ようやくのビジター初勝利です。
先発の古谷は6回を3安打8奪三振の2失点ながらも104球の3四球ですから苦心のピッチングで、今日は相手ともども狭いストライクゾーンに四苦八苦な感じでした。
それでも昨年のブレイクのきっかけとなった相性抜群のオリックスを相手に、先頭打者を出さなかったからこその粘り勝ちといったところでしょう。
前回のピッチングもさほど悪かったわけではありませんので、先発としての二年目のジンクスに対するものとしては順調なスタートです。
ストレートに勢いがありましたし、ややカットボールが暴れ気味ではありましたが、今季もやってくれそうです。
継投は大谷、ロサ、そして劇場ではない西野でした。
大谷は失点こそしましたがボールに力があり、ロサはまた違った意味でのグサッという切れ味で、そして西野はストレートに伸びがあり勢いを感じさせます。
ただやはり西野はフォークを制御しきれていないのが不安材料で、このあたりが解消をされれば凄いことになるかもしれません。
打線は岸田を打ちあぐねはしましたが、珍しくもチャンスに効果的なタイムリーが出ての逆転勝ちです。
大松の一発はらしくない鈍い弾道で、あれが入ってしまうのですからまだまだ力はあるのでしょう。
それでも他の打席はやはり不振の大松でしかありませんでしたから、あとは福浦が戻ってくるまでにどこまで実績を積み上げられるかです。
浦和でブラゼルが出場をしていることからして故障での抹消ではなかったようですから、隙を見せれば大松だっていつ落とされるかは分かりません。
ここ数年の成績を考えれば後がないところに立たされている自覚はあるでしょうから、チャンスをもらえたときには死に物狂いでお願いします。
井口の逆転ツーベースは高めに外すボールを外し損なった失投を見逃さなかったもので、春井口はまだまだ爛漫です。
外角のボールを上体だけで振るような感じはありませんので、まだまだ大丈夫でしょう。
いつの間にやらまた九番に戻ってしまったクルーズは右方向へのバッティングはしかし合わせたものではなく、しっかりと振り抜いているからこそ打球が伸びていきます。
打順を上げるとプルヒッターの顔を見せますので、あるいは下位打線の核として置くのがよいのかもしれません。
恐怖の九番打者と言えば自分としては水上ですが、30年ぶりに塗り替えてもらいましょう。
何にせよ追い上げられる嫌な展開のところで、投げれば打たれる東明を持ってきた森脇監督には感謝をしなければなりません。
一方で気になるのは長打が欲しいのか高めのボールに伸び上がったスイングをしている井上と、ボールを強く叩けていない加藤です。
さて明日は藤岡、あの神ピッチが夢か真かに注目が集まりますので、打線には井川を早々にノックアウトして舞台を整えてくれることを願います。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆4月9日(水) オリックス-千葉ロッテ2回戦(1勝1敗、18時、京セラドーム、12,653人) ▽バッテリー |
直球145前後をぽんぽん出すのはいつ振りですかね?高校、大学時代の本格派のイメージが戻ってきました。
上野もそうですが、1、2イニング限定なら145前後はぽんぽん出せるのか?
それとも小谷コーチが有能なのかなぁ。
西野ですが、仰るとおりフォーク次第では凄いことになるかもしれませんね。あのストレートは良かった。
去年の実績があるからこそ、打線は古谷を援護し、古谷もまたその援護に応える。
投打が噛み合った試合だと思います。
古谷もやられるとさすがにオリの独走状態が続いてしまうだけにオリキラーとしての古谷が健在で良かった。
順当にローテを消化すれば、交流戦前までにあと2回オリックスと対戦があるから更なる奮闘に期待したいですね。
打線が湿りっぱなしだった前日とはうってかわって、投打がかみあった見事な勝利。
それを後押ししたのは、まぎれもなくレフト側の応援。
前日には出しようがなかったパワー全開で、いつもながら黒い集団にはほれぼれ。
「清田のおかげ(?)で荻野が塁に出た~アジる声~牽制の連続~クルーズの二塁打」、他にもたくさんありましたが、応援する人間の発するエネルギーって、いろんなことを引き起こせるんですね。
今日は藤岡。さあ、どうなる?!
火曜日からの京セラ3連戦が私の観戦スタートです
先発古谷は粘り強いピッチングで要所での低めのストレートが良かったですね
昨年3勝をあげているお得意様とはいえ7連勝中の相手ですから
古谷でやられると3タテの雰囲気もありました
昨日のような大崩れをしない安定感があれば今年も期待出来ますね
大松のホームランはスタンドも一瞬入ったの!?と
半信半疑のような予想外ともいえる一発でした
岸田の低めの難しいコースを上手くさばいての
ホームランだけに復活かと思わせましたが
後の打席との差が大きすぎます(苦笑)
せっかく2年ぶりのホームランを放っただけに
今置かれている現状を何とか打破してもらいたいです
クルーズはコンパクトなバッティングですが
外野の頭を抜く打球にスイングの鋭さを感じます
仰せのとおり下位打線にこういう打者がいると
相手はやっかいですから今後も楽しみな存在です
スイングがだんだんと鈍ってきている井上あたりは
もっと振り回してもいいのにとはスタンドの声です
7連勝を止めて勝ち方も良かっただけに今日の試合も楽しみです
現状は根元よりクルーズの方が期待できますね。井上がちょっと心配、打てる気がしません。
さて藤岡、おそらく全国のロッテファンが注目しているであろう先発でのピッチングです。リリーフで良いのはわかっていますので、先発でもあの勇姿を。期待してます!
古谷は大崩れしない安定感がありますね。漂々と投げ込むポーカーフェイスと思いきや、味方が点を取った時の力強いガッツポーズに感動を覚えました。そしてその後しっかり抑えるし。1年間ローテーションを守って、勝ち星を重ねてほしいですね。
打線も、春井口が好調ですし、今江も当たってきてこのまま言ってくれれば援護無しで討ち死に問うことは無いでしょう。クルーズは仰るとおり下位打線の置いておく方が良いのかもしれませんね。守備の破綻は無いようですので。
あとは、今日の藤岡でしょう。中継ぎの時の140キロ台中盤のストレートが先発でも出せるようになっていれば良いと思います。気持ち的にはロングリリーフのつもりで行けるだけ行くという投球であって欲しいです。