43 チェイス・ランビン 内野手 30歳 年俸2000万円
【2009年成績】 58試合 120打数 18得点 23安打 打率.192 8二塁打 0三塁打 4本塁打 12打点 0盗塁 10四死球 34三振 得点圏打率.208
テストで合格をした格安外国人選手の1人であるランビンは、その年俸からすれば期待以上の活躍を見せた序盤戦ではありましたが、しかしながらシーズンを通してみれば力不足は否めず、虚しく1年で日本を離れることとなってしまいました。
個人的に残念だったのはランビンダンスを見ることができなかったことで、アメリカでは経験をすることのなかったファンからの大きな声援を背に受けて小躍りをするランビンが長くチームにいられなかったことも惜しく思っています。
シビアに費用対効果で選手を見ることがあるために、ことランビンに関しては寛容なところがあったことは自覚をしています。
またハッスルプレーをする選手、一生懸命な姿には成績を度外視して応援をしてしまうところもあり、そういう意味ではランビンは好きな選手でもありました。
あのタイミング的には不要にもかかわらずセカンドベースへのヘッドスライディング、しかもかなりの高さまで飛んだためにベースをお腹に打ち付けて苦しんでいるランビンを見ることで、何だか和やかな雰囲気につつまれたファンは私だけではないでしょう。
飛べ!ランビン!みたいなフレーズも一時はロッテファンの中で話題となりましたし、日本で何とか成功をしたいとの気持ちが見て取れる選手でした。
それだけに若いこともあって2軍で育成をすることも視野に入れたかったところではあったのですが、降格後は2軍でも不振を極めて打率が2割そこそこでは戦力外となっても仕方がなく、また前監督の引きで入団をしたという経緯もランビンにとっては裏目に出てしまった感があります。
長身で細身の左打者は成功をしないという、トンプソンやブレイディーの系譜をしっかりと継いでしまったランビンは、同様に高めのストレートや落ちるボールにからっきしというところを見せてしまっただけに、球団としても期待を持てなかったのでしょう。
ユーティリティープレーヤーとしてスイッチヒッターであるだけではなく、内外野のどこでも守れるという器用さを見せてはくれましたが、三塁で致命的なエラーをするなど守備力も標準以下のレベルであったこともマイナスに作用をしました。
とにかく残念な結果に終わってしまったランビンではありましたが、この1年間を楽しい思い出として帰国をしてくれたのではないかと、そんな淡い期待を持っています。
日本で学んだこと、経験をしたことを活かして再びメジャー挑戦をしてくれればと、そう願っています。
【オリオン村査定】 2000万円 → 戦力外通告
応援歌もランビンダンスもハッスルプレーも全力プレーも大好きな選手でした。助っ人でなければ、ユーティリティのスイッチヒッターとしてまだ活躍の機会もあったことでしょう。
それ以上に、今季の無気力野球を連発したロッテでは数少ない通年に渡り全力プレーをした選手で、他の選手を鼓舞するという意味では、数時には見えない貢献もしたのではないでしょうか。助っ人としての実力があれば、読売のラミレスのようにチームのけん引役ともなれたかもしれません。
しかし、現実は助っ人外国人であり、それに見合う成績を残せなかった以上、退団は仕方ないでしょう。個人的には好きな選手であり、記憶に残る選手の一人となった事は間違いありません。
また、いつの日か、ライトスタンドに突然現れ、ランビンダンスを披露してくれる事を期待しています。
何より日本球界でのプレーをあれほど楽しそうにしてくれる外国人も珍しい。
しっかりとした指導者がいれば打撃に関してももっと向上できたのではないかと思います。中日のブランコなんかも監督やコーチの指導が大きいと聞いてますし。
彼らにとってこの一年が後の人生に生かされるものであったことを祈ります。
いつの試合か忘れてしまいましたがランビンが活躍した試合で何となく見に来たと話してた12~3人の若者がランビンのプレイを見てロッテを一生懸命するようになってました…
ランビンどこでも守りますし打球に喰らい付いていく姿勢も良かったですがあまり守備は上手くないかなという印象でした…
好きな選手でしたしランビンには是非とも頑張って欲しいと思います
私もランビン選手の気迫溢れるプレイと
小刻みに動くランビンダンスは好きでした。
わずか1年で退団となってしまいましたが
ランビン選手の人生に幸がある事を願いたい
ですね。
余談ですがトンプソン選手懐かしい
名前ですね当時初めて見た時に
トンプリンと本気で言い間違えて
知人に爆笑されたの懐かしいです。
超える奴はいないなあ(笑)バーナムと二人で3500万で
8本塁打?だからこんなもんかと
性格がいい奴は働かないという神話も健在といったところか
いい人、では戦いを勝ち抜くことはできないのでしょうかね・・・
以前は新浦安に住む外国人選手が多かったことで京葉線で見かけることもありましたが、最近は珍しい光景かもしれません。
>放浪カモメさん
ああいった一生懸命にプレーをする選手には、私もそうですが甘い見方をどうしてもしてしまいます。
やはりプロは結果が全てだとは言いながらも、しっかりと過程も見られているということなのでしょう。
バーナムJr.もそうでしたが千葉マリンでのお立ち台での愛敬の良さも抜群でしたし、ああいった選手に活躍して欲しかったのが正直なところです。
>関西人さん
まだ若いので野球をやめるとは思いませんが、どうなるんでしょうかね。
ショートのように遅咲きでメジャーデビューをした選手もいますから、日本でのプレーで何かを掴んでくれていればと思います。
>伊予カモメさん
とは言え年俸が年俸だっただけに、終わってみれば予想どおりだったのが悲しかったです。
ただ活き活きとしたプレーでファンに大切なことを訴えかけてくれた、それだけでもランビンには大きな感謝をしなくてはならないと思っています。
>ジョゼットさん
春季キャンプでは好守と伝えられたときもありましたが、内野でも外野でも今ひとつの守備しか見せることができませんでした。
あれで標準以上の守備力があればもしかしたら残留できたかもしれないと、それが残念でなりません。
>スポーツ猫さん
トンプソンも2年目の春季キャンプの途中で戦力外になったような、そんな不幸な境遇でした。
そう言えばどこか顔立ちが似ているような。
しかしトンプリンでしたら小宮山が必死にかばったかもしれません(笑)
>マー君さん
まあジャック&スパイクは伝説と化していますからね。
双璧はヘンゲルでしょうか。
ちなみに私が新入団選手発表会に着ていくユニフォームは、そのジャックのものだったりします。
確かにバーナムを含めて、彼等で外人枠が埋まるのはもったいない話なんですが、それでも一生懸命を見せられると、何とかしてあげたかったというのが情に流されまくった本音です。
三歳若ければなぁ…
ああいった野球が好きで仕方がないような選手は貴重ですし、日本人選手にも同様なプレーをする選手が増えてくることを期待します。