さすがは機関紙のことだけはあると言いますか、今朝の報道から一気に藪田のロッテ復帰が決まりました。
事前に情報がリークをされていたのか、はたまたロッテ番が優秀なのかは分かりませんが、これから0時出社に向かう身としては重すぎるニュースです。
年俸4000万円、1年契約で合意!薮田がロッテ復帰 (11/23 スポーツニッポン)
ロッテは23日、米大リーグ、ロイヤルズからフリーエージェント(FA)となった薮田安彦投手(36)の入団が内定したことを発表した。
この日、年俸4000万円、1年契約で合意。
薮田は3季ぶりの古巣復帰に「大好きなロッテに戻れることをうれしく思う。米国での経験を生かし、西村監督を胴上げできるよう頑張りたい」と話した。
薮田はロッテからFA宣言し、2008年からロイヤルズと2年契約を結んだ。
今季は12試合に登板しただけで、球団が来季契約延長の選択権を行使しなかったため、FAに。
メジャーの通算成績は43試合で3勝4敗、防御率7.14だった。
薮田は1996年にドラフト2位でロッテ入り。
日本での通算成績は343試合で44勝59敗9セーブ、防御率4.03。
形的にはFAによる移籍となりますが、実態はメジャー挑戦に失敗をしての帰国であることは言うまでもありません。
ですから個人的にはメジャーに挑戦をした選手は凱旋帰国以外は受け入れがたいと思っているだけに、かなり複雑な心境です。
とことんまで挑戦をし続けて欲しかったですし、そういう意味では渡米の経緯は納得がいかないまでも、野茂は偉いと改めて感心をしています。
中継ぎ陣からシコースキーが抜けたこともあって藪田の加入は心強いのですが、力の衰えとともにロッテへの復帰という点が懸念材料だと考えています。
期待に違わずに活躍をしてくれればよいのですが、もし中途半端な成績しか残せなかった場合の扱いが微妙になることは想像に難くありません。
阪神で復活をした成本は外様だったからこそ気兼ねなく敗戦処理などを任せることができたわけで、しかしロッテで一時代を築いた藪田にそういった役割を担わせることができるのか、そのあたりは西本コーチの手腕だけではなく西村監督の決断が問われることになります。
果たして球団が藪田に背番号20を与えるかどうか、そのあたりでチーム内での立ち位置が見えてくるでしょう。
これで川越やコーリーの獲得は見送られる可能性が高くなり、そのため服部を11か49という悪くはない番号に代えることができる状況にはなるのでしょうが、一度は自らの意思でチームを去った選手に対して気を遣い、結果が出ていないとは言ってもドラフト1巡目で入団をした選手から背番号を剥奪するようなことはあってはならないと思います。
楽天の福盛はシーズン途中の復帰であったために他球団という選択肢がなかったことを差し引いても1500万の背番号62でのスタートであり、もし藪田が4000万の背番号20でロッテ復帰となるのであれば他の選手への悪い影響、出戻りに対する甘さゆえのメジャー挑戦へのハードルの低下に繋がりかねません。
その年俸からしても大きな番号を背負わせるとは思いませんが、せめて11にして欲しいと、そう心から願っています。
おそらくはシコースキーと両天秤にかけての交渉を続けていたのでしょうし、タイプ的にも重なるところのある両人でもあり、藪田の穴を埋めたシコースキーの穴を埋める藪田になるわけですから、分かりやすく49を背負わせるのも良いかもしれません。
またメジャー挑戦で苦い思いをしたことを小林宏やサブローらに直に伝える効果を球団が期待をしているのであれば、まさに凄腕と言っておくことにします。
いろいろと書きはしましたが復帰をした以上は活躍をして欲しいですし、やってくれるのではないかとの期待もしています。
既に2年が経っていることで力の衰えは隠せないかもしれませんが、腐っても藪田と言われるようなピッチングを見せて欲しいものです。
あの三振を奪ってピンチを切り抜けたときのガッツポーズはチームの士気を盛り立てますので、そういったシーンを多く見られる2010年になってくれればと思います。
獲得可能性有りとの報道から球団による入団内定発表までスピード決定でしたね。
川越や新外国人投手加入が報じられていましたが、藪田復帰によってご破算となる可能性が高いのでしょうか。
これで8回藪田・9回小林宏という勝利の方程式が確立すれば良いかと思います。
万一藪田が期待にそぐわない成績となった場合は、過去の柵の無い西本コーチによって配置転換がなされることでしょう。
背番号については49になるのではと予想します。
1軍経験無しとは言ってもドラフト1巡入団の服部から20を奪うことは無いと思っています。
過去実績があるとは言っても年俸4千万での再入団ですから、楽天福盛のように大きい番号からの再出発が無難かと思われます。
とにかく登場曲TNT(また使うかな?)に乗って登板する藪田を早く見たいです。
背番号は46ということで、ドラフト入団選手4名を除くと背番号も残り少なくなってきました。
テスト生の入団はもう無いのでしょうか。
それにしても例年に無く新入団選手が多く来季が楽しみです。
薮田と川越を獲得したことで流石にコーリーは無くなったと思いますから、後はズレータとマーフィーでしょうか。いずれにしても育成のためにも絶対2枠以上を残して欲しいものです。
川越は「元々ロッテは好きでした」とコメント。そういう意味ではないのですが、川越打てなかったよな..と思い出したのは自分だけではないはずです(苦笑)。
どっちがより劣化しているか競うなんてことにならないように、しっかりと役割を果たして、若手が越えるべき存在になって欲しいと心底願います。
そして、川越が契約しましたね。「ロッテでやりたかった」というのはリップサービスとしても、入団する以上は活躍してもらわないと困ります。
とはいっても、再び投手過多に陥り、それぞれの持ち場が既にわからなくなりつつあります。監督、コーチには是非とも適材適所での起用をお願いしたいものです。
山室も契約しましたね。高校時代に魅せてくれた負けん気と力のある球を見せて欲しいものです。期待しています。
特に二遊間のバックアップをドラフトのときフロントが補強ポイントに挙げていたので竹原+松本でオリックスの阿部などとのトレードがあり得る気がします。
まあ、一番怖いのは根元を金銭トレードで巨人に放出というパターンですが。
しかし、来季37歳になる投手を2人も獲る必要があったんでしょうか。とりあえず若手の壁になりそうですけどね。
もし結果が出なかった場合に決断力が西村新監督にあればいいんですが、実は監督の采配が一番楽しみな私です(笑)
川越選手も入団が決まったみたいですね
今季の補強では特に選手の年齢層が高くなってきており、若手選手達の1軍を経験し化ける
可能性が潰されかねない域にかかっているのが
気になるので、1年目から西村監督には
ベテラン、若手を問わずに選手起用をしっかりと頼みたいところです。
ここんところの状況おもしろいなあーと思って見ています。
先週水曜日秋季キャンプ見学がてら、マリンスタジアムに行ってきました。
2009の試合前の雰囲気とは違っているように感じられ、来期の期待を感じていました。
キャンプの最後の円陣で、#41が中心で何事か演説(遠かったのであまりよく聞こえませんでしたが、プロとしての自覚をもとうみたいなことを言っていました。)して終了。
その後、マリン組のテストを行ったのですが、球場全体に広がる緊張感とは裏腹に外人ピッチャー(2人とも)があまりにもノーコンでテストにならない状態でした。(デッドボールもありました。)邪推かもしれませんが、角、テストの手伝いの南、田中雅、おそらくこの段階で獲得を決めていたであろう的場の各選手はほとんど打席に立ちませんでした。(外人4人で何度も順繰りに)
さすがにこの2人ではと思っていたところに薮田の話なので•••
最後にズレは当れば長距離砲でした。