12 川崎雄介 投手 26歳 年俸3000万円
【2008年成績】 65試合 2勝5敗1S 防御率3.00 60回 52被安打 7被本塁打 17与四球 2与死球 45奪三振 被打率.235
春季キャンプでランニング中に足首を痛めたことで出足が遅れた川崎でしたが、終わってみればホールド王の獲得と、2年目のジンクスにはまらない活躍を見せてくれました。
荻野とのOKコンビは健在で、中継ぎエースとして川崎への期待はさらに高まっています。
「12の呪い」と考えたくなるような春先の不調は、やはり投手としては致命的な足首の故障によるものなのでしょうが、それに加えて投げ込み不足も影響したのでしょう。
足元がしっかりしないところでのピッチング練習でフォームの崩れもあったでしょうし、序盤の川崎は悲しいぐらいに腕が振れていませんでした。
低めにボールを集めることが身上の川崎が、高めに浮いたボールを痛打されるのを見て、やはり2年目のジンクスかと嘆いたこともありました。
しかし夏場に入ってからはようやく肩が温まってきたのか、まさに見事としか言いようのないピッチングが復活しました。
川崎らしい腕の振りと戻ってきたマウンド上での躍動感を見て、まだ結果が伴っていなかったにも関わらず「もう心配ないのではないか」とここでも書きましたが、その通りに調子をぐんぐんと上げてきたことが嬉しくて仕方がありませんでした。
こうなると川崎は無敵で、持ち味のキレのあるストレートにスライダーやチェンジアップを駆使し、最下位に沈んでいたチームをCS出場を争うまでに引き上げたのも、川崎の奮闘が無くてはありえなかったと思います。
その川崎の心配しなければならないことは、やはり酷使による故障、あるいは故障まではいかずとも疲労により調子を落とすことだと思います。
今季も65試合とチームトップの登板数で、先発陣には過剰なまでの休養を与えるバレンタイン監督が、中継ぎ陣に対しては過酷とも言える連投を強いるやり口にはまった感じで、イニングまたぎのピッチングなどで苦労もしました。
中継ぎ投手は登板せずともブルペンでのピッチング練習で肩の消耗をしていますし、川崎である必要性を感じない場面での起用も目立ちましたので、ここはもう少し配慮をして欲しい、来季以降を考えれば強くお願いしたい点です。
また川崎の負担を和らげるためにも松本や古谷らの台頭を期待したいですし、ドラフトでも即戦力となる左腕の獲得や、新外国人投手の補強などの検討も必要だと思います。
来季も川崎中心の中継ぎ陣となることは間違いないでしょうから、怪我をすることなくシーズンを乗りきるためにも、ゆっくりと肩を休めるオフを過ごして欲しいと思います。
場合によってはWBCに招集されることもあるでしょうが、できれば辞退してじっくりと調整して開幕を迎えて欲しい、そう願っています。
【オリオン村査定】 3000万円 → 6200万円 (△106%)
かと言って高木に頼るのも先が見えませんので、今季の結果を踏まえれば松本でしょうか。
ただ彼の場合は制球難という弱点があり、また弱気の虫がでてくるとボロボロになってしまう癖がありますので、古谷あたりと競い合ってくれればと思います。
根本は個人的には服部とともに先発を争って欲しいな、と考えています。
よくやってくれました
チームが春先に苦しんでそして徐々に追い上げていく
その中での彼の役割は非常に大きかった
その結果ホールド王のタイトルもついてきたと思います
来シーズンももちろん期待したいのですがそのためにも
他の左投手がせめてもう一人出てきてほしい
もちろんバレンタイン監督も使いすぎてる部分もあるにせよ事実として他の左投手もサポートできていなかったと
思うので
貴方は違うのですか?
私は元々ペナントレース重視派で、北京五輪にチームに貢献していない里崎やサブローが候補として挙がっていることもここで批判しました。
そもそも開幕直前にアメリカの都合で開かれるWBCに参加することがどれだけの意義があるのか、未だに疑問に思っています。
もちろん選ばれて出場するからには頑張ってもらいたいですが、それも怪我などをしないよう、無理をしない範囲で、という消極的な応援です。
高校球児の好きな選手にサブローの名前が多く挙がるなど日本代表というステータスには一定の評価はしていますが、やはりペナントレースを置き去りにした大会には価値を見いだせません。
・・・と、自分のことは棚上げで人の意見を批判するのなら、これぐらい自分の考えを書いてみたらどうですか?
全く自分中心だね
川崎本人が行きたいと思ったらどうする?
YFKなどという言葉は、無知な記者がロッテの不調の理由を言い表すのに便利だから使っているだけで、既にチームには存在しないでしょう。
打順を固定することで各打者に自分の役割を認識させるべきだ、こう何度か書いてきましたが、これは投手についても同じだと思います。
ここで投げるのは俺だ!、と、ここで俺?では結果が違ってくるのは明らかです。
昨年からどうも川崎は使わなくてもいいところで使っている傾向が強く、もっときっちりとした役割を与えるべきだというご意見に同意します。
>takaさん
服部は先発タイプではないか、そう思っています。
ねじ伏せる球威があるわけではなく、かといって切れ味抜群の変化球があるわけでもなく、総合力で勝負するタイプだと考えているからです。
ですから服部には清水や小野の穴を埋めてもらい、藤田の穴は松本と古谷に頑張ってもらいたいと思います。
>王技虎【鴎】さん
それでも悪いときは悪いなりに投げられるようになった方だと思いますが、ボールが高めに入ると厳しかったですね。
こればっかりは捕手が体を使って低めだと指示しても、どうにもならないものみたいで、こういうときはスパッと交代させることも考えるべきなのかもしれません。
>富山マリンさん
タイトルを獲ったことは大きな自信に繋がるでしょうね。
それが慢心にならないよう、やはりお目付役の必要性を感じます。
清水がいなくなると、そこらが痛いです。
特に交流戦以降の7.8月の安定感は抜群でした。
ホールド王のタイトルを取れたのは大きいですが、なんといっても実質2年目のジンクスを乗り切ったことが本人にとっては一番大きかったのではないかと思います。
やはり心配なのは勤続疲労と故障ですね。
荻野もそうですが、川崎の持ち味は制球力なので、多少調子が悪くてもブルペンで修正して登板できるようになれば完璧かと。
彼も90点くらいの活躍でしょう。
結果的に大車輪の活躍をしてくれましたね。
防御率こそ悪くなりましたがホールド王は立派です。
それにしてもボビーには中継ぎの起用法を考えなおしてほしいですね。あの最後の消化試合の楽天戦で中郷などを使うのではなくてシコースキーを使ったのは少し理解に苦しみます。
また前と同じことを書きますが、来年は服部に台頭してもらわないと困ります!
リリーフとは先発に比べて、登板前の準備期間が圧倒的に短い分、一人ひとりに明確な役割を与えていないと力も発揮できんでしょう。
そういう意味ではどんなに打たれても役割を変えなかったYFKは良かったのかな?
個人的には川崎→荻野→伊藤。この流れを来季期待したいところです。今年のチームの結果は残念でしたが、川崎・荻野・伊藤らにはとても良い経験になったはず。来季こそYFKという言葉を消し去って欲しい。