スーツの上着を着るのが嫌いなのでクールビズになれば気温が低かろうとワイシャツ一枚になってしまうのですが、さすがに5月上旬のナイターにはちょっと寒すぎました。
もちろん警戒をしてホカロン、水筒に熱いお茶を持参してのQVCマリンでしたが、五回を過ぎたあたりから肌寒さが増してちょっぴり後悔です。
まさか斉藤コーチが同じことをやらかしての発熱というわけでもないでしょうが今日はベンチ外で、マウンドに向かったのはプルペン担当の川崎コーチでした。
トップの写真はその川崎コーチで、今日の始球式のために球場を訪れた立川志の輔でないことは言うまでもありません。
先発の西野は六回まで僅か1安打に抑える快投で、成瀬に並ぶチームトップの4勝目をマークしました。
テンポよく140キロ台のストレートを軸に攻めのピッチングで西武打線を翻弄し、自らがスタートだった連勝を伸ばして5年ぶりの7連勝です。
とにかく重そうなストレートが小気味よく決まり、そろそろ打たれるのではないかとの心配をよそに課題のコントロールはむしろ精度を増してきましたし、スピードも80球を超えてからも140キロオーバーを記録するなど投げながら進化をしている感じがあります。
七回はややボールが浮き気味になったところをそのストレートを狙われたのか連打を浴びての3失点で防御率を落としてしまいましたが、今日で規定投球回に達して2.15でリーグ7位にランクインをしましたので文句のつけようがありません。
この勢いがどこまで続くのかが楽しみで仕方がなく、実質的なルーキーイヤーと考えれば唐川にリーチ、藤岡にイーシャンテンですから西野の躍進はまだ始まったばかりです。
八回にはまたしても4点差で松永の投入で、これはもう過負荷の一歩手前まできた感じです。
これでチームの試合数の半分を超えるリーグトップの17試合目の登板ですので、いくら何でも投げさせ過ぎでしょう。
結果的にコントロールがバラバラだった中郷が燃え上がったために正解だったかもしれませんが、長いシーズンを考えればそれは結果論でしかありません。
あまりに中郷が燃えさかったために益田を突っ込んだのは当然の結末ですが、こうなるとやはりもう一枚の信頼できる中継ぎが欲しいところです。
阿部を抹消してロサを引っ張り上げたのですから今の布陣で言えば上野、服部が候補でしょうが、服部は左打者へのワンポイントとしての役割を期待されていますから上野が妥当ではないかと、長いイニングも投げられますからまずまず適任ではあります。
安定感に欠けるところがありますが上野にせよ他の投手にせよ多少のことは我慢をしてでもそのポジションに充てて育てなければ勝利の方程式が疲弊して崩壊をしかねませんので、交流戦ではさらに中継ぎ陣の起用が増えますから転ばぬ先の杖の準備を是非ともお願いしたいと痛感をした今日の継投でした。
打線は月間MVPを受賞して活字となった牧田をあざ笑うかのように11安打6得点でノックアウトし、西野のリベンジをアシストしました。
詰まったようなヒットが多かったことが牧田、そして西武ベンチの判断の遅れをもたらしたのではないかとも思いますし、エラーがあったことも継投が遅れた理由の一つでしょう。
その金子のエラーを誘引したのは荻野貴の驚くような快足ぶり、は言い過ぎかもしれませんが、あの打球で既にあの位置を走っていることに金子は驚いたのではないかと、次の打席でもやや深めではあったものの平凡な内野ゴロが内野安打となりましたし、今宵の金子は荻野貴にうなされているかもしれません。
七番という打順が荻野貴の持ち味を引き出すとは思えませんので四番をどうするかという課題とともに検討の余地はありそうですが、戻ってきた荻野貴が停滞気味の外野陣への一石となってくれることを願いますし、まずはマルチヒットと快調なスタートを切ったことを喜んでいます。
何にせよ浦和で数字を残しながらも開幕が一ヶ月以上も遅れたことでよからぬ噂も流れましたが、しかし今日の荻野貴を迎えるロッテファンを見れば球団としてもうかつな動きができないことは明々白々ですので、スピードスターの完全復活をここQVCマリンで見届けられる日が一日でも早いことを祈るばかりです。
とにかく今日は打ちも打ったり17安打に二死からの効果的な追加点と理想的な攻撃に、珍しくも西武らしからぬミスのオンパレードまでもがあったのですから一方的な試合になってもおかしくはありませんでしたが、さすがの西武の底力にやや押し戻された感じです。
明日が藤岡ですので一気に寄り返される可能性が高く、しかし昼間のグライシンガーの好投で藤岡の退路は断たれた感がありますので、死に物狂いでやってもらいましょう。
そのためにも打線の援護が求められますが、先月末に2割5分を切った角中が僅か7試合で3割まで戻し、春井口は花盛り、今江も一進一退を繰り返しながらも右肩あがりの傾向で、また鈴木も落ちそうで落ちませんから暫くはいい流れが続くのではないかと期待をしています。
その流れを今季に2戦2敗の野上に断ち切られないよう、電光石火の先制点が理想でしょう。
今日に一人だけ蚊帳の外だった福浦が明日も四番を任されるのであれば汚名返上を願いたいですし、やや恥ずかしげに一瞬しか見せてくれなかった井口のコブラがまた明日も多く見られることを、そんなことを思いつつ明日も球場に行けるよう頑張って仕事をこなすことにします。
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嬉しいことは嬉しい勝利です。
ただ、画竜点睛を欠いちゃった。
怖し屋の中郷は、試合を壊すだけならまだしも、
益田まで壊さないでくださいね。
親子ゲームでグライシンガーが好投し、そろそろ上に上がるかも知れません。(まさかこんなに早く投げられるとは思ってなかったです。)藤岡がどこまで意地を見せれるのか楽しみです。それだけに最終回は余計でしたね。あそこは点差があったので伊藤の調整登板かロサの初登板かと思いましたが終盤の急な点の取り合いで準備が出来ていなかったのかも知れませんね。
親子ゲームともTV中継があることを知りデーゲームは4回から見ましたが荻野の名前がありませんでした。
まさかと思っていたらナイターでスタメンでマルチ安打に痺れました。ネット裏でボードを手に打席に立つ荻野に感涙するファンの映像を見てもらい泣きしてしまった。
相手のミスにつけ込むそつのない攻めで月間MVPの牧田以下を粉砕、西野の小気味よいピッチング、最後はバタバタしたが5年ぶりの7連勝とは今のチーム状況ですごいことです。
観客数だけは寂しい(明日から増えて欲しいし行きたいな~)
志の輔師匠と西野は新湊高校の先輩、後輩ですよ。
志の輔先輩に「千葉ロッテの西野です」と堂々と会える日が近くなってきましたね。野球とは全然関係ない話ですが(笑)
拙者もトゥエルビで観戦してましたが、オギタカに涙する、あの女の子に心が震えましたでござる(泣)
残念だったのは福浦と中郷。
福浦にはもう一度チャンスを与えてほしいですが
中郷は…。
緊迫してないと集中できないんですかね。
まぁ2度続けてセーブのつかない点差で最終回に
ということは難しいでしょうけど。
せっかく上げたのですから、
伊東監督の流儀だったらロサを使ってもよかったですよね。
念の為、冬用のジャケットも用意して正解でした。相手は牧田なので、西野が1軍レベルの
洗練を浴びるのでは、と考えていましたが
要らぬ心配でした。ほどよく課題も残しましたし、次もより良いピッチングを期待します。今季初の荻野貴司はやはり1番が良さそうに思います。盗塁は見れませんでしたが、下でも走ってましたし貴司で固定できると大きいです。レフトの守備はやや不安でしたが。
4番井口で上位をずらすか、根元を3番ですかね。後はやはり益田は余計でしたね。4点差なら怖い5番以降にまわる打順なので行くかと思いましたが…。やはり右のセットアッパーが課題ですね。ロサ、伊藤、内、藪田、荻野忠の誰か一人でもベストの状態に戻ってくれれば…。
今の中継ぎ序列を考えれば妥当な選択と思いますが厳しい結果です。
ハイタッチの時には涙目でしたので、益田松永の負担軽減のためにも糧にしてほしいものです。
経験豊富な伊藤あたりに頑張ってほしいのですが、大阪でやらかしているだけに使いづらいですね。
7番という打順も、まずは気楽なところから、という監督の配慮でしょう。すぐに9-2番のどこかに落ち着くと思います。
プレッシャーを感じたのでしょう、岡田が珍しく盗塁。良い意味で競い合って欲しいです
それと今江。
「好事魔多し」という言葉がこれほど似合う男はいないでしょう。7回(8回?)の一塁への走塁はヒヤっとしました。
でも挟殺プレーであれだけ動けたから大丈夫ですね。今こそ、気を引き締めて、いらぬ事故をもらわぬようにして欲しいです