一線を越えることを書いてしまっては。
「ところで」の解釈の問題なんでしょうね、まさか「場所」と受け取るとはね。
そして三行目は鏡に向かってつぶやいてください。
それとも出版社にメールでもしますか(笑)
お化け屋敷に入る時、キモは大体この辺であると事前にわかったら面白くないでしょうに。
独り善がりの人には何度書いてもわからないでしょうね。
たかしさんとは意味合いが違いますが、
私もアップする意味が感じられません。
だからどう暴露なのかを書いてくださいって。
あの内容で何が分かったのかに興味がありますし、毎度のことながら自らへの問いかけは無視しつつの念仏には辟易です。
驚愕の事実があることが分かったから読むのを止めるのであれば盛り上がりのないものを求めているのでしょうから、そういう意味では記事はかなり貢献できていると自負しています(笑)
むしろ面白かった、つまらなかったしか書いてないので書評になってない。
アップする意味ある?
この程度ならいいだろうと思って書きなぐってみても、受け手の取り方が違うことってありますよね。
管理人さんの肩を持つような書き込みがないところを見ると、皆さんもかばいきれないのでしょう。
四季シリーズも楽しみにしているのですが、S&Mシリーズを読み終わった後に入るのがよいのか、あるいはVシリーズを読んでからなのか、ちょっと思案中です。
もっともいずれにせよかなり先の話になりそうですが。
ちなみに映画のときにも書きましたが、この程度の内容で興味がどうこうという人はどのみち手を出しませんて。
公式サイトや帯封を見て「興味を殺がれた!」と叫ぶんでしょうから(笑)
どこが暴露か、是非ともご指摘くださいませ。
書評じゃなくて単なる個人の感想文?
マルチな才能は認めますから、
映画や書物の内容を公開するのはちょっと勘弁。
この本を楽しみに待っていた人がいたら、
興味を削いでしまう書評です。
さして反響もないようですし、
書評をわざわざ公開するのをお止めになるか、
内容暴露度をセーブする筆力を再考してくださいませ。
以前から目に余ります。