酒居は立ち上がりにいきなり無死満塁からの二失点は立て続けの大逆転勝ちのムードに水を差すものでしたが藤岡のあれな守備がなければ最少失点に切り抜けられたかもしれず、その後は4者連続奪三振などノーヒットに抑えていましたので七回の続投は当然のことだったとは思います。
ただそこからの連続四球で球数が100球を超えたことからベンチは継投を考えたわけで、しかし中継ぎ左腕がいないとの理由でそのまま投げさせた結果の大炎上です。
その右左に関係なくここのところの岩下、松永が過負荷状態ということも判断に影響を及ぼしたのかもしれず、もしそうであれば仕方がないと言いますか、酷使よりはマシです。
もっともそれであれば切り取られたコメントながらも「乗り越えてくれないと」との井口監督のそれにはやや違和感がないわけでもなく、もちろんそこを乗り越えてこそ次のステップが見えてくるという親心もあったのでしょうが、それであれば松永や陳冠宇がどうのとかを言わずに「今後もこういうことはあるだろうから酒居には試練を与えた。何が足りなかったかを考えて次に活かして欲しい」と前向きなものにはできないのかと思わずにはいられません。
どうしても個々の選手を批判したりどこか他人事のようなコメントは負け試合の後味をさらに悪くしてしまいますので、井口監督にはグッと堪えて改善をお願いしたいところです。
それはさておき酒居はボール自体には力がありましたし田村のリードもベースを広く使っていましたので内容はまずまず、もう2点も援護があれば白星を手にできたでしょう。
ここまで二戦続けて攻略してきた今井に一度は逆転をしながらもう一押しができなかった、そもそもロッテ戦に投げさせたこともそうですが、辻監督に見透かされた感じもあります。
これでもかと明日に6度目の先発となる榎田もそう、完璧に抑えられたのは一度だけながらも試合としては全敗なわけで、そうなれば鍵を握るのは前回にプロ初勝利を手にした土肥を飛ばしてまで、のシェッパーズがシェパ様になれるかどうか、そもそも先発転向に懐疑的かつ二軍での体たらくを見ているだけに期待をせずに奇跡、を待ちます。
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◆8月22日(水) 千葉ロッテ−西武18回戦(西武11勝7敗、18時15分、ZOZOマリン、26,432人)
▽勝 今井 9試合3勝3敗
▽敗 酒居 13試合2勝5敗
▽本塁打 田村3号(今井)、山川36号(大谷)
▽バッテリー
千葉ロッテ 酒居、大谷、益田、高野—田村
西武 今井、野田、平井、小川、伊藤—岡田
井上は20号を目前に足踏みが続いていますね。
あっという間にそこまできたので一気に通過、30号に向かってまっしぐらなんて夢想しましたが、なかなか思いどおりにはいかないようで。
この産みの苦しみが井上をまた大きく育てる糧になると、そう思うことにします。
きっとそこを超えれば井口超え、大松超え、初芝超えは意外に早くいけるのではないかと。
>まこっささん
きっと内がひっくり返されるんだろうな、なんて思いながら見ていました・・・
まあブルペンで準備はしていたのでしょうが、岩下と松永にお休みがあったのを前向きに考えたく。
唐川はさすがに・・・益田とともにビハインドのケースでの要員が今の立ち位置なのでしょうし、それでよいと思っています。
そこで何かを学び、掴んで上を目指せるか、は本人次第です。
>附属中野球部さん
ご指摘のとおり七回の続投は当然でしたが、走者を出したところでの交代の是非でしょう。
無死一二塁になったところ、秋山に同点タイムリーを浴びたところ、このどちらかでの交代があってもおかしくはない流れでした。
もし松永が八回担当でなければ代えていた、が井口監督の趣旨なのでしょうが、そうなると代えたかったが代えられなかった、だから乗り越えてくれないと、の論理だと思われ、酒居からすれば迷惑な話かもしれません。
>鴎オヤジ ファン歴45年さん
春季キャンプでのインフルエンザによる離脱、も少しは影響があったのかなぁ。
気になるとすれば稲葉の絶賛評価、小久保の加藤もそうでしたし、日本代表監督が評価した選手がろくなことになっていないのは気のせいなのか。
実際のところは二年目のジンクスなのでしょうね、ボールの力はありますし落ちたスピードを戻す修正能力もありますので、ちょっとしたことで快投モードに入るのではないかと期待をしています。
>はんでんさん
そもそも上げる左腕がいない、ってのもあるのでしょうね。
成田は中継ぎとしてはタイプが違いますし、そう言えば永野はどうしちゃったのかしら。
いずれにせよそれは試合前から分かっていたこと、その場になって「左がいないから」ってのは・・・
ある意味で編成にかかるところでもあるので、天に唾しているような気がします。
>モッギーナさん
ですね、防御率1点台で上り調子だったときに一軍で永野を試さないからこうなる、とも言えます。
秋山なんかはもう右も左もないので力のあるボールを投げられる投手を、って発想にしないと今後も同じことの繰り返しになりそうな。
全体のプランニング、が小林コーチから清水直コーチに変わってどうなるか、注目をしたいです。
>ジョナサンさん
さすがにあそこでの高野は勇気が要りますが、それこそ松永を前倒しにしてという選択肢もあったと思います。
松永は八回、といった固定観念と言いますか、柔軟な対応ができないのは野手陣の固定に通ずるところがあります。
左がいなかったから、を理由にするのであればなおさら、です。
>さんだーさん
大谷が見た目は数字が出るなど戻っているような感じがありながらもらしい重さが無い、とずっと指摘をしてきましたが、もうどうにもならないところまできてしまったようで(涙)
FA権を取得して大きく出たいところが、むしろチーム内での立場の地盤沈下が目立っているように思います。
もう30代半ばに差し掛かりますのでここからの上積みは期待薄、どう下がり具合の角度を小さくできるか。
荻野はスペ体質を改善できず、大嶺翔は不祥事引退、清田も一発屋から抜け出せず、2009年のドラフトが終わりに近づいているのが寂しすぎます。
>doushitakoushitaさん
言っていることは同じでも言い方ってのがありますからね。
同じようなことを一般企業で繰り返せば、パワハラって言われても仕方がないところもあり。
自らを省みる言葉が少ない、ってのもありますし。
里崎はそんなことを言っていましたか、まさに「普通」の考え方です。
その普通がいかに難しいか、小宮山なんかもそうですから、うん、小宮山監督に里崎ヘッドなんてのが見てみたいかも。
この二人、合わない気もしますが(笑)
>細田さん
えっと、額面どおりに受け取ってよいのかしら(笑)
応援、お願いします。
>オブさん
補強についてもそうですよね。
今日にやられたヒースなどは貴重な戦力になっていますし、球団のやる気の違いを見せつけられました。
選手を試すってのもそう、宮台には驚きましたが何らかのプログラム、ルールがあるのでしょう。
ロッテの球団関係者は恥を忍んで教えてもらいにいったらどうかしら、現場も含めて。
で、香月はまだぁ~
ライオンズファンですけど酒居投手は応援しています。
多和田より本気で応援したくなる選手です!
試合としては、酒居が好投しているうちに今井を崩せなかった打線が悪い。井上力んでますかね。細谷は上がってきてすぐヒットはいいですね。榎田打ち崩してほしい。これで榎田を打ち崩せないと、金森コーチや的場コーチはなにやってんだということになります。せっかく代打で出てきて中途半端なゲッツーの清田は...
解説里崎は、結果出したやつを使えと、はっきり言ってましたね。自分なら結果を出した細谷を使う。それが2軍の選手へのメッセージにもなると。まったくその通りです。野手の連携も、自分は交錯したことがない、準備とコミュニケーション不足だと、明言してました。まさにその通り。これでは、里崎をコーチにした方がチームが強くなると言われてしまいます。
球に力が無いのは山川に打たれた特大ホームランが物語ってます。もうかつての力は無いのかもしれませんね。
益田は投げすぎですし、負けの展開で使うなら大谷と共にファームへ落とすべきでしょう。
秋山の場面で左のワンポイントが使えなかったのは本来益田やシェップが担うべき場所を松永が担当しているからです。そしてなぜそうなっているかといえば、酷使、即戦力組の東條らが不甲斐ないこと、中継ぎで獲った助っ人を先発転向とかさせているからです。清水コーチの手腕に期待です。そういえば永野はどうしているんだろう。
ベンチには、
先日のケガでバッティングや走ることが難しい福浦選手や25日先発予定のチェン投手と起用しない選手を入れておく無駄使いがあるにもかかわらずになぜ?と疑問が残ります。
あと、大谷投手や清田選手には内投手のようにリフレッシュ抹消した方がいいですね。細谷選手や高野投手のプレーに対する姿勢がトゥエルビの中継見てはっきり見てとれました。
高野チャンスだ。結果を出し続けて立ち位置を確保しろ!
盗塁METER 昨日の盗塁2、累計99で140まで残り41
残り37試合
しかしながら西武の打線はすごい。スコアボードの個々のホームラン数、桁が違います。山川36号も最上段のすごい当たりでした。でも今日は奇跡を信じたいです。
四球で首を絞めてます。
秋山、源田のところで左を出す出さないというより、
その前に四球を出すのが力不足です。
監督の言葉などダラダラ立ち話をするわけでもなく、
極力縮められて伝わることもあるでしょう。
「乗り越えてくれないと」だけでもニュアンスとしては期待をしているなとわかります。
どこの監督も発言(というか、省略的な伝わり方)は似たようなものですし、
別に後味が悪いとは感じませんね。
選手個々とはロッカーで詰めた話をしていることでしょう。
井口監督は人格者だと思っています。
最初からあの監督は嫌いだという先入観があると、また違った取り方にもなるのでしょうね。
気になったのは無死二塁で右へゴロを打つのは難しいのかな、岡と大地。
相手も打たせまいと投げてくるのでしょうけど、
進塁打が難儀なようでは、技術不足か。
誰もが、かなりアジャのホームランに期待をしているので、狙い過ぎて、りきんでいるせいか、最後の打席の見逃したラスト一球は、完全にホームランボールでした。
どんなに大差の負けゲームでもアジャの一発と福浦の一本は凄く嬉しい別物です。この20本の壁は、アジャにとっては、福浦の1999本に匹敵するぐらいのプレッシャーかも?