若手を育成したとのへそが茶を沸かすような報道にさすがに恥ずかしくなったのか、西村監督が究極の若返りを計画しているようです。
おそらくNPBとしてはこれまでで一番に若い選手であり、また実の親子で同一チームに現役で在籍をするのも初めてでしょうから、話題性抜群で一石二鳥にもなります。
その名はルイス・カスティーヨ、日本人選手とは違って外国人選手に年齢制限はありませんから、この若き新星の入団には何の障壁もありません。
今日は練習を間近で見学をすることで野球のレベルをチェックしていたようで、明日にも来季の契約についての球団発表が行われるとのことです。
そんな夢物語は置いておくとして、それにしても外国人選手にとっての家族は最高のエネルギー源のようです。
ベニーなども顕著でしたが、カスティーヨも今日は猛打賞と大活躍でした。
最後の打席もどちらか左右に振れていれば同点打になったであろう痛烈な当たりでしたし、球団には外国人選手の家族がシーズン中に在日できるための手配と、全ての試合に招待をする準備をしてもらいたいとはベニーのときにも主張をしたことの繰り返しではありますが、冗談抜きでこれが一番に安上がりなカンフル剤ではないかと思います。
明日からは仙台での楽天戦ですからチームは千葉を離れますが、是非ともルイス・カスティーヨもチームに帯同をしてもらいたいものです。
オリックスの予告先発が左腕でしたので昨日の夢のようなスタメンに渡辺正が入り込んでくるのではないかとの予想をしましたが、そのとおりになったことでやや凹み気味です。
もっとも渡辺正としては生き残りをかけて必死でしょうし、センターオーバーの勝ち越しツーベースは見事でした。
よほどに嬉しかったのか三塁ベース上で何度もガッツポーズを繰り返し、もしマクレーンが続投をしていたら次の打席ではビーンボールを投げられたことでしょう。
守備でも「俺のお立ち台を消してくれるな」とばかりに投手に声かけをするなど積極的に動いていましたし、若手だけで何とかなるものではありませんから渡辺正らの中堅からベテランの域の選手たちが元気であるに越したことはありません。
その後の打席に結果が伴わずに最後は代打を出されてしまった渡辺正でしたが、最終盤に向けて必死さを見せてくれていることが好印象でした。
先発の渡辺俊はとにかくコントロールが悪すぎで、五回で106球ではお話になりません。
これが打ち込まれてのことであればまだしも、初回に3点を失ったものの4安打に抑えてのことですので無駄球がいかに多かったかが分かります。
簡単にスリーボールとしたことで大事なところで痛打をされてしまい、全体的にはそこそこ緩急を使った持ち味を出しながらも形的にはノックアウトをされたと言ってもよいでしょう。
どうにも一進一退が続くカド番大関の千秋楽はどういった結末となるのか、阪神が狙っているという愉快な話もあるようですし、今後の展開に興味津々です。
使えると見たらとにかく使い倒す西村監督の次のターゲットは、今日に三連投の木村です。
さすがに疲れているので精彩に欠くのではと思って見ていたのですが、ストレートが140キロ台に乗るなどしてピシャリと三者凡退に抑えました。
このあたりは若さの勢いによるものなのでしょうが、気がつかないうちに心身ともに疲労が溜まっているのでしょうから、とにかく無理をさせないよう願います。
また浦和では先発を務めていたことでスタミナもあるでしょうから、是非とも今季に一軍での先発を試してもらいたいです。
この六回までは何とか試合になっていましたが、七回以降は見事なぐらいの下り坂です。
小野は連日のリリーフ失敗で同一カードで2敗を喫し、ついに黒星が先行となってしまいました。
さほど悪いようには見えませんでしたがあれだけ打たれるのですから、思ったようにボールに力が乗らずにキレが無かったのでしょう。
吉見もそうですがタイプ的に中継ぎではない投手を使わざるをえない状況はアップアップと今にも溺れそうで、しかしベンチからすれば自業自得ですから同情の余地はありません。
今日もビハインドの展開で登板をしたロサにはかける言葉もなく、こういった場面で山本徹を使ってこそ胸を張って育成と言えるのだと、西村監督にはそう言葉を贈りたいと思います。
またしてもロッテキラーのバルディリスにやられるとは情けないぐらいに学習効果がなさすぎですし、見ていて面白くもありません。
若い選手たちの躍動ぶりには心躍りながらもストレートに押されまくるスイングには指導法に疑問を感じざるをえず、紅白戦でもやれば滅多打ちにしそうな雰囲気はありますが、しかし対外試合ではねじ伏せられて終わりといった感じでしょう。
それでも初回で終わった感のあった試合を持ち直しただけでも炎天下で観戦をした甲斐がありましたので、さほど落ち込まずに帰ってくることができました。
これは単に負けることに慣れてしまっただけかもしれませんが、何となくそれどころではない雰囲気が球団の内外に漂い始めましたので、今は野球が見られれば幸せだと、その単純ながらも当たり前ではなくなるかもしれない喜びを全身全霊で味わってきた今日一日でした。
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木村は、球威は意外とあるらしいですね。ただコントロールが無茶苦茶だったのを後ろを小さくしたら、コントロールも良くなって、一軍レベルになったとか。まぁ、あえての一位ですから、活躍して欲しいですものね。西本くらいは残さないと改革にならないが。経費縮減が最大のテーマだから、ソレも当然か。経費縮減なら成瀬も金銭的トレードすればいいよな。
個人的には「小野連投はないだろ。確かに俊介が一番情けないけど、7回は山本で行こうよ」と思っていたら・・・でした。伊藤ちゃんがいない今は、小野も使い倒されるのかと、ちょっと不安です。
まぁ、全般的には頑張ってますし。
でも、一つ一つのプレーは、しっかり振り返って反省して欲しいですね。
初回の的場スクイズで、正人はスタート切ってなかったみたいですね。
サイン違いか、走塁ミスか、分かりませんが、あの場面は十分スクイズがあり得る場面。もっと緊張感が必要だよ!と渇を入れておきます。
ルイス君の記事は微笑ましく、心が休まる記事でした。
昨年の古谷の活躍を木村が代行していますが、ハートが強そうなので、木村のほうが頼もしく見えます。
体力、技術はあって当たり前で、加えてハートの強さもある、これがプロスポーツで活躍する人間像ではないでしょうか。
普段は打たなくとも、チャンスでは打てる打者。
ピンチの時はギアがトップに入る投手。
弱くても、いや弱いからこそ、個人タイトルを取れるくらいの技量のある選手が欲しいですね。
今日はスクイズ警戒のウエストが入ったので、やはり決めることも重要ですが、警戒させることに意味がありますね。
小野が打たれての二連敗で、連投させるなら昨日回跨ぎさせなければいいのにとは思いますが、まあこんなもんでしょう。
最終回も延長は無い時間だし、登板間隔を考えても藪田だったかと。
というより今日はフロント退陣報道が衝撃的でした。
発言は気に入りませんでしたが、いろいろ動いたところは評価していたので、今後が心配です。
以前の暗黒状態に戻ることだけは避けて避けて欲しいですね。
1回と7回裏の根元だけ見て、現実逃避しました。
自分たちはさっさと辞めて、置き土産をしていくなんて、最後までいやみなコンビだ。
ママに何かガミガミ言われているのに、関係ないよとばかりにヤンチャにかけていました。
今週は、水曜日の東京ドーム、土日と観戦しました。
東京ドームは、複数家族で見ようと前々から計画していましたが、子供が行きたくないという家族が2家族もでてしまい、スケールダウンしたものになってしまいました。
つまんないから行きたくないんだと。
子供をだしに大人が集まろうとしているのに、子供にそう言われちゃ。
それにしても、ただ観戦しているだけだけど空調効いたドーム球場とマリンフィールドとは、疲れかたが違いますね。どう考えてもフルイニング出場に価値が出てくる球場じゃないと思うんだけどな。
高濱選手は、てっきり怪我だと昨日のスタメン発表の段階では、思ったけど、そうじゃなさそうだし。日替わりショートなんてふざけたことは、もう今シーズンだけにして欲しいし、期待しか根拠はないけど、彼を積極的に出場させないのはこんなチーム状況の中もったいないな。
今日は所々、恐る恐るテレビ観戦していました(苦笑)
やはり他の方のコメントにもあった、愛するチームが落ちぶれる姿を見るのが辛いのかも…
木村は、解説の斉藤あきお氏いわく、
体重移動が上手くできてないとの事でしたが、無難におさえてましたね。田中にくらべて、的場はずいぶん安心感を感じます。
スクイズの場面は見てませんが、
ここにきて、今までほとんどやらなかった連日スクイズですか…
なんとも皮肉です。
もうちょっと前に、どれだけ一点が欲しい試合が多かったことか…
木村は入団の経緯があれですので、頑張って欲しいことは同意です。
試合を経る毎にストレートのスピードが増していることが好印象で、何とか今季中に先発を任せてみたいです。
>junさん
今のスタッフであれば小野も連投は仕方がないですし、先発が五回で降りてしまえば何をか言わんやです。
ただここのところ山本徹が投げていないのが気がかりで、いい休養になるのではと思う一方でいきなりの上野の抹消がありましたから、違和感などで登板回避をしているのではないかと心配をしています。
>パンテーラさん
ネタに反応をしていただき、ありがとうございます(笑)
仰せのチャンスに強い選手が貴重とはごもっとも、トータルでの成績が今ひとつでも印象に残る選手になってもらいたいものです。
>NTさん
根元のバックスクリーンには驚きました。
もちろんホームランバッターではありませんが、我慢をしてでも使いたい選手です。
スクイズについては同意で、とにかく相手にバントをしてくると印象づけることが大事だとは春先から主張をしてきたことです。
そのことが逆に相手を混乱させることにもなりますので、こういった長期的な視野での作戦がとれるスタッフが希望です。
>N.S.ボウラーさん
初回の逆転劇は見事でしたが、それが続かないのが今季のロッテです(涙)
まあ放っておけば初回で終わった試合ですので、球場に行った身としては感謝感激ですが。
>Unknownさん
子どもが親の言うことを聞かないのは、どうやら万国共通のようですね(笑)
しかし弱いからと他球団のファンに乗り換えられたり、球場には行きたくないと言われたり、お父さんの受難は続きます・・・
ご指摘のショートは今季は高濱でいくのがベストだと考えますが、今日もスタメンから落ちましたし足首の具合が悪いのでしょうか。
そうでなくてのスタメン落ちであれば、やはり瀬戸山球団社長らと一緒に西村監督にも身を引いてもらいたいです。
>Unknownさん
このスクイズもそうですが、バントや盗塁などやり出すと発作のように繰り返しながらも、すぐに忘れてしまうのはまさに前監督の野球です。
こんな采配に10年近くも付き合わされるのは勘弁、早く次の世代にバトンタッチをしてもらいたいです。
>北の鴎さん
西村監督にその長期計画を期待していたのですが・・・
やはり昨年のスタートダッシュがいけなかったのですかね。
>なしもぎさん
大松は故障との話もあるようで、浦和でも試合に出ていないみたいです。
逆に行方不明だった細谷がようやくに現場復帰をしましたので、体調に問題がなければ一軍に戻すべきでしょう。