地元開幕戦が今季の初観戦となりましたが、残念ながら開幕からの連勝が止まってしまいました。
しかもこの時期のナイターが寒いことは分かってはいましたが前日までが暖かかったために寒暖の差に体がついていかず、しかも七回あたりからは雨まで降る始末です。
選手たちも体調を整えるのに苦労をしたと思いますが、どうやらこの週末は冬の寒さが戻ってくるような予報ですので、そんなことも言ってはいられません。
デビュー戦となったFZ150もTZ30もやはりナイターでは動きのあるプレーの撮影は無理だと思い知らされましたし、バックネット裏は野球を見るにはベストですがネットが邪魔で撮影という点では不向きであることを思い出させられるなど、いろいろな意味で凹まされた試合でした。
先発の成瀬は7回3失点とQSを満たすピッチングでしたので最低限の仕事をしたと言えますが、しかし内容的には成瀬らしからぬ荒れっぷりでした。
ホームベースのかなり手前でバウンドをしたボールもありましたし、かなりコントロールに苦しんでいたようです。
明らかなボールだけではなく際どいところに投げてもボール1個分ぐらいが外れるという微妙さもあり、ファールで粘られたところを見ればキレも今ひとつだったのでしょう。
それでもロッテのエースを目指すのであれば僅差の試合を耐えてこその成瀬なのですが、球数が増えたことで守備の時間が長くなり、そのことが結果的に味方打線の援護を得られなかったことにも繋がりましたので、厳しい言い方をすれば自業自得なところがあります。
コントロールがままならなかったのでテンポ良くというわけにもいかないのは分かりますが、ノースリーから簡単にストライクを取りにいったところを痛打されたり、あっさりと犠牲フライを打たれたりと油断ではないでしょうが厳しさに欠けるところがありましたので、このあたりを反省して次の登板での再スタートに期待をします。
ビハインドの場面で登場をした中後は試合の流れとしては痛い失点を喫しましたが、地元デビュー戦としてはまずまずのピッチングでした。
かなり痛烈な当たりを打たれていましたが持ち味の角度は充分でしたし、マウンドに慣れるという点では意味があったと思います。
ただやはり気になるのはストレートの球速が130キロそこそこということで、QVCマリンのスピードガンはこれまでも信頼できる数字を出してきましたし、増井やロサが150キロを出していたことを考えれば中後のスピードが足りていないことに疑いの余地はありません。
公称151キロを出せとは言いませんしコントロールのために多少のスピードを犠牲にすることもありだとは思いますが、それでも140キロ台前半ぐらいのストレートが無ければ武器であるスライダーも活きてきませんし、そのことで打者に見極められてコントロールで自滅をするという蟻地獄が心配になります。
今日はかなり寒かったので無理をしなかったと、そう前向きに考えるのが精神衛生上はよいのでしょうが、次のデーゲームでのピッチングに注目をしたいと思います。
そしてロサにはあまり触れたくはないのですが、のけぞり気味なところが改善をされない限りは暫くは厳しいピッチングが続くことでしょう。
ただストレートに力が戻ってきましたので、何かのきっかけで豹変する可能性は充分にありそうです。
今日の観戦のポイントとしてサブローと大松の守備に気をかけていたのですが、やはりサブローに守らせてはダメだとは早速の結論です。
四回の稲葉の右中間の当たりは追いつきながらも半身での捕球でグラブに当てての落球ですから、あれが三塁打では成瀬が可哀想です。
次の陽の犠牲フライも風を読み違えたのかバックホームのために勢いをつけたかったのかは分かりませんが走りながらの伸び上がっての捕球となり、しかも位置的にタッチアップはしてこないだろうとでも思ったのか送球もツーテンポぐらい遅れてのものでしたから緩慢としか言いようがありません。
八回の稲葉のタイムリーも捕球をするまでも捕ってから投げるまでも遅く、九回の前に落ちるヒットもそうでしたが、かつてのサブローは既に死んだと分かっていても悲しくなります。
バッティングでは同点タイムリーを放つなど意地を見せてくれたサブローですから、やはりその存在を上手く使いこなすためにもDHや代打での起用も視野に入れたいです。
一方の大松はショートバウンドの処理などのグラブ捌きに意外な器用さを見せているのは映像で確認をしていましたが、打球への動きは今日が初めてのチェックで、こちらも結論から言えば当然のことながら上手いとは言えませんが半年そこそこの急造一塁手と考えれば上出来でしょう。
自分の守備範囲が分かっていないのか追いすぎなどもありましたが、今は手探りでよいと思います。
出場機会を得るためには一塁を死守するしかない大松ですので、多少のミスは自分にとっての糧ぐらいに思っての攻撃的な守備に期待をします。
打線は持っているだけではなく背負っているハンカチ王子の面白くもないピッチングに翻弄をされて、チャンスがありながらも攻めきれませんでした。
五回に岡田が牽制死をした直後の連打がもったいなかったですが、あれはあれで仕方がありません。
悔いが残るとすれば四回にサブローのタイムリーで追いつきながらも今江がファールフライに打ち取られたことで、これが今日の試合の象徴的なシーンでした。
序盤から積極的に打ちにいくのはいいのですがハードヒッティングができず、相手をリズムに乗せてしまったことが敗因の一つでしょう。
それだけ斎藤佑が巧かったと言えなくもありませんが、あのスタイルでは長持ちをするとも思えませんのであまり気にはしないことにします。
チャンスに連続三振の大松が最後に放ったホームランはあだ花となりましたが、里崎のアーチも見事で今年は100本を越えそうですし、とりあえずは中村には負けていません。
明日は岡田に代わって清田が出てきそうですが、唐川とともに千葉パワーを見せてくれるであろうと信じてまた球場に足を運びます。
そして千葉のご老体である福浦の華麗なヒットをもっと見たいと、最後は千葉ずくめで締めくくることにします。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
自身も打点を記録したものの、失点のうち3点は彼のせいではないかと。
実際4回のプレーについては、直後のタイムリー談話で「自分のミス」と認めていました。
納得いかないのは9回表に工藤なり清田なりを守備固めに出さなかったこと。
彼らならば鶴岡のヒットもライトフライだったかも知れず、そうなれば糸井の2ランもなかった。
2点差で9回裏に進めていれば、大松のホームランのあと、やりようがあったんじゃないかと。
佑ちゃんに負けたことも含め、勝てそうな試合を落としたのは悔しいですが、
まあ競った試合内容を続けているし、ホームランも出たし、また明日からに期待ですね。
一試合でいくつも見られた事で、今後の選手起用がどうなるか注目したいと思います。
個人的にはここぞの場面での代打の切り札となってほしいと思っているのですが、
難しいのでしょうかね。
少ない機会で安打を放ち2000本安打へ前進する福浦は見事、
大松もようやくらしい一発を打ってくれました。
さて、唐川・藤岡での勝ち越しはなるか。
右中間2列目で観戦しました。
サブローで1点取り、3点失った試合でした。
8回の攻撃がサブローで終わり、9回の守備になんで工藤で守備固めしないのだろうと思っていたら、案の定ライト線へ(記録上は)ポテンヒットでした。ビデオで見直したら、突っ込むかワンバンか悩んでいるような動きでした。
先日の工藤はもっと厳しい当たりを取ってました。
その後に、糸井にガツンと行かれました。
ロサが立ち直るきっかけも失ってしまった気がします。
9回のサト出塁の際も、代走に雅彦あたりを使うべきではないでしょうか。
以上、素人意見ですので、ご容赦を。
成瀬が3回まで40球投げてて、よく持ったなという感じがしました。
サブローの守備については、皆様が仰る通りで、個人的にはライト方向に打球を飛ばしてくれるなと念じるしかないのかなと…タイムリーで還元してくれてもなぁ…。
昨日の試合については、里崎・大松のホームランを見れただけでも貴重かと思って、とっとと就寝いたします。
あと、根元の守備、安心して見れるようになりましたね。
荻野が戻ってくるまでは我慢ですかね?
あと成瀬はストレートのキレがないのか全く空振りが奪えませんでしたね。ストレートを53球投げて1球も空振りを奪えてませんでした。
あぁ・・今年も10勝10敗投手なのか成瀬よ・・・
サブローはCBAさんご指摘の通り、1点取って3点失った計算。確かに普段と違う強風に寒さだったようですが、ホームチームのベテランとしては言い訳にできません。残念ながら、判断ミスなどの一時的なものではなく、守備力が大幅に低いことが明白になってしまった試合でした。つまり、「頑張ってもらわなければ困る」では済まないということです。本人もそれを自覚しているがゆえに、覇気がありませんでした。大塚コーチとどんな話しをしているのか、西村監督がどんな判断を下すのか注目しましょう。
そう、そして、ここまでホームランなしで連勝していたのに、きょうはホームランが2本出ても負けてしまいました。野球は奥が深い。
でも、控えに回さざるを得ない場合もあると思います。
しかしそうなると、あぁもったいない、あぁお金もったいない、と感じます(少し)。
とはいえ、安い選手を囲いまくるべしというのではないですが。
そして私は1円も出してないですが。
サブローはなぜあんなにまったりしてしまったのでしょうね。
特に取ってからの返球にまったり感を感じます。
まったりなぶん、ホームランぼこぼこ打ってほしいです。
明日は吉木りさが来るんですね。
長沢をガッカリさせた分、吉木で勝とう。
吉木さんはあまりよく知りませんが。
稲葉の三塁打は右中間の真ん中に飛び、岡田とどういう決めごとがあるかは知りませんが岡田が視界に入るほど接近していました。接触を回避する意識が働いて落球したのかもしれません。過去には巨人の吉村が栄村と激突して1年以上再起できなかったケースもあります。外野手の接触は重症を誘発するほど危ないんですよ。グラブに当てても失策ではなかったので、いい位置に飛ばされたということでしょう。
犠飛は浅かったですが強風で流され万全の送球姿勢で捕球に入れず、見た目以上に体軸が崩れた状態を見透かされ、稲葉のギャンブルGОに突かれました。鶴岡の打球は失速気味で、安打でもやむなしと思いました。プロでも難しいものは難しい。「あーあ、やっぱりサブローの守備だなー」という先入観的見方から、今日のは少し割引いてあげていいかなと思ってます。